かいじゅうたちのいるところ

  • 冨山房
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本棚登録 : 6099
感想 : 570
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002150

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが大好きな本。やんちゃな少年がお母さんに怒られて、ふてくされて勝手にかいじゅうたちの島に行くお話。かいじゅうたちに言うことを聞かせてかいじゅうおどりをさせるシーンとか、とても可愛く、子どもも心がわくわくすると思います。
    でも、やっぱりお母さんが恋しいんだよね。
    母が読んでも、子どもにとっても最後はほっこりと安心できる、必読必携の一冊です。

  • たべちゃいたいほどすきなんだ

    なんて言うかいじゅうの言葉は文字通りに読めば怖いんだろうけど、
    ある意味究極の愛情なんじゃないかと思う。

    ひと夜の夢みたいなお話。

  • 先日の絵本展で思いもかけず大好きなセンダックの絵に遭遇。
    それが「かいじゅうたちのいるところ」の原画でした。
    あぁ本当に線と色の細やかな使い方が絶妙です。
    怖いはずのかいじゅうたちがこんなに威力的だなんて!
    森に夜空に踊るかいじゅうたち。
    一緒に月の灯りでダンスしたい。

    たべちゃいたいほど おまえが すきなんだ
    たべてやるから いかないで

    かいじゅうのぬいぐるみをきていたずらをするマックスにおかあさんが
    「この かいじゅう!」 
    夕飯ぬきよ!と部屋に閉じこめられたマックス。
    いつのまにか部屋に木が生えはじめてどんどん伸びて大きな森に!
    マックスの長くて短い素敵な冒険でした。

    センダックの本は本当に好みのツボにすぽっと入ってきます。
    はずれがないです~。
    なんと映画化とか!チェックしなくちゃ。

    お気に入り度:★★★★★
    (2009年9月24日読了)

  • ずっと読みたかった絵本。 絵が上手だし、お話も簡単で引き込まれる。 怪獣たちは、お母さんの事かな。

  • 典型的なやんちゃボーイが、誰かさんの温もりでほんわかするところに、こちらもほんわか♪

  • マックスはおおかみになりかいじゅうになった。かいじゅうたちのいるところはマックスの想像全開の世界。子どもは想像でこんなところまで行けるんだ。マックスのこうだったらいいなが詰まった世界。かいじゅうたちと踊って遊んで王様になって。でもいつだって帰ってこられる場所がある。安心してどんどん世界に飛び出せばいい。

  • 妹と二人で夜の留守番が多かったので、ありえない世界やイタズラを作り上げていたことによく似ています。やはりあったかい朝ごはんをみるとほっとしたのを覚えています。

  • 子どもにとっては、夢でも妄想でもないほんとうの冒険。

    それを見事にセンダックは表現している。

    「1ねんと1にち」の航海ってのが良い。

  • 「かいじゅうの王様なのに夕飯になっちゃうのかよ。」(S9)

    なんとなく自分と重ねて読んでいるチビちゃん。
    ラストにちょっとホッとしている。
    名作絵本ということでよく紹介されている絵本。
    でもどうも思っていた内容と違って拍子抜け。
    映画になったというので、どんなドラマチックなことが!と思っていたけれど、これをどう映画にしたのか観てみたくなる。

  • 旦那も息子も大好きな一冊。
    かいじゅうたちの絵に迫力があります。
    かいじゅうたちと少年が踊るシーンが
    3ページにもわたりますが、
    ここは「うっほっほ、うっほっほ」
    と盛り上げます笑

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著者プロフィール

1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。絵本作家。
アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。

「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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