プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術

著者 :
  • プレジデント社
3.58
  • (59)
  • (134)
  • (129)
  • (19)
  • (13)
本棚登録 : 1149
感想 : 144
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419864

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本の冒頭に書いてあるけど、20歳代向けかなと思う。
    自分の気を引き締めようと思って読んだけど、対象年齢が若くて、私にはあまり参考にならなかった。

  • 自分にとっては厚めの本だったけど、素晴らしい良書でした。仕事について、たくさんの良い言葉に触れられます。

    1番印象的なのは、あとがきの20代は朝飯前でしたが、他にもプロとしての仕事の仕方として、多くを学べます。

    お礼を言って仕事を受けるのはまだ実践できていない…(笑)

    上司は仕入先、ニーズとウォンツの違い、決定権のあることは悩み、決定権のないことは悩まない、など。

    また、目的のない資格の取得より、がむしゃらに仕事をすることを薦めています。プライベートを割いて勉強するなら、明確なリターンを設定することが重要です、と。
    今の自分には、ハッとするような主張でした。

  • リストラ予備軍であった自身の経験から、
    会社にとって必要とされるサラリーマンになるための心構えを説いた本。

    経験に基づいていることもあり、書かれていることの納得感も高く、
    新しい気づきも多く得られると思う。
    四事のサイクルを回す、M字理論、人に関わる分野は効率化しない等、
    色々感じることがあった。

    また、常に「何故?」と考える重要性を痛感。
    物事を所与のものとして受け入れる危険性は本書を読んでも感じる。

  • 【気付き】
    1: 上司は仕事の仕入れ先

    良い仕事をくれるのが良い上司。仕入れ先に感謝して仕事を請け負うこと。また、相手にとって、良い仕事の卸先であるようにすること。そうすれば良い仕事をもらえ、チャンスに恵まれる。

    2: 目標達成した上で、仕事量や費用を減らす方法を考えること

    やらなくて良い仕事をこっそり止めたり、マニュアル化などして仕事を減らすことを考えること。それが業務の効率化となる。また、後工程の人が仕事をやりやすいようにアウトプットを仕上げること。

  • 土井兄から、いただいた本になります。

    非常に読み応えがあり、今の自分の労働観に疑問視していた
    矢先にいただいた本であったため、かなり落とし込んで読むことが
    できました。

    今の自分の環境は、どうなのか?
    仕事をしているサラリーマンであればだれでも思うはずです。

    そんな方に読んでもらいたい本です。
    一つのきっかけ、気づきで大きな収穫があることもあるかもです。

  • あくまで著書が体験したことを羅列している本だと感じた。

    自分に当てはまる点もあれば、こういう考え方もあるのか、といった点もあった。

    著者が本書で最も言いたいことは、自分を客観視できること、インプットの努力を怠らないこと、に絞られると思う。
    特に、第三者視点を持つ、ことが共通して言えることだと感じた。

  • ・仕事を「作って」「回して」「稼ぐ」
    ・「仕事」「思事」「志事」「始事」「資事」
    ・上司は仕事の仕入れ先
    ・「バタバタしている」を口癖にしない
    ・実印にはくぼみがない。押す前に向きを確かめる時に確認。
    ・効率化は「対人間」以外のところで追求する
    ・自分の仕事を「撲滅」「パッケージ化」して整理する
    ・仕事の報酬は仕事
    ・自分が褒められるポイントに注目する
    ・社内でナンバーワンになれるものを探す
    ・3000円のセミナーに10回行くなら、3万円に1回行く
    ・会社の中の「空き地」を見つける
    ・「売れるもの」と「売るべきもの」を区別する
    ・ニーズよりウォンツ(あれば快楽)
    ・マネージャーの仕事は部下を活躍させることに尽きる

  • タイトルに惹かれたのと、自分のアマチュアな部分=甘さを改めるために読んでみた。
    自分は若手とは言えない年代になってきたが、ただ年だけ重ねてないか?これからプロとして挽回するためにどうすればいいのか?といった視点で読むと、胸に響くものがあった。
    仕事への姿勢を見直すいい機会となった。

