企業参謀―戦略的思考とはなにか

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833416948

感想・レビュー・書評

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  • 戦略的思考とは、既存のシステムをものの本質に基づいて分解した上で、各々の持つ意味合いを自らにとって最も有利になるように再構築、攻勢に転じるやり方である

    戦略の基本は、世の趨勢を見極め、うまく利用し、競争相手との差が最大になるよう自社のケイパビリティを最大限活用する


    そのため、製品・市場分析は肝要

  • 理解できないことが多かった。印象的なことはKFS。これを考えることは今後社会人とて、ゲームとて何でも重要なことと思える。また読み直したい。次は理解できるように。

  • 2022/05/21

  • 中期経営戦略の重要性
    全員が会社の将来のためを考えて迷う時間
    一見いい気がするが、多すぎると議論する時間無駄
    各自に目標を与えるて迷いを無くす意味で重要

    下記をアクションとして定めました。

    ・企業活動を分解してKFSを掴む
     KFSには徹底的に挑戦せよ
    ・原価低減を考えずに、販売改善考えても効果が薄い
     その掛け合わせで利益が大幅に改善される
    https://docs.google.com/presentation/d/1OMI50zQIZlGu2FYSPOhltAq69vwhn79tURDpbUCGE5E/edit#slide=id.g1132f716a5a_0_16

  • 『コンサル一年目』より
    ロジックツリー

  • 戦略的思考家のKFS=Key Factor for Success=成功のカギ思考が、とても為になり、どのレベルのビジネスマンにも共通する必須な思考法だと感じた。

  • ・ものの本質を考えるために、設問のしかたを解決志向的に行うこと。
    ×「残業を減らすにはどうすればよいか?」
    →ありきたりな回答しか出てこない。
    ○「当社は仕事量に対して十分な人がいるのか?」
    ○「当社は仕事の量と質に対して人間の能力がマッチしているのか?」

    ×「売り上げを伸ばすためにどうしたら良いか?」
    →ありきたりな回答しか出てこない。
    ○「シェアが伸びていないのか、マーケットサイズは増大しないのか、シェアを増やす方法ないか、シェアの決定要因は何か」

    ・現象から実行計画を立案しないこと。正しくは、現象→グルーピング→抽象化→アプローチ設定→解決策と思われる仮説設定→分析により仮説の立証または反証→結論→具象化→実行計画立案→実行。

    52マーケの強い会社は分析をルーチンワークで行えるよう、一定間隔で情報収集をやっている。
    分析のための情報収集を断片的に、思い出したようにやっている会社はマーケティングがあまり得意ではないはずで、断片的な分析や知識では正しい経営戦略は出てこない。万一できてもそれは運。必勝を期す戦略的思考家のものではない。

    183 KFSについては徹底的に挑戦する

    (まだ途中)

  • 企業分析や市場分析の観点で大変勉強になる本だった。
    ただ、一回では読み解ききれなかった部分も多いので、もう一回読みたい。
    特に、市場の見方についてはとても構造的にまとめられている本だった。

  • レジェンドコンサルタント大前研一の代表作にして、コンサル界の古典とも評される本著。
    著者の若手時代のメモ書きがベースになっているだけあり、内容は抽象的な思考姿勢から、実践的な理論とケーススタディまで多岐にわたり、ジャンルレスな一冊と言える。
    理論自体は高度なものもあるが、図解も多く、何より非常にロジカルな論理展開なので自分は理解しやすかった。特にPIMS、PPT、戦略策定プロセスは興味深い。

    また読み返して、内容を身につけたいと思える一冊だった。非常に良書。

  • 20代で読んだが正直難しかった印象。
    30代になり流し読みで再読すると今ちまたに出ている戦略やフレームワークなど
    1970年の内容としては大変先駆けだったのだなと思いました。

    この書をきっかけに大前さんの本を読むようになった現在です。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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