卵一個ぶんのお祝い。 (東京日記)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582832822

感想・レビュー・書評

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  • 東京日記、ぜんぶ読もうと思って。
    日常のことを、ふわふわと、たまにどきっとするような描写で。

  • 川上弘美の、概ね本当日記。本当でも嘘でも良い、面白かった。こんな日常なら楽しいだろうな。

  • 2012 12/14

  • 何気ない日常日記なのに、読んでておもしろい

  • すらすら読めたし、思ったよりおもしろかったなあ。

  • 「本書は、本当日記です。少なくとも、五分の四くらいは、ほんとうです。ふつうに生活していても、けっこう妙なことが起こるものだなあと、読み返しながら、なつかしく思い出しました。」(あとがきより)

    おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。からだ半分、ずれている。カワカミさんの、5分の4はホントの、日々のアレコレ。

    。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・

    H24.9.23 読了

    気軽に読めて、気が軽くなる。

    適当だけど、変なことにこだわったり。
    腑に落ちないのに、そのまま受け入れてみたり。
    ちら見されて、ちら見し返したり。
    黒い傘が桜色になっていたり。

    読み終わったあと散歩に出かけたくなった、カラっと晴れた九月の昼下がり。
    川上さんの他のエッセイ本と愛犬を連れて、公園へでかけた。

  • 2012.09.19

  • 東京日記の第一弾。
    ゆるさの源泉とも言える場所。
    うなぎ食べたい…。

  • できることなら、川上弘美女史とおこぜの薄造りで日本酒の温燗をちびりちびり飲りたいですねぇ。そして、女史に「今夕、某井氏とハチ公前で待ち合せてから、行きつけの小料理屋で大酒を飲む。満足」って東京日記4に掲載してもらえないかなぁ。無理だろうなぁ。だって一面識も無いもの。

  • 2001年3月から2004年2月までの日記ともエッセイともつかない何月某日の体裁を取った日記風読み物。5分の4はホントと帯に書いてあるからホントじゃないところを気にして読んでしまった。高円寺の商店街から海が見えるとか、趣味をレース編みにしようと考えるところとかめかぶのところとか。ほのぼのとして、少しおかしみのある、そんな日常。風邪を引いたので6年振りくらいに医者に行くのによそゆきのブラジャーとパンツにしたのにお医者さんは聴診器を服の上から当てて釈然としない川上さんが可笑しい。

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著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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