    ==============================================

    ■プロの定義
    ・最悪のコンディションでも、一定のアウトプットを出せる。
    ・「四事」とは、「思事(思うところが出て)」 「志事(志を持つようになり)」「始事(自分で何かを始めることができると)」「資事(会社の資産になる)」である。
    ・上司は仕事の仕入先なので、人間性を求めない。

    ■「時間」配分法
    ・慣れによってできた空白スペースに仕事を投下せよ。
    ・プロは「バタバタしている」姿を見せない。
    ・仕事は 緊急度より重要度を優先する。重要度を優先するには、空白の時間を作ろうと意識することから始まる。
    ・緊急度が高い仕事をなくすためには、その原因を突き止めて解決していくこと。それこそが重要度の高い仕事。
    ・忙しそうにしていたり、遅くまで机に向かっているからといって、必要とされているとは限らない。どれだけ待っている人がいるかで仕事の価値は決まる。全体的な視点から見て、その仕事にはどんな意味があるのか考えるべき。
    ・締め切り前に大書きラフ案を提出する。

    ■「金銭感覚」の磨き方

    ■プロの「報・連・相」
    ・どんなときも後工程のことを考える。

    ■上司とこうつきあう
    ・まずは課のなかの一番の存在になる。
    ・仕事を始める前に、「目的」と「背景」を確認する。
    ・自分なりの解釈、意見を述べるときは必ず事実とはっきり分ける。

    ■入社1年目に知っておきたいこと
    ・決定権がないことを悩まない。
    ・仕事の報酬は仕事。自分が成長できる環境に飛び込め。

    ■入社3年目から差がつく考え方
    ・他の人をフォローすることは、結局自分のためになる。
    ・異業種の成功から発想する。同業他社が思いつくくらいの発想はとっくにできていなければならない。
    ・もし自分が上司だったらどのような意思決定をするか、どういうふうに指導するかを頭のなかで日々考える。
    ・社内外で自分より上のレベルの人とも付き合う。

    ■給料の10%を銀行の封筒に詰めろ
    ・1回いい仕事をして評価してもらおうと思ったら、 299回の空振りが必要。(ハインリッヒの法則)

    ■「空き地」をみつけてみよう
    ・「ニーズ」とは「なければ苦痛」。「ウォンツ」とは「あれば快楽」。ウォンツは潜在的なものなので、売り手が気付かせない限り、意識に浮上してこない。ニーズは数を追い、ウォンツは額を追うべき。
    ・最初は演技でも演じ続ければ本物になる。

  • 大手メーカーで若くしてリストラ候補、そこから生まれ変わり社内ベンチャー制を活用し、最年少役員にのし上がった著者。サラリーマンとして仕事との向き合い方の極意や考え方がうまくまとめられている。後半になるとピントがぼやけた項もあるが、全体的にはなかなか考えさせられる一冊。プロのサラリーマンに近づけるか!引用したメモも多数!

  • 読んで損はない。
    得られるものがある訳でもないけど。

全144件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

俣野 成敏(マタノ ナルトシ)

リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14 億円の企業に育てる。33 歳で東証一部上場グループ約130 社の現役最年少の役員に抜擢され、40 歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012 年独立。フランチャイズオーナーや投資家として活動。サラリーマン時代に副業で出版した『プロフェッショナルサラリーマン』でビジネス書作家デビュー。「仕事術」「お金」「コンディション」「副業」などテーマは多岐にわたり、異分野で10万部超えを3度達成。著書累計は49万部。これからは、サラリーマンでも副業やお金の知識向上が不可欠と実感し、啓蒙に尽力している。ビジネス誌やweb メディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を6 年連続受賞。

「2022年 『知らないと損をする税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

俣野成敏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シーナ・アイエン...
落合博満
トルステン・ハー...
池井戸 潤
ヴィクトール・E...
ウォルター・アイ...
クリス・アンダー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×