- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833416948
感想・レビュー・書評
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一昔前の本だがベーシックな戦略的思考の勉強になる。具体例も多く、読みやすい。期間を置いて繰り返し読み直しておきたい。
最低限、課長級になる前に読んでおくべき一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅行パンフレット→移動や食事,が旅行中どれくらいの割合を示すか数字で出すと,本来の目的(レジャー)の時間がとても短かった.→それでも,そのほかの理由をつけてみんな消費する(都会を出る開放感とか.)→パッケージの中身を定量的に考えずに雰囲気でお金を出してしまう.
こう言った例を他にも見つけて,本質的なものとそうでないものを切り出そうとするとそこに新たな市場がある.
→短時間で髪を切るだけの理髪店,旅館etc
ある問題に対する問いをどう立てるかから大事
A社は売り上げが乏しい製品を抱えている→
×「売り上げを増やすにはどうしたら良いか」
○(例)「売り上げが伸びないのは,シェアが低いからか?」
→Yes,Noで答えが出る, どちらに転んでも次に進める -
1章が至高、2章以降はコンサル経験のある人には共感できそう。
混沌をときほぐすことが戦略思考。
戦略的思考は漠然を解きほぐす事。
物の本質に、もとづき分解する過程と、頭脳を用いて非線形組み立てをする部分とからなる。
設問のしかたを解決思考的に行う事。-メモ
イフに対する恐れを捨てる。
完全主義を捨てる。
一枚上手をいく方法を考え抜く、
key Factors For Successを徹底的に調べ考える。
日本は島国なので思考を展開する空間が小さい? -
かなりの古典にしては今読んでも納得感はある。先見の明とはこういうことかと感心するが、如何せんちと難しすぎて、というか実践に取り入れづらく、挫折。
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もう少し抽象的な内容かと思ったら、意外と具体的なことがたくさん書かれていた。
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上司オススメの一冊
【ざっと内容】
大前研一当時の経済の見方や組織運営の仕方がギュッと詰まった一冊。抽象的な考え方から具体的な指標の見方まで幅広く触れられている。初版は1999年でそれ以来29刷もされておりロングセラーとなっている。
【こんな人にオススメ】
・組織の中心人物、特にNo.1,2の人
【感想】
正直、自分にはまだちょっと難しかった……逆に本作をしっかり理解するためには普段からもっと大観的に組織を見る必要があるなと改めて感じた。
戦略的な組織運営における考え方は参考になることが多かったので、組織のトップを目指す方々は是非一読してみては?
数年後読んだら全く違うところに線を引いてそう。 -
『企業参謀』は不朽の名作だと思う。通算3度目の読書だが、自分自身の戦略思考度が上がったと感じるとともに(初読では論理展開力に圧倒された「イカ漁」も今はやや強引で多少の稚拙と感じるまでになった)、本書を32歳のときに書き上げた大前研一氏の知的水準の高さに驚かされる。
『企業参謀』『続・企業参謀』は間違いなく良い本だが、特に改変もせず合体して単行本化というのは芸がない。文庫化もされているのに。ということで星は3つである。 -
もはや説明不要の戦略本。
とにかく内容は奥が深く、本を読みなれていないヒトが読むとおそらく最後まで読めないと思います。
難しい内容も多いです。ただ、読むべき箇所は
第3章『戦略的思考に基づいた企業戦略』
だと思う。
・企業活動ステップと、ステップごとのKFS
・競合との相対的優位性に基づいた戦略
・新機軸に基づいた戦略および戦略自由度
・戦略設定時のプロテクション(守り)の必要性
この部分が一番読んで仕事に生かせると思った。
この本はたまに読み返すために手元に置いておきます。
おそらく自分が経営層になった場合は必ず役に立つと思う。 -
途中2017/01/21