最後の証人

著者 :
  • 宝島社
3.82
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感想 : 259
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796676861

感想・レビュー・書評

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  • 2016 12 6

  • はじめは、島津が殺されたと思っていたら逆だった。被告人を弁護すべき立場の人間が、被告人に不利な発言をする。島津の傲慢さと警察の体制に怒りを覚え、高瀬夫妻のやるせなさが伝わって来た。

  •  すばらしい!最初からぐいぐい引き込まれる感じでしたが、あの、途中の、あれ被告人ってこっち?というところから怒涛の寄せ!佐方さんさすがです。検事もすっかり引き立て役になってしまいましたね。
     失敗は2度繰り返してはならない。

  • 途中まで誰が被告で、被害者なのかわからない(というか誤解させる)展開が目新しかった。子供を交通事故でなくす親の気持ちに胸が痛む。
    しかし公安委員長って、事件を揉み消させるほどの権力者なの?

  • 途中で何となく結末が見えてきたが、それでも面白かった。
    不思議なのは、著者は岩手県出身で山形在住とか。なんで主人公は広島出身という設定なのだろう。

  • おもしろかった

  • 図書館で。読み応えありました。先日こちらのシリーズの別の物語のドラマ化を見て、佐方さんは私の頭の中では上川隆也さんに変換されてました。『正しく裁かれ、正しく救われるべき』物事を表面では無く、その原因となる深いところまで見ていく。佐方さんのような方がいたら救われていく人もたくさん居るだろうな。

  • 展開、キャラの設定、どんでん返し、バランスよく一気読みできた。読後感もさわやか。
    シリーズも読んでようと思う

  • 2016/1/2
    途中でそうかなぁ〜と思いながら読みました。最後の証人はあの人?この人??と思ったけど、読んでてスッキリとした後味です。

  • 退屈せずにさらさらすらすら読了した一番のポイントとしては

    ・登場人物が少なく、早い段階で相関図を整理できる。
    ・ミステリーではなく、サスペンスのため
    展開を想像しながらページを進められる。

    初めて読んだ作家さんだったので
    個人的な好み丸出しの☆です。

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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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