千円札は拾うな。

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763196804

感想・レビュー・書評

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  • 成功する人は、千円札よりはるかに価値のあるものが見えている。

    •人と違う結果を出すためにどうすればいいのかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」である。
    •優秀な人というのは、暇な時間ができると「考える」時間にあて、そして必ず何か新しいものを生み出す。
    •「今の自分は何点か?」という質問で、自分の変化値がわかる。
    •成長とは「自分を捨てる勇気」。成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではなく、間違えた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び下りることができた人。
    •過去の自分を捨てることによって、人は初めて新しい自分を得ることができる。
    •「無謀なほど高い目標」を掲げることで、大きな変化を生み出す。
    •常識と、非常識の周りには、どちらにも属さない「常識外」という未知の可能性に満ち溢れている。
    •投資先として確実なのは、人材•情報•ブランドの3つ。
    •生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。必要なときに必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけること。
    •今蓄えているお金を自分に投資することで、人生はもっと豊かになる。
    •男性は30歳ぐらいのときに気に入った店にずっと通い続ける傾向が強い。一方、女性は流行に敏感で、次々と新しいものに変化していく。
    •その人の変化値は「捨てられるものの量」で決まる。執着するものが少なければ少ないほど、楽に生きることができる。
    •日本人は、世界で最も変化に強い民族。特に日本人女性は世界で最も変化値の高い存在だと言える。
    •男が大成するかどうかは、お金の使い方、時間の使い方でわかる。
    •どうしても答えが見つからない場合、重要なのは「早さ」。
    •今が「どんな時代なのか」を見極める。変化の時代には、変化することを選択し、安定の時代には、安定を選択する。
    •今与えられている仕事を極める努力もせずに、次のビジネスに行ってもそれは成長とは言わない。
    •どこかで覚悟を決めて、その穴を捨てることが必要。
    •そのときはとても大事だと思っていたものでも、手放してみると意外と「あんなものを大事にしていたのか」と思うことが多い。
    •自分がいなくても仕事が回る状態を作り出すため、自分の給料を下げる努力をする。結果的には、給料は上がり続けていく。
    •人生において最も大きなリスクは、周囲の人の常識に流されて本当のリスクを自覚しないまま生きていくこと。
    •逃げずにリスクに立ち向かい、素早い決断を下す。全力で乗り越える努力をする。

  • うーん、言いたい事は分かる。定時に帰って休日出勤しない為にはシステムを根本から変えてしまおうよ、目先の利益に踊らされるな、三手先のもっと大きな利益を狙え、って事でしょう?ただ、読んでいてこれは会社に勤める平社員が読むべきなのか、従業員を抱えた社長が読むべきなのかターゲットがブレている。最後の方はなんか遠回しな自慢っぽいし。あんまり私にとっては役に立つ本ではなかったです。

  • タイトルに惹かれた一作。

  • 扇情的なタイトルからして、チャラい自己啓発本かと思いきや、なかなか芯のある内容でした。どちらかというと経営者目線の内容。

    常識に囚われず、変化を意識すること。

    著者の目のつけ所や、柔軟な考え方に良い刺激をうけました。

    時間を置いて、また読みたい。そんな本です。

  • 今までにあまり聞いたことのないようなお話が多く
    読み物としても、とても楽しめました。
    他書も読んでみたいです。

  • ワイキューブ社長の経営・仕事論。
    タイトルインパクト勝負系かと思って読んでみたら、内容も意外に面白い。傲慢さがなく、分量少なく、ブックオフに行けば大体100~250円コーナーにあるので、とりあえず買って斜め読みしといて損は無い気がする。

  • 経営者向き、社長向きの本。僕にはまだ早かった。

  • 人が成長するというのはどういうことでしょうか。

    狭い意味では、いままで出来なかったことが
    できるようになるということです。、

    広い意味で言うと、
    今までの考えが変わり、自分自身が変わることです。


    本日ご紹介する本は、

    いままで自分が持っていた
    常識や考え方を変えましょう。
    そうしないと成長できません。
    ということを説明した1冊。

    時間、お金、人材についての
    新しい視点が説明されています。


    ポイントは
    「捨てる」

    変化するとは、何かを捨てること。

    自分がいままであたりまえに信じていた
    常識や価値観を捨て、新しい考え方や
    方法をやれるようになること。

    たとえば、仕事のやり方を見直すことなく、
    単に仕事のスピードアップを目指して頑張るのではなく、
    これまでのやり方を捨て、新しいやり方を考えだし試してみる。

