- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767811475
感想・レビュー・書評
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夢のような本屋さんへの旅。
ロンドン、パリ、ニューヨーク、ローマなど、主にヨーロッパの個性的な書店を紹介している、書店の写真集のような一冊。
オーナーや書店員のインタビューも掲載されており、書店のコンセプトや、働いている人々の想いを知ることができます。
インターネットで本が買えるシステムが整い、電子書籍の普及で本という媒体の存在意義が変わってきた現代。大型で無難な品揃えの本屋ではなく、いかに個性を打ち出すか、他にはないしかけを本屋さんが演出できるかが、生き残りの鍵となっているようです。
専門に特化した書店から、イベントで集客を図るアイデアなど、これからの書店のあり方を考えるのに役立ちそうです。
そしてなにより、どの本屋さんも居心地がよさそうで、働いている人たちも幸せそう!本好きにとっては、夢のような世界が広がっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、本の大きさにびっくりした。
図書館で予約して借りたんだけど、A4サイズ一回り大きくて、厚さも2cmほどのハードカバー。
重いのでご注意を。
内容は世界の変わった本屋を取り上げたもので、ヨーロッパが中心。
写真がほとんどです。
国別に分類して並べてあるロンドンの本屋や、イタリアのフレスコ画がある昔の建物の本屋、まるでアートのように並べたパリの本屋・・。
本屋の旅をしているようです。 -
本を開いたとたん そのまま どこでもドアに入って行きたくなる本屋さんが 紹介されています。
この本のデザインも素敵 写真も素敵 載っている本屋さんのビジュアルやコンセプトも素敵です。
いつか 行ってみたいなぁ~ -
これは本屋好き(というジャンルがあるのだろうか否ある!)にはたまらない一冊…。ほしい…けど3800円……ブックオフで100円の文庫本を38冊買えるけいさん……。というかいいかげん100円の文庫本で値段の計算するのやめよ
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タイトル通り、世界中の魅力的な本屋さんを紹介している本。それぞれに、店舗の写真、本屋さん自体の紹介、オーナーあるいは店長の話、店員の話があり、各書店のイメージが生き生きと立ち上がってくる。どこの国でも書店ビジネスは厳しいけれど、リアル書店の社会的役割を果たしながら、そこに存在しつづけるための方法を模索し、創造している姿が見えてくる。それぞれの書店への憧れはもとより、この本を編纂するという仕事自体に羨望を感じた。
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2012/07/20
Osaka Prefectual Central Library -
本屋好きはぜひ手にとって欲しい本♪
世界の素敵な本屋さんが写真付きで載っています(^-^)/
メッチャ憧れますし、妄想に浸れる一冊です(笑)
日本にもこんな度肝抜く本屋さん出来ないかなぁ(^^) -
以前パリを訪れた時、本屋さんが多くて驚いた経験が。
ヨーロッパはアートとして本を楽しむ文化がある印象。
日本もビレパンから wallpaper、TSUTAYA書店まで最近そんな傾向がある気がする
見てるだけで楽しかった。 -
か、かっこいい…ホントに”夢”の本屋だ…。
自分の勤める本屋も、できるだけ独自の空間を創りたいって思ってるけど、こういうの見ちゃうと消し飛ぶ。あっけなく。
本屋が本屋としてきちんと機能している姿が堪能できる。
外国には本屋の資格もあると聞く。
まさに”職”だなぁ。 日本にも素晴らしい本屋は沢山あるけれど、そうじゃない本屋が変に目立ってていけない。
そういうのがなんだかイヤなのだ。