- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260750
感想・レビュー・書評
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「家族、趣味、夢は、仕事がうまくいってこそ得られるサブセット」という筆者の前提に同意できず、微妙な気持ちで読み始めたが、いたってまっとうなことが書いてあった。「機能で競っている人は、いつか年下に負けるときが必ず来る。…どこかのタイミングで、エンプロイアビリティとは関係ないところを習得しなければならない」カレーの例えも面白かった。「上手に主役を引き立て、全体の味を調え、なくてはならない存在として不動の地位を保っている」自分に飛び抜けた才能がないなら、肉ではなく、玉ねぎみたいな存在を目指すべきか…。
「やりたいことは『やりたくないこと』から見えてくる」も言われてみれば、その通り。私の過去の決断もそうだったと思う。やりたいことを考えるより、やりたくないことを避けることを考える方が簡単だし、結果的には自分が望む方向に進む近道になる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく自分で考える
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仕事上のプライオリティや、大状況が把握できていないために、まじめに働いても結果がともなわない「残念な人」にならないためのヒントを提示している本です。
具体的な例にそくして説明がされているので、それぞれの読者が仕事のなかで役に立つ部分を見つけ出すこともできそうです。また、自分の仕事に直接関係がないという読者でも、自分の仕事の姿勢を見なおすための視点をあたえてくれそうな内容だと感じました。 -
散漫な印象。内容の浅さから、ターゲットは入社5~10年くらいかと思ったが、40代を狙っているような記述があり、違和感。誰に読ませたいんだろうか。
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私は読書といえば小説しか読まないし、
実用書があまり好きではありません。
この本もやむを得ずという感じで読むことになったのですが、
付箋を貼りまくることになりました。
まず、残念な人という言葉にドキッとしました。それで買いました。
かなり分かりやすく実体験を含めて書いてあるので、
さらさらと読めます。
当たり前のことしか書いていないように思うかもしれませんが、
実例があるので砕いて理解でき、
実践しやすいのではないかと思いました。
普段こういう本を読まない人にも読みやすいと思います。 -
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もっと重い内容の本かと
思いましたが、予想を裏切り
軽くわかりやすい本でした。 -
本八幡 ブックオフ
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評判倒れ 駄本である
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日経新聞広告のタイトルに触発され、購入。文章は読みやすく、興味深いことも書かれていたが、1冊のまとまりとしては惜しいところ。
全体にマーケティング系のコンサルタントを経験してきた著者だけに、マーケティング中心の話が多い。
あと、売れるセールスマンと売れないセールスマンの違いとか。
恐らく著者は世の中のビジネス本を多読しているようなので、本の後半は特に何かの成功本で読んだことのある内容が多かった。意図せずして書いたのだろうが、まったく新しい考え方、というのはみんな欲しがってるけど、難しいことなのだろう。
著者の言いたかったことは「今のやり方がおかしい、工夫すればよくなることを気づくことが大事」と「気が付いたことを放置せず、行動におこすことが大事」かな?
SMARTの法則
Specific(具体的である)
Measurable(測定可能である)
Agreed(納得している)
Realistic(実現可能である)
Timely(今やるべきことである、または期限がある)
ハーズバーグの2要因論
・「好き」の反対は「無関心」
・「不満足」の反対は「不満足が存在しないこと」
※著者のサイン本だった