はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576082110

感想・レビュー・書評

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  • 5つのステップで「次にとるべき行動」を考える習慣をつけて、「仕事」をもっと快適に進めていこう、という話。賃金を得るための労働としての「仕事」だけでなく、家事なども全て含めた「仕事」について。なので、一番の肝としては、「収集」の段階で、どんなに些細なことでもとにかく頭に引っかかってる物事は全て書き出す必要がある、ということ。それをして初めて、行動に移して諸々を片づけていけるようになるよ、という話。
    結局ここに載ってたファイリングシステム(「収集」したものをいくつかの大きなカテゴリに分けるためのもの)は導入してないけど、備忘録ファイルは導入した。日付ごと、月ごとのファイルにメモや書類をひとまず入れておく物理リマインダー。使いこなせているかと言われると微妙だけど、色々なところに散乱して〆切を過ぎてしまいがちだったりしたあれこれを進めやすくなったように感じているので、導入効果はマイナスではなかったと思う。
    あと、Todoist(アプリ)も使い始めてみた。こちらもまだまだ使いこなせていない感じがあるので、有効活用したい。
    「ストレスフリーの仕事術」は本書の続編だそう。
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    メモ:GTDの基礎@43p:(「気になること」の)収集→(意味と選択肢を明らかにする)処理→(「処理」結果の)整理→(選択肢の)レビュー→(選択肢=行動の)実行
    メモ:55p以降にたびたび登場するGTDのワークフローが有用

  • 仕事管理法としてのGTD(GettingThingsDone)のシステム紹介、その細かいやり方についての指南。仕事管理法と表現したがプライベートも合わせて人生全体の「プロジェクト」を管理するためのかなり力強い方法論であることは多くの支持者を集めていることからも推測できる。

    収集、処理、整理、レビュー、実行というプロセスを通じて、頭の中にたまりがちな気になることを全て外に押しやり、今すべきことに注意を集中させ、生産性を向上させる。

    一見簡単そうであるが、システム自体を見直すというプロセス(レビューがそれに当たる)が入っており、継続して続けていかないとこの効果は発揮されない。

    マニャーナの法則などは一日の仕事のやり方、管理法に特化した物だが、これはもっと広いスパンで人生や仕事を俯瞰する際に便利だと思う。

    全てのホワイトカラーについてかなりの効果を上げられるとは断言しにくいが、多くのプロジェクトを抱え、日々さまざまな情報が入ってき、それに脳が押しつぶされそうな状況に陥っている人にはお勧めの管理手法である。
    実際仕事整理術というよりは「脳内整理術」というのに近い感じがする。

  • 座右の書。要領の悪さで悩んでいる自分がこの本を読み、人生観が変わった。今後もGTDを元に自分なりに効率良く仕事が進められるやり方を模索していく。

  • GTDについて、初めての人にもわかりやすく解説した本です。収集、処理、整理、レビュー、実行を、本を読みながら実践してみましたが、今やっている行動により集中できるようになりました。
    一読するだけでなく、何度も読み返したい本ですね。

  • やることを全て書き出すとかは以前からやってたし、文書が全体的に胡散臭くて、けっこう期待して読んだんですが本自体はぶっちゃけ微妙でした…。
    そんな中でなるほどーと思った点は、プライベートと仕事を分けないで考えてるところと、ずっと進まない作業とかは次にやることを考えれば進む、は実践しようと思いました。

  • 読もうと思った理由
    意思決定スピードをどのように上げればいいかそのヒントが欲しかった。

    読んだ感想・答え
    プロジェクトの明確化(ゴール設定ネクストアクション決定)
    2分を境に意思決定する
    週次定期レビューを行う
    をまずは、実行する。

    すでに古くなってアナログな部分もあったが、すでに導入しているtoodledoとうまくハマりそう。
    今回は、大枠の構造を理解しただけなので次回詳細を読み込む。

  • これがバイブルとも言われる情報整理術か。ずいぶん昔の本だったんだな。かなり複雑な手法に感じるのだけれど・・・。

  • やっと読み終わった。
    omnifocusでGTDをやりはじめて数年。
    最近の仕事の進め方がうまくいってないことをきっかけに、もう一度原典に立ち返ることに。
    読んでいない部分に重要なことが書かれていて、自分が設定していた「プロジェクト」と「コンテキスト」がチグハグになっていたことが混乱の元だった、ということもわかった。
    これからはプロジェクトとコンテキストを見直して、改めて進めていくつもり。
    折に触れて読み返す本になると思うし、続編も読むべきだと感じている。

  • GTDのみならず、人生を豊かにする手法を学べた感じ。まずは次にすることを明確にして、ナチュラルプランニングを行い、実践!改めて頭の中を空っぽにしようっと

  • ナチュラルプランニングモデル:目的と価値観を見極め、結果をイメージし、やるべきことをブレインストーミングし、順番を整理する。
    全てのプロジェクトで(長期的なものでも)、次に取るべき行動はなんであるかを考えること。次に取るべき行動をはっきりさせることで、先を心配してなんども頭を悩ませる必要がなくなる。

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著者プロフィール

デビッド・アレン
生産性に関する考察で世界的な影響力を持つ権威。
ニューヨークライフ保険、世界銀行、フォード財団、L・Lビーン、米海軍などの相談役を務め、講演を行なう。
全米で個人や団体向けにワークショップを主催。デビッド・アレン社の会長。人材管理、幹部指導に35年以上の実績がある。
「ファーストカンパニー」「フォーチュン」「ロサンゼルスタイムズ」「ニューヨークタイムズ」「ウォールストリートジャーナル」など、多数の新聞雑誌で紹介。
本書は米国以外にも30カ国以上で出版されベストセラーとなっている。

「2015年 『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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