- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763136077
感想・レビュー・書評
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「コーヒーが冷めないうちに」続編
前作で気になって仕方なかった、過去に戻れる席に居るワンピースの女(ユウレイ)の正体が判明しました(^∇^)
私は前作より続編の方が好きだなぁ〜〜
そして、"過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変わらない"というルールがいっそう切なく感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きなシリーズ2作目。
全話涙が止まらない。
たくさんの人生、後悔、あたたかさ、生き方が染みる。
「親友」二十二年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
「親子」母親の葬儀に出られなかった息子の話
「恋人」結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
「夫婦」妻にプレゼントを渡せなかった老刑事の話
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「コーヒーが冷めないうちに」続編
過去に戻ることで当事者が救われる切ないストーリー4話。第1話の「親友」が特に好き。時田数と白いワンピースの女の関係なども見どころ。後悔しない生き方は難しいけれど、時々立ち止まることがあっても前を向いていきたいと思えた。 -
2018.11.14
それなりに面白くはあるんだけど、そこまでじゃないかなぁって。
個人的にしっくりこない点がいくつかあって、
過去に戻っても現実を変えることができないのならパラレルワールドが存在するわけで、過去に戻るあるいは未来へ行くことによって自分が何かしらの情報を得てそれを活かせれば良いけど、そうじゃなければ辿り着いた世界では伝えたいことや渡したいものを伝えられて渡すことができたとしても他の世界では相手は何も聞いてないし何も渡されてなくて何も変わってないんだからただの自己満足じゃんって思ってしまった。
あと、最後の終わらせ方が無理矢理すぎてまとめようとしてる感がすごくて、なんかな、全部明かしちゃってもったいないな。もっと想像に任せれば良かったのに。
まだコーヒーが冷めないうちにの方が泣けたし面白かったかも...。 -
こちらも、映画「コーヒーが冷めないうちに」の原作、ということで読んでみました。
先日読んだ『コーヒーが冷めないうちに』と同様、ルールの説明がくどかったり、日本語の使い方に違和感があったりはしましたが、『コーヒーが冷めないうちに』よりは、こなれた表現になったようで、違和感は薄れました。
単に、著者の文体に自分が慣れただけかもしれませんが。
このシリーズは、さらに続きがあるようですが、自分が読むのはここまでの予定です。
これで、映画の内容はカバーできましたし、映画の方が原作よりよい、という印象は、この本でも変わりませんでした。
また、ここで終わるのが、映画の世界観の余韻も楽しめそうな気がしています。 -
自分が亡くなっても、みんなが幸せに過ごしてもらいたいと思う。
そのために、自分の考え方を改める必要があると思わされた。
人が亡くなることで、後悔や自分を責めても意味がない。
亡くなった人は、そんなことを考えていないのだから。
むしろ幸せに過ごしてて欲しいと思うはず。
そうの思考を小説から教えてもらいました。 -
発表順ではないけれど2作目
先に読んだのがとても面白かったので、続いて別の作品を。同じシチュエーションのタイムトラベル・ファンタジー。過去へ行った人も、未来に行った人も、そこで出会うべき人もその後の人生が変わるのではないの?という疑問が引き続き残るものの、かたいこと言わずに楽しもう。
今回は「数」さんがヒロインかな。幽霊の正体も分かったし。でも、幽霊の謎は残ったままだから、まだまだ読まないと。 -
一気に読了♡
『コーヒーが冷めないうちに』と
同じくらい感動する話!!
どの嘘も誰も傷付かないような嘘、、。
人を思いやる嘘、、。
過去を戻ることに意味などあるのかと
思うことが多かったけど、
現実が変わらなくても戻っていいことも
あるんだなと思うと現実にあったら
行ってみたいなって思う!
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安定の面白さです。連作ですが、一つ一つの話が面白いので、すごく読みやすいです。