- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575236941
感想・レビュー・書評
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読み始めて、これ読んだことあると思ったけど内容を思い出せないので結局最後まで読んでしまった。湊かなえあるあるなのでは?
好感が持てる好きな登場人物が一人もいない小説もなかなか珍しい。関係者の語ったことが真相になり、野次馬は自分の信じたい虚構を信じる。死人に口無し、生きていく家族には未来があるというところか。
借りた本は覚えてないと重複するからこうして記録を付け始めて、丁度一年後にその通りの重複が起こるという出来すぎたオチで今年もそろそろ終わりかな。 -
913-M
人気作家コーナー -
二度目
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中学生の時ってこういう感情あったよなーと実感。
多感な時期って誰にでもあった。
何が嫌なのか親(大人)には伝わらないんだよなー。
途中観覧車の言葉が出てくるも、なかなか繋がらず。最後にタイトルとの関係性がわかり更に作品の良さを感じました。
これから湊かなえの他作品も読んでみようと思いました。 -
高級住宅地に住むエリート一家で起こったセンセーショナルな事件。家族の絆を感じられる本でした!ページをめくる手が最後まで止まらない。流石、湊かなえさん。真相は意外とあっさりしていてイヤミスではない気がしますが、これはこれでいいと思いました。事件の真相に至るまでのイジメや人間の負の部分を表したブログなどが生々しく表現されていて感情移入ができます。夜行観覧車という題名で観覧車が何かしら関わってくると思っていましたが観覧車は重要なものではなかったため再度読み込んでみて夜行観覧車の関わりについて考えたいと思いました。
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生々しい人間のやり取り。そういう終わらせ方もあるんだ、とモヤモヤは残りつつも意外とこういうことあるのかもなとリアルさもあった。