    この繰り返しで本当の意味で成長することができます。


    「時間」

    今の時代、時間で解決できる商品を作っている限り、
    長い目でみたときに、同業他社に勝つことはできません。

    時間だけの差では、どんなに頑張っても、
    そんなに差をつけることはできず、それが続くと疲弊します。

    効率よくやる方法を考える前に、
    どうするのが最も効果的なやり方かを考えてみましょう。


    「投資」

    開発など、何かに投資するとして、
    リターンの確率を上げる工夫はできますが、
    必ずリターンが得られるとは限りません。
    、、
    5つ投資するとしたら、5つ全体でバランスが
    とれることが重要です。

    個別の案件で一喜一憂するのではなく
    広く全体でどうかを考える習慣を付けましょう。


    「環境に合わせる」

    成長=自分を変えるという意味では、
    たとえば、今の自分に合う服を着るのではなく、
    おしゃれな服が着れるように、自分を合わせていくようなもの。

    今の会社の事業や規模に合った戦略を選ぶのではなく、
    今の環境に合うように、自分や組織を変えていかなければいけません。

    今の自分は、これからの環境に合わせて
    変わっていっているのか考えさせられました。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    努力=「頑張らないで成果を上げる」やり方を見つけること
    努力≠人と同じことを人より長い時間やること
    これまで自分が信じてきたやり方を捨てて、新しいことを始めなければ会社がつぶれてしまう
    どんな投資でも、1手先の戦略よりも、3手先で回収する戦略の方が、勝率が上がって、リターンも大きい
    「勝率と倍率のバランス」=5つ投資するとしたら、5つ全体でバランスがとれることを考える
    おしゃれは、流行や価値観の変化を敏感に察知し、自分をよりよく変えていく
    3億の会社が10億の会社になるのは、今の3億のビジネスモデルを手放して、10億のビジネスモデルを作り上げること
    自分が成長し、自分がそのキーマンになったら、次はメンバーを育てて、自分がいなくてもできる状態をつくる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ
    2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ
    3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ
    4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/6e3f56adb8a9c0c6.png
     

  • ・成長とは自分を捨てる勇気
    ・立場が変わるたびにリセットしなければ、役職にふさわしい成長は望めない。
    ・嫌なお客(うるさいお客)は断る
    ・仕事が出来る女性はおしゃれ(流行や価値観の変化に敏感)

    ・判断・・・正解がある
    ・決断・・・正解がない

    b.o.

  • 尊敬する若手実業家の方から勧めてもらったこの本。
    一言でいうと今の自分を捨てないとこのスピード感ある世界に適応できないなと感じた。

    例えば、残業はするな。週休3日で、残業なしにすると
    今のやり方では間違いなく仕事は終わらない。
    つまり捨てることが重要になってくる。本当に大事なものは何なのか、
    そして優先してやらないと仕事がまわっていかない。

    お金の使い方に関しても面白いことが書かれてあった。
    損をしないとお金の使い方がわからない。
    そして動かすお金の量を大きくしないと、成長できないと。
    確かにそうだよな。投資を例に取ると、
    僕は投資を始めたときはよくわからずにやっていたので、
    とにかく損をしていた。でも損をしていくにつれて、
    投資にはタイミングが重要だとわかり、
    また可能ならばドルコスト平均法を用いた投資が重要だとわかった。

    動かすお金の量に関しては、これからの課題だ。
    例えば1000万を動かさないと2000万のリターンは得られない。
    10万から100万のリターンなんて得られないからだ(リスクが大きすぎる)。
    動かすお金が大きくなると恐怖が伴うので、心理的な成長も欠かせない。

    無借金が良いという風に言うけれども、
    借金がないうちにお金を借りて新たなビジネスを作っていかないといけないと言うのもわかった。
    銀行はクレジットの高い人には喜んでお金を貸すからだ。
    僕は今まで一度もローンを組んだこともないし、銀行からお金を借りたこともない。
    でも新たなチャンスを生むためにはお金を借りて
    何かを始めないといけないなと強く感じた。

    まだまだ僕は成長していかないといけないと痛感している。
    新しいことを始めるのも良いけど、今ある習慣を一度捨てることも大事だ。
    変化とは捨てることから生まれるものでもあるからだ。
    めまぐるしく変わっていく日常で自分の成功体験にこだわらず、
    新たにチャレンジしていく必要がある。
    僕の周りには本当に尊敬する方がたくさんいて、
    そういう人たちに触れ合うだけで終わってしまうのではなく、
    行動できる自分でありたい。
    この本をすすめてくださった方は、
    26で仕事をやめて今はタイに住みながらビジネスをしている。
    ものすごく彼のライフスタイルにはあこがれがあって、
    彼が勧めてくれたこの本で、どれだけ自分を変えられるか、
    日々考えて行動していきます。

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