この嘘がばれないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 6349
感想 : 464
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136077

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。過去に戻ったり未来に行ったりして素直に気持ちを伝えるのって大事だなって。ただ日頃から素直に気持ちを伝えるのはめちゃめちゃ大事だよね。サボらないようにしたい。

  • 愛する人って人それぞれです。約束を守っていたら 死ななかったのに。刑事さんの悔やむ姿が目に浮かぶようでした!!

  • 自分にとってその人のことをどれだけ大切な存在なのか失ってから気づくのでは無くもっと前から気づくことができる人になりたい

  • 前作以上に泣いた気がします。
    『恋人』から『夫婦』はずっと涙出る。

  • [本心]を読んだ後だったから、余計に心温まる。

  • 面白味を感じなかった。

  • 本当に、前作もそうだけど、没頭して読み始めると、うっかり泣いてしまう。
    家でしか読めない

  • コーヒーが冷めないうちにの続編
    前作から7年経って、謎が少し解けたり、深まったり…
    特に第一話と第三話が心に染みた。

  •  死んでしまった誰かにもう一度だけ会えるとしたら。わずかな時間に、何を話して何を伝えたいと思うだろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。

     時間を移動できる不思議な喫茶店が舞台の前作『コーヒーが冷めないうちに』の続編です。舞台は変わらず、時間を飛び越える際のルールも同じ。前作同様、喫茶店に訪れる人のストーリーに喫茶店で働く人の人物関係や過去が少しずつ編み込まれて、話が進んでいきます。
     今回の4つの短編は、どれも誰かの『死』に接するものでした。
     大切な人の死を思う時。
     大切な人を残して自分が死んでしまうことを悟った時。
     もし『あの日』に戻ることができたなら、何をどう言えばいいのか。
     4編とも、心に迫るものがありました。

     大切な誰かが死んでしまって、そのことによって自分は幸せになってはいけない、そんな資格はないと思ってしまうことは、その大切な誰かを不幸にすること。そんな風に考えたことは、今までありませんでした。
     その人の死を無駄にしないためにも、なんて物語の中のきれいごとだと思っていました。
     けれど、そうではないのかもしれないと今は思います。
     その人の生に、死に、意味を見つけられるのは生きている自分なのだと思ったら、前を向いて歩いていくしかない、と。
     作中で、流産をしてしまったことで罪悪感に苦しんでいた女性にかけていた言葉を、私も胸に刻みたいと思います。

  • 小さな優しい嘘。
    うるうるしちゃうけど最後はほっこり。
    あなたは幸せになっていいんですよ。

    後押ししてくれる人たち。
    とても素敵。

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著者プロフィール

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレ、サウナ、シーシャ。モットーは「自分らしく生きる」。

「2023年 『やさしさを忘れぬうちに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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