- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569635453
作品紹介・あらすじ
何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。「知ったかぶり」「矛盾だらけ」「繰り返しが多い」「具体例がない」「説教癖」など、思わず身近なあの人の顔が浮かぶ。そして、あなた自身も「バカに見える話し方」をしているのだ!文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。
感想・レビュー・書評
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全40項目の愚かな人の話し方事例集。
タイトルに騙されがちだが、頭ががいい人の話し方は一切記されていない(笑
頭がいい人は本書で挙げられているような話し方はしないということなんだろうが、誰しも何かしら「あ、これ私やってるわ」などと思い当たるところはあるんではないだろうか。
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「頭がいい人、悪い人の話し方 」とありますが、内容のほとんどが「頭の悪い人の話し方」の例なので、この本を活かすとすれば、反面教師的に学ぶ方法が有効です。
しかし、この本で残念なのは、著者の主観がかなり入っていて、本人の感覚値による実例ばかりで、しっくりこない例が多かったように思います。
そして、失礼を承知で申し上げると、
「そんなのは馬鹿のやること」のようなこき下ろしたような書き方にもあまり品を感じられず、とても「頭がいい人」の書き方ではないようにも思いました。
日頃たまった愚痴を本で解消したのかな?と思ってしまう一冊でした...。
出会うことがあれば著者の別作品に期待したいと思います。 -
話し方の悪い人を例をあげて書かれて その後 対策方法などが書かれているので 同じ会社の人に対しての自己防衛なども上手くこなせそうな内容でした。
もしかしたら 自分もどれかに当てはまってるのかも?
と思うと ドキドキしましたが ちゃんと 自覚するためのワンポイントも書かれていたので 良かったと思いました。
できれば
自分は最後の章の こんなバカなら許せる この程度なら被害はない という 人種に当てはまってれば良いなーなんて 思いました。(笑) -
2023年1月3日読了。すぐ感情的になる・決めつける・優柔不断など「頭が悪く見える人」たちがなぜそのように振る舞うのか、彼らはどう思考してその行動に至っているのか。周囲の人々は彼らをどう扱うべきか、また自分が「頭の悪い人」になっていた場合いかにその強固な習慣を断つべきか、などを極めて具体的・実践的に指摘する本。提示された実例たちには「いるわいるわ、こういう人たちー」と深くうなづく半面、こうした人々は自らの振る舞いの愚かさに気づいていない、という指摘から「もしかして自分も…」と次第に怖くなってくる。大人になり年齢を重ね地位が上がるにつれ「率直に苦言を呈してくれる」存在は大変貴重であり重要である、ということが身に染みる。普通の人は悶着を起こす前にただその「愚かな人」をさげすんで離れていくものだよな…。
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具体的な頭の悪い話し方を挙げて「そういう人に対してはこうしましょう、自覚するためにこうしましょう。」という構成で細かく分けられて記されているのでまあまあ読みやすい。しかし、反面教師がたくさんあっても肝心なのは「どのような話し方をすれば頭が良く見えるか」で、その内容が足りなさすぎるなと思う。反面教師はいっぱい提供するのであとは自分で考えてくださいってことですかね。頭の悪い人だと「こういう話し方さえしなければ頭良い話し方してるってことだ!」って思っちゃうかもしれませんね。
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・もう一度読みたいか:はい
・仕事に活かせるか:はい
・プライベートに影響するか:いいえ
・読めない漢字の量は:4
(1非常に 2多い 3普通 4少し 5無い)
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著者が大学入試小論文等添削指導されてきたせいか、手厳しい。
頭のいい人の話し方の事例がもっと欲しかったな。
愚かな文章の特徴は愚かな話し方の特徴であると確信とのこと。
何だか読んで凹んでばかりの1冊であった。 -
題名は、『頭が悪い人の話し方』の方が適している思われる内容でした。筆者が頭が悪いと感じる40の話し方を紹介しているだけにとどまっていたので。筆者は、「頭が悪い人の話し方でないこと」が「頭がいい人の話し方」なのだ、とそう思っているのかもしれませんが必ずしもそうなるとは限らないのでやっぱりこの題名はふさわしくないと思います。
人のことをよく観察なさっているなぁと思いました。確かにこんな人いる!!とも感じたし、これ自分だ...と感じることも多かったです。バーナム効果半端ないです。悪い話を具体的で的確な例を示して説明しているところはとてもよかったと思います。
この本では「この種の人は~である」と筆者の主観で人々を判断し分類することで成り立っています。これは筆者の言う「根拠を言わずに決めつける」愚かな話し方(書き方)に他なりません。
頭が悪い人の話し方を用いて頭の悪い人の話し方を語っているのは滑稽でしたが、なかなか説得力のある内容も含まれていたし、なにより最後まで面白く読ませていただいたので★3つということで。-
2018/12/23
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2024/04/03読破
一言
本書の中でも矛盾している記述があり、新しい案件はあまりなかった -
可もなく不可もなく。
新しい知識や考え方とは出会えなかった。
自分のことを話し過ぎるかもなーとの気付きはもらえた。