この嘘がばれないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 6350
感想 : 464
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136077

感想・レビュー・書評

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  • 過去に戻ることが出来る喫茶店が舞台のシリーズ作品2作目。
    前作を読んでいなくても特に問題はないですが、やはり前の作品を読んでいる方が雰囲気も登場人物の状況も理解しやすいかもしれません。

    今回は表題通り『嘘』がテーマ。
    どの嘘も悪い嘘が無くて、もうジーンときます。
    大どんでん返しも意外な結末もないのですが、良いエピソードばかりであっという間に読み終えてしまいました。
    最終話の『夫婦』は特に良かった。
    登場人物全てが救われて、それでいて少しだけ明るい未来が待っている感じもして読んでいてじわーっと暖かい気持ちになれました。

    巻末で作者は元々舞台劇出身の方というのを知りました
    成程、この設定はたしかに舞台でも観てみたい!

  • 前回の謎がちょっとわかった。泣けるお話しでした。シリーズ3も読みたい。

  • 相手を幸せにするために自分が幸せになる生き方★★★★★

  • それぞれ愛情溢れる思いに涙しました。
    過去や未来に行ってたったの数分でその後の生き方が180度変わる…君を幸せにするために70日という命を使ったことになる。だから、君は絶対に幸せにならないといけないんだ。生きる意味とは…生きている中で立ち止まって考えてしまう時があると思う。そんな時にまた読みたい。

  • 幸せになっていいんです。
    その言葉が響きました。
    このシリーズとても好きです

  • 今回も泣いたー!移動時間に読んどったけど、物語に入り込みすぎて気づいたら泣いとった笑
    数がちょっとずつ感情的になってく姿も良かった。
    続きがすごい気になる!今日は寝て、明日また読み始めよう!

  • 昔、電車内の広告で泣ける!!!と宣伝されてた本で興味があったので読んでみた。

    なにも変わらないと分かっていて過去や未来に行くことについてはじめは意味がないと思ったけど、読み進めていくうちにそんなことはないと思わされた。心に変化が訪れるのは行く価値があるなあと感じた。

  • とても感動しました!
    コーヒーが冷めないうちにから読んでいて、前作から続いていてとてもいい話でした。

  • このシリーズは毎回泣けるなぁ。。。
    みんながそれぞれ相手のことを大事に思ってるのが伝わるから。


    1作品目よりも、今回の2作品目の方が私はより好きでした。

  • 2回目。過去に戻れるって知ってる相手に、未来から会いに行くのは皮肉だよね…自分はもういないんだってわかっちゃう。
    未来に行くのは、会える世界線があるなら生きてる可能性もあるってのは少し違うんだ。わからない。
    人とのかかわりに意味を作るのは、自分自身。

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著者プロフィール

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレ、サウナ、シーシャ。モットーは「自分らしく生きる」。

「2023年 『やさしさを忘れぬうちに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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