- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838715923
感想・レビュー・書評
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2008/01/31
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それぞれの人物の心情描写がいきいきとしていて、つい感情移入してしまった。
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リレー形式の短編。島本さんが男性側の視点で書いていることに最初は違和感を感じたけど、逆に新鮮で面白かった。
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リレー形式の短編。島本さんが男性側の視点で書いていることに最初は違和感を感じたけど、逆に新鮮で面白かった。
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大学生の真琴の恋愛を軸に、彼女をとりまく人達の物語も綴った短編集。真琴と加納くんの恋の物語もいいけれど、針谷くんと一沙の関係が一番好きかな。
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男の子の登場人物が全員かっこよくて好き。
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20070915
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真琴に始まり真琴に終わるかと思ったら、
もう一編短編があってちょっと驚いた。
だからそこだけタイトルページの色が違うんかな。
こういう空気の小説は好みです。
悲しかったりどうしようもなかったりすることを、
やりきれない気持ちになるけど、きちんと受け入れる。
そういうことの大事さみたいなものがある気がします。
「七月の通り雨」と「屋根裏から海へ」と
「新しい旅の終わりに」が好きです。 -
これはすごく良い。こういう形の短編集がすごく好きだということもあるけど。「七月の通り雨」「青い夜、緑のフェンス」みたいにちょっと強気な、だけど実は女らしい主人公が好きだったりする。1番すきなのは加納君と真琴。「新しい旅の終わりに」は心地よい。知らないうちに私が真琴になってるような気がする。要は加納君がすきなんだろうな。でも最後の話は瑛子のイメージが変わってしまった気がした。
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なんでこうも綺麗な言葉にあらわせるのだろう。
じっくりとこう自分のなかに染み渡って、次第に取り込まれていく感じがする。