成功はゴミ箱の中に: レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833418454

感想・レビュー・書評

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  • 『感想』
    〇作者の強みは書いてあるが、弱みについては書かれていない。人間は誰しも弱いところを持っていて、その弱さから人を成長させることもできるのだが、そこを表に出すのはさすがに難しいね。

    『フレーズ』
    ・未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる。
    ・人には取るに足らないように思える一つ一つが大事だ。
    ・やり遂げろーーーこの世界で継続ほど価値のあるものはない。才能があっても成功するとは限らない。信念と継続だけが全能だ。
    ・より良いサービスを提供するためなら、地下のレイアウトや脇道のアクセスの有無など、細かく調べるのが普通である。
    ・私の仕事は、顧客の売り上げを伸ばすことで、顧客の利益を奪うことではない。
    ・最初に売るのは、自分自身だ。それに成功できれば、ペーパーカップを売るのは楽だ。

  • 旅行先の空港ラウンジにおいてあった雑誌の記事で、ソフトバンク孫社長・ファストリテイリング柳井社長ともに愛読書として紹介されていた著書。
    米マクドナルド創業者の半生とそのマインドを綴ったもの。経営の神髄、人生の神髄が詰まったお薦めの一冊です。
    巻末の孫、柳井社長のコメントもグーですよ。

  • マクドナルドの成り立ちについて記載している。
    フランチャイズを広げることで金持ちを増やすことにつなげた。
    孫正義と柳井正が尊敬する人物。
    お金を稼ぐことをやめない、常に仕事のことを考えているからそこまで成長している企業がある。

  • マクドナルドを世界的なフランチャイズ化したレイクロックの自伝。
    マクドナルド兄弟が営んでいたハンバーガーショップをミキサーの営業マンだったクロックが世界で初めての大型フランチャイズを企画するという点が最大の目玉であると思うが,そのあたりの記述が少ないのが残念。

    新装版には巻末の孫正義と柳井正の対談がついていてちょっとお買い得。さらに柳井さんの解説「事業の作り方」。「市場の捉え方」7法則はすごく面白い。この30ページ部分だけでも必見という感じ。気になる箇所に付箋貼っていったら,ほとんど埋まってしまった。。

  • 本当の仕事一筋ってこういうことなのでしょう。

    レイ・クロックの仕事熱は異常です。
    暇になることよりも、病気の痛みのほうがマシだという記述には、狂気すら感じました。
    でも、仕事が楽しくて仕方がないからこそ、いろいろと工夫するし、目標も高く持てる。
    モチベーションも保てるし、楽しんでる姿にひかれて、人も集まってくる。

    レイ・クロックが凄いのは、ただの営業マンだったのに、50代でレストランというなぜか専門外の分野に進出したこと。
    それを楽しんで、時には苦しんで、成功してしまったということ。
    成功した後も、情熱を冷まさなかったこと。
    やはり、マクドナルドというショップ同様、規格外の人物です。

    この本はいろいろな立場の人に感銘を届ける、オールマイティな本だと思います。
    働いている人はもちろん、働く意味がわからなくて働かない人、あるいは社会人デビュー前の学生、はたまた初めてアルバイトをする高校生にも良いでしょう。

  • 選手は応援している客に対して最高のパフォーマンスをしなければならない。

    この本を読むのはもう三回目になると思います。特に起業したいという気持ちで読んではいません。専らモチベーション向上のために読んでいます。
     
    以前にも書きましたが、企業の知財部には明確な顧客がいないと思います。よって、本書で挙げられているような「私の仕事は、顧客の売り上げを伸ばすことで、顧客の利益を奪うことではない。」との境地には至りにくいと思います。しかし、それはあくまで企業の知財部に属しているから言えることなのであって、ひとたび事務所に所属するなどになった場合は、顧客である企業のことを考えなければいけなくなると思います。

  • 良い意味で泥臭い経営書という感じ。各局面における、経営者の心理まで率直に書かれているので、極端に言えば経営を疑似体験できるような本。勇気を持って人と違う行動をすること。単なる批評家ではだめ。

  • マクドナルドの創設者レイ・クロックの自伝。
    マクドナルドとの出会いは、52歳の時。そこからフランチャイズ展開をしていき、今では世界各国に当たり前にあるようになった。
    ちなみに5,000店舗目は、日本らしい。
    マクドナルドのビジネスを始める前は、セールスマンをしていた。そのときの話を読むと、何か元気になってくる。
    営業の仕事をしている人も多いと思うけれど、レイ・クロックの力みなぎる仕事ぶりを読むと、もっともっと頑張れるなと思う。
    勇気をもって誰よりも先に人と違ったことをする。
    これが商売の神髄だ。

  • マクドナルドの創業者。
    この会社に尽くすまでは、これと決めたものに賭けていた。ピアノも嗜み、芸術的感性があった。
    会社の方針も、感覚に頼るところも多いが、52歳まで営業をこなした経験からくるところかな。
    なんか、スティーブ・ジョブスに似てるような気がした。
    結果的に最良な人財に出会うところも成功には必須なのだなと感じた。

    これも、チャンスを待ち続け、来たら逃さないということを意識し続けたことや、目標や会社の在り方がはっきりしていることが大事だと思われる。

    現場重視で、仕事をすることで家庭を二の次にする姿勢も必要なのは、優れた企業のトップの定めだ。

  • 全世界にあるマクドナルド。
    その根幹にあるFCシステム。

    「世界一、億万長者を生んだ男」―マクドナルドビジネスの創業者レイ・クロックの自伝。

    ピアノマン、ミキサーのセールスからマクドナルドフランチャイジーの創設。
    52歳で出会ったレストランを全米チェーンにしようと夢を見る。

    完全なるアウトサイダーが世界一の飲食ビジネスを生み出してく行く。
    成功体験だけでなく失敗からどう反省し次挑戦するか、苦労というか絶体絶命の状況からどのような思考で乗り越えたのか、キレイごとだけでなく血生臭い人間関係も、家庭の苦労も描いていた

    まさに「ベンチャーとはなんぞや」という一冊。

    クロックの考え方も共感できることが多くて、読み返したい本です。

    <やり遂げろ―この世界で継続ほど価値のあるものはない。
     才能は違う。天才は違う。教育も違う。信念と継続だけが全能である。(第16章P321抜粋)>

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