- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763196804
感想・レビュー・書評
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すべて抽象的だけど、そこまで変なこと言ってるわけでもないと思うけど。最近のミノワとかニシノとかあの辺と基本的に似たような感じでは?
結局成功者が語るかどうか、ってハナシかと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安易な考えでなく、より積極的で戦略的で変化のある生き方を勧める本
目次
<blockquote>1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断
</blockquote>
えーと、マッチョ本ですね。これは。
さっくり読めて、かつ勇気の出る本です。
しかしまあ、こういう精神向上的な本は、ベースも無いくせにモチベーションを上げてしまうので(内容が誰にでもできるLvから説くため)安易に乗っていってしまって、後で辛い思いをすることがあるのには気をつけたい。本で説かれる主張は大抵が「成長の為に明日から変わろう」なのですが、変わった後の目的が希薄であれば方向を見失って彷徨うだけです。
いや、自分が実際数年彷徨ったので自戒を籠めて。
<blockquote>成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではない。間違えたと気付いた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び下りることができた人なのだ。
多くの人は<b>成長するということは、知識や経験や、いろいろなものを身につけていくことだと思っている。だから、なかなか手放すことができないのだ。</b></blockquote>
敢えて太字の場所は変えてます。おおう。強力な意見だ。
ただ、こういう言葉をかけられると、やはりハッとなるもんで、「そうかもしれない……自分が身につけたものを手放せないから成長できないのではないか」とマジで思った。
<blockquote>・永久に売れる商品がないように、永久に買ってくれる顧客もいない。
・何十倍、何百倍という投資効率を生み出す可能性があるのは、人材と情報、そしてブランドだけ。
</blockquote>
まあーあとの調子は同じなので、こんな感じでまとめてみました。
変化と必要なものに投資する。しかしながら、無駄にも価値を認める。
いやー、立派。ただ理想論を喝破する姿勢だけなので、<u>具体的にこうしろとは言ってない。</u>そこだけ気をつけるといいかな。
ただ、これはちょっと心に刺さった。
<blockquote>本当は自分に選ぶ権利がないことを男性のDNAは知っている。
だから男性は、本能として、どうしても女性に気に入られることを目指してしまうようにできているのである。</blockquote>
まあ、断言できることではないと思うのだけど、人生訓として理解するのがベストじゃないだろうか。逆に言えば、そうであるままにがんばるのも自然の理を思えば、しょうがないのかな。だからよくわからないけどがんばるではなく、わかったうえで目的に突き進むのがいいのかもしれない。男女間の考え方が違うのだからこそ、妙なところで迷うのが人だから。
理屈としては歪みなく筋が通ってるし、勢いのある文章には元気付けられる。
しかし、読んだからといって成功の覇道を明日から歩めるわけでなく、無数の失敗を乗り越える覚悟が必要であることは念押しする。
しかし、あと少しで戸惑っている人にとっては、最後のハードルを越える力になる本なのではないだろうか。 -
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実際に1000円札が落ちていても拾うなと言う話ではなく、自分の常識を捨てなければ成長はない、という内容です。
【なるほどな点】
・成長とは変化すること(スキルアップとは違う)
自分を捨てる勇気=過去に固執しない
仕事のやり方を劇的に変える方法を見つけることが成長
今の仕事を極める努力もせず、次に行ってもそれは「成長」とは言わない。
・物より「人」「情報」「ブランド」に投資する。
・お金の正しい使い方は人それぞれ
貯金通帳の数字は「何かをすることができる権利」
自分を高めるためにお金を使う。
・自分の時間に価値があると思い、意識して時間を使う。
・即決にこそ価値がある。 -
再読(過去読んだ時のログは無し)。
費用対効果を考える。無駄をどう定義するかがポイント。男性アイドルが髪型を変えなくなったらピークを過ぎたということ。というのは面白い見方だと思った。"捨てられるものの量"がその人の"変化値"を決めている。という言葉に納得。
短時間で読破し、刺激にる書。
"常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう"アインシュタイン。 -
身だしなみは他人のためにすること、外見から中身が作られることもあること、何かを得るには何かを捨てなければならないこと。
少し考えれば気がつくような当たり前のことをこの本で明らかにされた部分は大きい。他人に言われることで明らかになるのならば、在り来たりで内容の薄いとしても千円ちょっとを支払う価値はあるのではないか。つまりはそれが著者の主張を体言している。 -
日本で一番非常識な会社の先輩格。成長のためにそれまで得たものを潔く捨てるという。やっと手に入れた素敵なオフィスを捨てることなど到底できそうに思えないが、安田さんはやっているのだろう。自分を振り返り、再点検が必要と思った。過去にしがみついているなんてかっこわるい。<blockquote>リスクの無い人生などこの世には存在しない。</blockquote>を心に刻んでいこうと思う。
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*頑張らないで成果をあげるやり方を見つける努力が必要
*人と同じ事を人より長時間やる所に解決策はない
*もっとも大切な能力は「新しいものを生み出す能力」
*あと0.01秒を縮める方法ではなく、車を使うかジェット機を使うかといった、「全く別の方法」を考える
*やるかやらないかというときは、それが新しいものであればやる。今やっていることを続けるか続けないかというときは、それが今までずっとやってきたことならやめる。
*今の自分に似合う服を着るのではなく、オシャレな服に自分を合わせる(今の会社の規模や事業に合った戦略を選ばない)
*自分が成長し、自分がその仕事のキーマンになったら、自分がいなくてもできる状態を作る事
【コメント・感想】
目の前の利益でなく、先の利益を考えなさい、という趣旨の本。
レバレッジリーディングで紹介されていた本の一つで、納得できる内容だった。
ベストフレーズは「やるかやらないかというときは、それが新しいものであればやる。今やっていることを続けるか続けないかというときは、それが今までずっとやってきたことならやめる。」優柔不断な私にとって、凄く勇気付けられた一文。 -
1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ(勤勉は悪、努力は報われない
残業をやめれば給料は増える ほか)
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ(経営とは買い物だ
「お金は血と汗と涙の結晶」という考えを捨てる ほか)
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ(男性アイドルの頂点は髪型でわかる
変化値は捨てられるものの量で決まる ほか)
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断(即決にこそ、価値がある
大きいことはもはや安定ではない ほか)