もりのへなそうる (福音館創作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834002980

感想・レビュー・書評

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  • 3歳5歳の兄弟とふしぎなかいじゅうへなそうるが森で遊ぶ話

    お兄ちゃんの真似をする舌っ足らずな弟くんも
    なんにもわかってないへなそうるもかわいい

    話し方もかわいい

  • いやいやえんに似ていておもしろい。

  • へなそうるってどんなのかなぁて思ってたから、見たときはすごくおもしろかったです。
    へなそうるの言ったことばがおもしろかったです。

  • (2006.11.24読了)(拝借)
    子どもが幼稚園に通っていた頃、神さんが子どもに読んであげていた本の中の一冊です。作者の渡辺茂男さんが亡くなられたと言うことなので、本棚から探し出してきて読みました。神さんが子どもに読んでいた頃、「かががとんできて、かににさされた!」とか「バンデージはってよう!」というフレーズが耳に残っています。
    蚊の季節になると、今でも家族で、「かががとんできて、かににさされた!」と言って楽しんでいます。

    主人公は、てつたくん5歳とみつやくん3歳の兄弟です。近くに森があるので、てつたくんが幼稚園から帰ってくると二人で森の探検に出かけてゆきます。
    出かけるときは、おかあさんにサンドイッチ、おにぎり、ドーナツなどのお弁当を作ってもらって、りゅっくさっくに入れて出かけます。
    てつたくんのいうことをみつやくんがすぐ真似るのですが、3歳ですので、うまくいえません。「たまご」は、「たがも」に、「ぴすとる」が「しょっぴる」に、いう感じです。
    うちの娘も「ばなな」は、「ななばば」で、ご飯に生卵をかけたご飯「たまごごはん」は、「たまごこごはん」でした。息子の場合は、「がんばれ」のことを「ばんがれ」と言っていました。
    二人は、森の中で、大きな縞々の卵を見つけます。その日は、草や葉っぱで、たまごをかくしてかえります。
    翌日、森へいってみるとたまごはなくなって、「かおは、かばのようで、くびはきりんのようにながくて、せなかからしっぽのかけて、とげとげがあって、ふといしっぽは、じめんのうえまでのびています。」(44頁)という、変な生き物がいます。「へなそうる」でした。
    それからは、二人の兄弟とへなそうるでかくれんぼやかにとりなどをして楽しく遊ぶことになります。
    挿絵もあるし、子供達は好き放題遊べるし、なんとも楽しい本です。

    著者 渡辺 茂男
    1928年 静岡県静岡市生まれ
    慶應義塾大学卒業
    米国ウェスタン・リザーブ大学大学院修了
    ニューヨーク公共図書館児童部勤務
    慶應義塾大学文学部図書館学科教授
    2006年11月18日 出血性脳梗塞のため死去、享年78歳

    内容紹介(amazon)
    てつたくん、みつやくんの兄弟は、食いしん坊で臆病、でもとてもやさしいへんな怪獣「へなそうる」と森の中で出会って、時のたつのも忘れて遊びます。楽しいさし絵がいっぱいです。

  • 元祖キモ可愛い。
    「へなそうる」カラーがの堪らん。

  • てつたくん、みつやくんの兄弟は、へんな怪獣「へなそうる」と森の中で出会って、時のたつのも忘れて遊びます。

  • 「いやいやえん」に続き、長男が年中さんの時借りてきた本。
    兄弟の冒険の話。
    これもまた自分と年齢や行動が似ているからか、最後まで真剣に聞いていました。

  • へなそうるのしゃべり方が面白い!

    あとイチゴのサンドイッチが食べたくなる本。

  • 探検だ!!!

  • おいっこ4歳のときのリクエスト。

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著者プロフィール

わたなべしげお 1928~2006。静岡県に生まれる。慶応義塾大学卒業。アメリカのウェスタンリザ―ブ大学大学院をおえ、ニューヨーク公共図書館児童部に勤務後、慶応義塾大学文学部図書館学科教授を経て、フリーとなりこどもの本の仕事に専念する。創作には、童話『もりのへなそうる』、絵本『とらっくとらっくとらっく』『くるまはいくつ』(以上、福音館害店)など。主な訳書には、評論『児童文学論』(岩波書店、共訳)、絵本『かもさんおとおり』『どろんこハリー』、童話『エルマーのぼうけん』 (以上、福音館書店)、『山の上の火』『小さな勇士のものがたり』(岩波書店)など多数ある。

「2022年 『クリスマスの うさぎさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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