ハムレット (白水Uブックス (23))

  • 白水社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070239

感想・レビュー・書評

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  • ・最後は、みんな死んで、ノルウェー王子フォーティンブラスにデンマークを譲るというところが、意外。

  • 小田島雄志訳。あまりにも有名な「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」の箇所は、訳者の新しい解釈だそうだ。自分的には、小田島訳の方がしっくりきた。
    初見だが物語として面白く読めた。確かに結末は悲劇なんだけど、狂人を装ったハムレットの皮肉たっぷりの台詞などニヤリとする場面も多い。
    芝居で見たくなる。

  • はじめてシェイクスピア作品を読んでみました。
    が、残念ながら、いまいち感動できませんでした。
    この戯曲形式に慣れていないのか、
    想像力や感性が乏しいのか…。
    作品にというより、この作品を味わって凄いと思えない自分にガッカリ。

  • ハムレットの"狂気"がきっかけとなり色んな人が死んでいって、(元はといえば弟=現国王が悪い?んだけど)、最後は大切な人たちもみんな死んでしまって、めちゃくちゃかなしいなと思った。

  • 誰もが知っている古典だが、日本人はあまり読んでいないと感じる。
    かくいう自分も何度か読んだが全然頭に入ってこなかった。戯曲に触れることが少ないからだろう。
    その点、小田島雄志役は読みやすい。
    他の戯曲も読んでみよう。

  • 4大悲劇のうちの1つ

  • 読んでみて、改めて舞台シナリオなんだなと気付かされた。そして悲劇ってそういう事かと。
    もしかすると結局はハムレットがおかしくなった事で起こった悲劇の連鎖なのかも。
    先王の幽霊は本物?
    信じるか信じないかはあなた次第です!

  • シェイクスピアを読んでみた。なんとも、表現が豊かで感情や考えの暗喩が多いことか。劇作品はこの時代を象徴しているのだろう。今のテレビは安っぽい。

  • 5幕もあるお芝居だ。有名なセリフは意外とシレッとあらわれて下手をしたら気づかないくらい。こう、いろいろ地口みたいなのがあって工夫を凝らして訳されているものと思う

    ピンと来ないといえば来ない。また舞台で見ると違うのかしらね。解説によれば読むもので演じるものでないとする評者もいるようだが

  • 「演劇論」の課題。改めて読むと、先王の妻、ハムレットの母の再婚は性急で、不倫の匂いがします。ハムレットが見た亡霊は妄想でしょう。マザコンの彼は母の再婚が認められなくて都合のいい物語を語らせたと思います。オフェーリアは父兄に忠実であり狂乱に至るのは不自然に思えました。時間をおいて読むと登場人物の印象が変わりますね。

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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