ロジカル・シンキング (Best solution)

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492531129

感想・レビュー・書評

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  • 参考になったし分かりやすいけど、結局演習とかをやらないと身につかないことを痛感…。せめて途中途中にある演習の答えは載せて欲しかった…!!

  • 他のロジカルシンキング本を読んだ後だからか分かりやすかった。初学者向け。
    しかし頭では理解できても実際に使えるようになるには訓練するしかないのだなと実感。

  • 話が飛んだり繋がってなかったりすると、説明はうまくいかない。
    説明のパターンとして「並列型」と「解説型」がある。並列型は理由や手段を並べたもの、解説型は結論に至った基準や考え方を解説するものと理解できる。解説型の方が丁寧なかんじがする。
    例題がたくさん載っていて頭の体操になっていい。ただ、全体的に文章が固くて特に後半は読みにくいと思った。

  • 様々な思い込みを破壊してくれた本である

  • メルカリ売却済み

  • ビジネスに携わるものなら必ず読むべきと思う程の名著。
    しかし、なんだかな、ビジネスマンというか、大手のひとやそれなりの経歴や学歴持ってたとしても、MECEに程遠いいよなぁ。
    せめて自分だけでももっと緻密にやらねば!と思わせてくれました。
    しかし、この本の登録者数4700人超えはすごい。学問のススメと同じくらい登録者いるのか。まさに隠れた名著。

  • ロジカルシンキングの手法が網羅的に解説してあります。そもそも、ロジカルシンキングとは、「知っている」ではなく「活用できる」まで定着化させ、日常的に活用しなければ意味がない。

  • 改めてMECE so what/why so の重要性を学べた。
    以下ポイント

    【要旨】
    ・"課題と答えが一致しているか"に敏感になる
    ・相手に伝えるべきメッセージは「課題」「答え」「相手に期待する反応」 の3点セット
    ・結論は短かければ短いほどいい というわけではない
    ・論理の型において、縦はso what/why so の関係に 横は MECEの関係になっていなければならない
    ・論理パターンには"並列型"と"解説型"の2種類が存在。
    その都度、どちらの型が適当か考える癖をつける

  • 20190414 再読

    コンサルファーム内でロジカルシンキング講師を務めるにあたり、storyboardingで混乱し始めたために読み返しました。結果、腹落ちしました。やはり原著は凄いです。今でこそ、ここに書いてあるものは「常識」と思えますが、2001年に出版された当初のインパクトの凄まじさは容易に想像できます。

    1部で「論理思考の原則」、2部で「論理を整理する技術(MECE・話の飛び)」、3部で「論理を構成する技術(並列型・解説型)」を説明しています。
    この本の最大のウリは、何といっても3部です。混乱しがちな論理の型を端的な2種類(並列型・解説型)に分けたうえで、それを組み合わせる場合にそれぞれどんなシーンに適用できるかを説いていただけます。今や、MECE・話の飛びを説明する本は数多存在しますが、論理の型にまで踏み込んでいる本は、2019年の今もほとんどありません。一生重宝させていただくと思います。

    なお、本自体は、文体が固い、たまに冗長、空白行が少ない、余白が少ない、ページ切りが見づらいといったやや今の時流をふまえると改善の余地もあるように思います。全体に今っぽく書き直した本が出れば、再びヒットしそう。名著なので、若い子にもぜひ読まれるようにアップデートしていけばよいなと、一読者として思います。


    ----------(以下、自分用メモ)----------
    ■1部
    ・メッセージには、課題(テーマ)・答え・相手に期待する反応の3点が必要
    ・相手に期待する反応 ⇒理解、意見や助言・フィードバック、行動
    ・答え ⇒結論、根拠、方法
    ・結論が伝わらない ①課題の要約になっていない、②「状況に応じて」の多発
    ・根拠が伝わらない ①FACT/事実の混同、②前提や判断基準の伝達不足
    ・方法が伝わらない ①自社以外にも通じる、②修飾語の多発

    ■2部
    MECE
    ・重複、漏れ、ズレ

    話の飛び
    ・観察のSo What? 提示した事実を全体集合として、言えることを要約(同じ種類の情報を抽出)
    ・洞察のSo What? 複数のデータから一定のルールや法則を導出(違う種類の情報を抽出)

    論理とは
    ・論理とは、「結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に、縦方向にはSo What? / Why So? の関係で階層をなし、また横方向にはMECEに関係づけられたもの」
    要件① 結論が課題(テーマ)の答えになっている
    要件② 縦方向に結論を頂点として、So What? / Why So?の関係が成り立つ
    要件③ 横方向に同一階層内の複数の要素がMECEな関係にある

    ■3部
    並列型:シンプル
    解説型:じっくり

    並列 x 並列:結論の是非を議論する必要なし。正しく理解してもらいたい
    解説 x 並列:全体の方向性を議論したい。方法は全体像のみ端的に
    並列 x 解説:全体の方向性は合意済。方法を議論したい
    解説 x 解説:重量級。コミュニケーションを分けた方が無難

  • Kindle Unlimitedで読んだのですが改めて購入して
    論理的思考の基本書ですね
    (Kindle Unlimitedだとどうしても読み飛ばしてしまうせいかKindelに読み慣れていないのか良書に思えなかったのですが、紙の書籍で読むと違う)

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著者プロフィール

照屋 華子(テルヤ ハナコ)
コミュニケーション・スペシャリスト
コミュニケーション・スペシャリスト。企業におけるロジカル・コミュニケーション定着のためのサポート提供とともに、論理思考やロジカル・コミュニケーションに関する研修を多数企画・実施している。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(経営学研究科経営管理専攻経営管理コースで卒業研究担当)、首都大学東京大学院非常勤講師(経営学研究科経営学専攻経営学プログラムでロジカル・ライティング担当)。東京大学文学部社会学科卒業後、株式会社伊勢丹(当時)広報担当を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社でコンサルティングレポート等の論理構成・日本語表現にアドバイスをするエディティング、コンサルタントや顧客企業対象の論理構成に関するトレーニングに携わった後、独立、現在に至る。著書の『ロジカル・シンキング』(共著)と『ロジカル・ライティング』(ともに東洋経済新報社)はロングセラーとなっている

「2018年 『ロジカル・シンキング練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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