- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806135494
感想・レビュー・書評
-
タイトルで損するタイプの本だなぁ、とぼんやり。
図解のポイントを押さえつつ、「どのように使うのか」「どのように活用するのか」まで言及しており、初心者でも気軽に実践できる良質なハウツー本。
代表的なフレームワークのパターン化も限りなくわかりやすい。
1)ツリー型
…レベル別に分類し階層状に示す
2)マトリクス型
…異なる2軸の組合せで示す
3)フロー型
…時間的な流れを示す
4)サテライト型
…相互依存関係を示す
5)サイクル型
…循環的な流れを示す
6)グラフ型
…数量の変化を示す
何より価値があるのは巻末のAPPENDIX。
カタチのカタログ、カタチのマインドマップ、カタチの5W2H展開、参考図書案内などなど…。
フレームワークのカタログとこちらをコピーしてノートに挟んでおけば、資料作成時の材料になる。
ものすごく実用的な実用書。全うすぎてびっくり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前の部署の上司二人とも図解の達人でした。そして、この本を読んでから、自分の毎日図解に実践しています。図解の最高の入門書と言って良い。
-
「図解思考」……マインドマップ?
-
思考の図解化を本当に分かりやすくまとめてくれている本。
四角と矢印が基本で、フレームワークも基本をおさえればなんとか分かることが多くなる。会議や商談等で書く時には「予測」して書くこと。 -
仕事をするに当たってプレゼン資料を作ることが多いのですが、中身が勝負だとずっと思っていました。1ヶ月ほど前に米国本社で各チームに分かれて討論した内容をまとめて発表する機会があり、発表前日に内容をパワーポイントでチーム員で纏め上げました。
発表当日、チーム員の一人が図解ツールを使ってつくり直していたのに気づきました。内容は同じなのに見栄えが良いのと、相手に伝わりやすいプレゼンになっていたのを目の当たりにして、図解の威力を思い知らされました。
ネットがこれほど発展するまでは、「図解」というのは、絵心のある一部の人にしか使えない「技」のようなものでしたが、現在ではテンプレートを使えば誰でも使いこなせることができる良い時代になりました。
この本では無理なく図解ができるように、7種類の基本図解バリエーションを提示した上で、6つの例題を通して図解トレーニングをしてくれていて、実践本として役に立つものだと思いました。さらに、最後にまとめてありますが、更に図解技術を磨くための参考図書の情報が役に立ちそうでした。
以下は気になったポイントです。
・メモの記録方式を図解にすると、モレやダブりが視覚的に明らかになる、全体を絵で見ることで「何かおかしい」と直感的に感じることができる(p30)
・右脳の記憶能力は左脳の100万倍以上、イメージ化と「関連付け」で記憶力が強化される(p32)
・図解通訳を楽しくするには、文具アイテムも活用すべき、文庫サイズの罫線なし手帳、0.5ミリのこすってけせるボールペン(パイロット製)がお奨め(p41)
・図解の7つのバリエーション:1)モノの交換、移動(片端矢印)、2)強調、対立(両端矢印)、3)過去や未来(点線)、4)強さや着目点(線の太さ)、5)フロー、階層、条件(階層)、6)分解軸による情報分類(要素、量、割合、変数、評価軸、時間軸)、7)グループ化(p54-69)
・人物相関図についてはGoogle等を参考にできる(p75)
・効率的に高品位なアイコンが手に入る「Icon finder:www.iconfinder.net/」を活用する(p91)
・参考図書一覧(p188~193:合計15冊)
・図解主義
・佐藤可士和の超整理術
・ビジネス図解ワークブック
・チャートで考え、伝える技術
・マッキンゼー流図解の技術 -
タイトルはあまり好きではないけれど、図解思考についてかなり分かりやすくコンパクトにまとめられている。フレームワークについても紹介されている。
が、なによりも重要なのは巻末のAPPENDIX。図書館で借りてここだけコピーするだけでも相当な効用が得られると思う。 -
話を聞いた段階で図解でメモをとってしまえば見直すきにもなるし理解も進むし、あとで他のひとに説明するのも楽ちん!っていう趣旨。図解と言っても複雑な絵を書く必要はなくて、四角や丸の中に字を書いて矢印で結べば出来上がり。ついでにありがちな思考のフレームワークも紹介しちゃうよ!…という本です。一気読みできるし、参考にはなる。
-
立ち読み:2011/9/18
読了:2021/2/11
10年前に既に登録してあった…。
——-
フレームワークの引き出しを頭の中に持っておく
「複雑に見える」図は、要素の数が多いだけ。「木を見て、森も見る」ズームイン、ズームアウトの視線を日頃から持っておく -
ヒアリング時にもインプットと同時に図解すること
話題がそれたり、情報が散在することもあるので注意
テーマから想定される完成図やフレームワークを頭に描く
固まりごとに図解通訳する
疑問や不足情報は質問して補完し、図を完成させる
ICON FINDERがアイコンを探すには良い
_感想
下記が面白かった
アイコンで図解すると良い
フレームワークを描きながらヒアリング
whyはロジックツリー
whenはプロセス
howはフロー
など。。。
APPENDIXを読めば十分 -
バカの俺でも分かりやすい。早く箇条書きやめたい