この嘘がばれないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136077

感想・レビュー・書評

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  • 感動モノが読みたい人、有村架純さんが好きな人にはオススメの一冊。
    「コーヒーが冷めないうちに」を映画で見ていて、本屋さんでシリーズがあることに気づきすぐ手に入れた。有村架純さんファンとして、このシリーズは全て読まなければ…!と。数ちゃんを、脳内で有村架純さんの姿に置き換えて読んだ。
    映画と同じ雰囲気で、楽しめた。本で涙が出たのはひさしぶり。「さよならも言えないうちに」とかも絶対読もう!!

  • シリーズものなので、パターンは同じだけど、ついつい読んでしまう。過去に戻って話がしたい、というのはいろんなパターンがあるし、自分ごととして捉えることも簡単だからかも。未来に行くパターンが出たのは初だけど、これも面白いな、と。
    喫茶店の店員?の構成が変わりそうなのもちょっと気になる。この先の展開に繋がる布石なんだろうか。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • コーヒーが覚めないうちにの続編。コーヒーが覚めないうちにを前に読んだ時に、ある程度自分の中でこの喫茶店の雰囲気とか登場人物の想像が出来上がってたんだけど、この続編読んだらコーヒーが覚めないうちにを読んでもう1年以上経ってるのに、自分の中で出来上がってた想像の続きから入れた。それくらい自分の中に入ってきやすい本。でも前作では男だと思ってた人が女だということに初めて気付いた(笑)
    ついていい嘘、ついてた方がいい嘘は人生の中でたくさんあるんだろうなぁ。

    この物語の中では、過去に戻る事ができるのに、戻って後悔したことをやり直したとしても現実は変わらないっていうルールがあって、結局現実は変わらないのに戻る意味ってないと思うから自分なら戻りたいと思わんなあって最初は思ったけど、いくら現実が変わらなくても戻りたい過去に戻って、そのときに人に伝えきれなかったこと、できなくて後悔したことを伝えたりやったりするためなら戻りたいなぁって思った。

    けど今生きてる現実ではそんなことはありえないから、後悔しないように自分の思いとかを素直に全部大事な人には伝えていこうと思ったし、今やりたいと思うこと、今しかできないことはこれからも好き勝手やっていこうって決めた。

  • 前作の『コーヒーが冷めないうちに』と舞台が同じではありますが、1人1人の環境が違うので違った感動があります。
    読みやすく毎回感動できるので本当に好きなシリーズです。

  • いくつかのお話が入っていて、それぞれ完結します。本を読むのが苦手な人にはオススメです。
    感動しましたがほのぼの読む感じで、あまり読む気にはなりませんでした。

  • 今が変えられなくても会いたいと思える人が居るって素敵ですね

  • 続きものなので続けて楽しむことに。2年くらいの出版のタイムラグがあるものの続けて読むと全くタイムラグを感じない作り。

    ちゃんと続きものになってて嬉しかった(笑)

    オーディブルの子供口調が笑えるんだけど、そんなに子供っぽく読まなくても…(笑)

    どれも心に響くんだけど。この物語のテーマは死と生。死んでしまったら会えないという境界線を行き来できるからこそ、このテーマが語れるんだろうな。

    また何年かしたら聞き返したいな、と思える本。脚本家の方が書いたからなのか、タイムスリップの注意書き、かなり何回も何回も書いてあるよね。読んでるとそんなに気にならないのかもだけど聞いて読むと、かなり「またあの注意書きかぁ〜(笑)わかってるわい!」ってなる。

  • 君がこれから幸せになれば、その子は君を幸せにするために七十日という命を使ったことになるんだ。そのとき、その命には意味が生まれる。その子が命を授かった意味を作るのは君なんだよ。だから、君は絶対に幸せにならないといけないんだ。それを一番望んでいるのは、その子なんだよ

  • 過去に戻るまたは未来へと行くことができる不思議なコーヒーと喫茶店。死んだ妻や母親、親友に会いに行く。相手のためを思ってつく嘘と思い。ハートウォーミングな四篇。

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著者プロフィール

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレ、サウナ、シーシャ。モットーは「自分らしく生きる」。

「2023年 『やさしさを忘れぬうちに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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