造花の蜜

著者 : 連城三紀彦

• 角川春樹事務所 (2008年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[takeさんの感想 · 2011年1月17日]

何が、どう起こっているのか。
グイグイと引き込まれていく、劇場型誘拐事件。

どんどん読む進むと、
どんでん返しの連続。

でもどんでん返しが続き過ぎ。
ちょっとトリッキー過ぎて、人物像の作りこみが浅いかな。

[kirariyukoさんの感想 · 2011年1月4日]

途中まではすごくおもしろかったけど、なんだか最後が近づくにつれてなぁ…まさかのからくりはびっくりしたけど、なんか誰にも感情移入ができなかった。
そして現実的に可能な犯罪なのかと疑問に思った。

[riooさんの感想 · 2010年12月4日]

途中までは面白かった

[wagarumiさんの感想 · 2010年9月19日]

ミツバチ、誘拐がキーワード。
二重の誘拐事件には、今までに感じたことがない衝撃と驚きだった。
次の仙台での誘拐事件も、まさかのカラクリに、いい意味で騙された。
長編だが、あっという間に読めた。
最高に面白かった。

[Seiichi Sakuraiさんの感想 · 2010年8月17日]

幼稚園から子供が連れ去られて誘拐事件が起こります。でも、その誘拐事件は奇妙な事ばかり・・・。身代金を要求してこなかったり、幼稚園から連れ帰ったのはお母さんだとか、犯人側に不利になるような身代金の受け渡し方。うん？？一体何なの？な感じで展開が全く読めません。
そのまま意外な展開の連続。中盤からも誘拐事件の真相が明らかになって行くんですが、これまたアララララってな感じでびっくりするような意外な展開。
かなりのページ数だったけども、一気に読んでしまいました。
よくよく考えるとあり得ない話だし、考えさせられるようなお話ではないけども楽しんで読めました。

[たっくるさんの感想 · 2010年6月26日]

誘拐ものなんですが、ユニークです。大きく三つのパートに別れてますが、最初のパートは割と普通の誘拐ものっぽい展開を見せます。が、それ以降はなんだか不思議？な方向に話が進んでいくので意外性が楽しめました。

[chokusinさんの感想 · 2010年6月5日]

正確には★3.5

[regulusさんの感想 · 2010年5月13日]

ちょっと長いかなと思うけれど、全体的には面白かったです。
個人的には登場人物の誰かに思い入れをもちたいほうなのですが。この本の登場人物にはいまいち入り込めず、残念でした。

[ちぃさんの感想 · 2010年5月9日]

序盤はスピーディな展開で楽しく読み進んだのですが、中盤以降の男のモノローグのあたりから退屈になってしまいました。
彼自身の推理なのか、真実として語られているのか、いつまでも続くのでげんなり。
最後の展開も、なんだかなぁーーという感じでした。

[kamisuke0117さんの感想 · 2010年5月8日]

前半かなりおもしろく引き込まれた。二重誘拐だけで終わらせておけばよかったのに最後の事件は必要なの？

著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」