企業参謀―戦略的思考とはなにか

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833416948

感想・レビュー・書評

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  • 1年半前、某有名コンサルティングファームにインターンに行った時、

    「戦略的思考」というものを全く勉強していなかったので、恥をかいた


    ということで今さらながら、読んでみた


    とてもよくかけている本である

    まったくもってマッキンゼー出の人間はわかりやすい話の展開をするな、と再確認

    図もとてもシンプルでわかりやすい

    ただずいぶん昔に書かれたものなので、例とかがちょっと古いのは仕方ない

    そして、自分の知識も到底及ばないので、彼が言わんとしていることを吸収しきれていない



    社会に出る前にこの本と出合えてよかったが、

    ドラッカー同様この先何度も読み返す必要があるようだ


    一度は読無べきである

  • 30年前にこれを書いた大前研一氏はすごいと思う。一方、今となっては、同じ内容がもっとわかりやすく書いてある本は他にもあるかな、という印象。

  • 大前氏の渾身の1冊。マッキンゼー時代のノウハウ・知識が詰まった1冊。良書。

  • 大前先生の名著。いうことなし。生意気言いますが、読んでおくべき本。

  • BBT(MBA)経営戦略論のメインテキスト。
    経営戦略、企業戦略の基本的考え方。

    30年以上も前に書かれたのに、いまだに経営戦略の基本書として各方面で読まれているすごい本。

    PPM(Product Protfolio Management), KFS(Key Factor for Success), SDF(Strategic Degree of Freedom)等の考え方。

  • 既に古典。3回目の読み直しでしょうか。

    ほんと、30歳そこそこで、どうしてこんな本が書けるのか。自分には理解不能です。
    ソリューションビジネスに身をおく人間として、考え方、心構えはいまでも通じるものがありますね。

    著者の本は何冊か読みましたが、デビュー作であるこの本が一番読み直すことが多いです。
    コンサルタントとしての基本を身につけ、そして適宜思い出すのにGood。

  • 大前研一氏の著書。
    1999年に出版されたと思うと、著者の頭の中には未来が描かれていたのかと思わせる内容。
    戦略的思考の章で、旅行業者のパッケージの費用を中身で分析することと、床屋にかかるサービスと値段の関連は、
    今でこそ旅行パックや1000円カットができたから消費者もバラエティに富んでいるのを考えることができるが、
    その当時にそのような考えをしていたことに驚く。また、発想が素敵。
    ‘冷蔵庫の教訓’は面白かった。一人分の食料を買いに行ったつもりが、買う物が決まっていなかったため、
    やたらに多くの物を購入してしまい、多くを腐らせてしまったとのこと。かけた費用に対し、得るものが少なかった失敗例を記している。
    その失敗をホッケースティック曲線で思い起こし、コンサルタントで活かしている点は面白かった。
    できる人の失敗を喜ぶのはいけないが、人間味を感じる記述は感性に響く。
    長かったから、全部を理解してはいない。でも、購入したからいつでも読める。
    また、読もう。

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  • 内容

    1部 戦略的思考とはなにか
    戦略的思考入門
    企業における戦略的思考
    戦略的思考方法の国政への応用
    戦略的思考を阻害するもの
    戦略的思考グループの形成

    2部 戦略的経営計画の実際
    戦略的に考えるということ
    “低成長”とはなにか
    戦略的思考に基づいた企業戦略
    戦略的計画の核心
    先見術

    大前氏の中で最も好きな本で、マッキンゼーの新人時代に大前氏が書いた手記がそのまま書籍化されたものである。

    フレームワークが云々という話が中心ではなく、物事の考え方について実例を挙げつつ記述している。

    1975年に初版が発売されているので古すぎるという指摘があるかもしれませんが、物事の本質をどうやってとらえるかという方法に関しては古いも新しいもないと思うので★×5の評価です。

    日本のイカ漁を例にしたケーススタディは骨太かつ題材もかなりユニークで面白かったです。

    本来ケーススタディの回答はこのレベルにあるべきで、巷で「地頭」とか「フェルミ推定」とか言われる小手先のテクニックとは一線を画しているレベルの書であると感じました。

  • 大前研一の処女作。

    前半のほうは足工方法として、コンサルティングの手法を利用することでためになるけれども
    後半のほうは内容が複雑になりすぎて、すぐに活かせたりする内容ではないので、読むのには腰が引けるし気合を入れる必要がある。

    戦略的思考というよりも、企業においての戦略の色合いが強く大企業幹部向けであろう。
    だが、将来、組織の肥大化が考えられるタイミングで読むことができればと思う。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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