ライフ

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591162903

感想・レビュー・書評

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  • ひと、まち、に続き読了。
    同じようなリズムで読みやすい。
    大学を卒業して就職するが馴染めず立て続けに2社を辞め、その後はずっとコンビにでアルバイト生活。でもワンルームアパートのご近所さんとお付き合いが生まれて静かだけれど充実した生活。
    最後には自分の本当にやりたかったことが見つかりこれからそこに挑戦するという上向きな終わりで気持ちよく読了w
    遠くの親戚より近くの他人だよな〜

  • 荒川沿いに立つ筧ハイツ、コンビニ、図書館、高校もあり、喫茶「羽鳥」いつもの舞台が!
    安定の安心感と面白さ、親近感、読んでいて本当に心地良い!
    外食先が牛丼屋さんだったり…連作ではないのにどの本を手にしてもどこかで何かが繋がっているみたいな感覚が読んでいて嬉しいし楽しい(^^)
    一瞬癖のありそうな登場人物達も読み進めると皆とても気持ち良く、良い人達ばかり!
    人の関係性の距離感がとても良いですね。
    すっかり小野寺史宜さんのファンです(^^)

  • 暮らすような小説だった。
    私もアパートに住んでいるので、足音には気をつけようと思った。
    知らない人の人生について少し考えた。

  • 小野寺史宜 3作品目。

    「やりたいことがあるのにやれなかった人と、やりたいこと自体を見つけられなかった人、どっちがいいんだろうね」が印象的。どっちが辛い・淋しい。ではなく、いいか?って。ましって言う意味でしょうか?

    ”やりたいことを見つけられない”状態、どの程度の人が、大学卒業時点までに、やりたいことを見つけられるのでしょうか?そして、それに挑戦できているのでしょうか?

    本書では、”やりたいこと”って、特別・特殊なことではないと説く。やりたいことがないことは、ダメではないと説く。焦らなくてもいいと。きっと、普通に生きていくって、そういうことなのかもしれないと、感じる。

    エンディングで主人公は”やってみたいこと”を見つけて、新たな一歩を踏み出す。まだまだ、男性は恵まれている、と感じる。主人公が女性ならば、この展開は、想定できない。もっと狭き門かもしれない、と。

  • 出てくる人がみんな優しい、いい作品です。

  • ゆるーい感じがいい

  • 凄く面白いわけでもないし、凄く感度するわけでも、ワクワクするけでもない。でも、とても、良い本だった。ちょっと心が温まり、ちょっと前を向ける小説。

  • 本の世界に入り込んでしまう1冊
    夢中になってしまう

  • 名作

  • 読みやすくてすらすら読める。読んでて心が全く疲れない、むしろ、じんわり元気をもらえるような話だった。戸田さんのとこの姉弟がかわいい。

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著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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