ストレス、パニックを消す！最強の呼吸法　システマ・ブリージング

著者 : 北川貴英

• マガジンハウス (2011年11月17日発売)

感想・レビュー・書評

[elephant75さんの感想 · 2016年2月10日]

呼吸でインナーマッスルを鍛えられる方法と聞いて、
借りてみたけど、格闘技の本？だった。

よくわからないところもあったし、
格闘の部分は興味持てなかったけど、
呼吸で恐怖心を解放できることとか、
体を鍛えることには興味を持った。

筋肉をうまく弛緩させることができたら、
背中の痛みや肩こりも楽になるかなぁと思った。

前々から、武術は宗教っぽいところが嫌で、
近寄りがたかったけど、
榎本孝明さんの造作とか美しいくて惹かれてました。
何か私が惹かれるところだけ満たしてくれるようなものはないかなぁと思っていたので、
これを部分的に学んだら良いかも？
とちょっとひらめいた本でした。

ただ、本だけでわかるのは難しいかも

[Dr.（読多ー）あんころ猫さんの感想 · 2015年7月25日]

面白かった。前に読んだシステマ入門もそうだったが柔術のテキストとしても役に立つ。本書の中でシステマインストラクターのヴラディミア氏の言葉で「いかなる訓練であれ、それによって健康を損なうのは間違いだ」というのは非常に共感できる。

[jump303さんの感想 · 2014年8月8日]

恐怖心という本能をコントロールするため、システマ・ブリージングという呼吸法を紹介している。
以前から呼吸が浅く、身体の不調が顕著だったため拝読しました。要は呼吸することに集中することが大事ということ。真新しいことではなかったけれど、呼吸の重要性を理解させられる一冊でした。

[asahiroさんの感想 · 2014年7月4日]

システマの呼吸法実践用の本

[小野不一さんの感想 · 2014年4月17日]

システマは旧ソ連軍で採用された格闘術で長い間、機密扱いをされていたがソ連崩壊後にその内容が公開された。打撃、関節技はもとより、あらゆる武器の使用法・防御法を網羅している。私が知り得る限り、世界最強の総合格闘術といってよい。飽くまでも実戦に即しているため競技としての試合は行われない。このため格闘技とは呼称しない。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/04/blog-post_17.html

[ｍｉｃａｈさんの感想 · 2012年3月2日]

いざとなったら、自分の身代わりはなく、自分で対処するしか無い。

孤族の時代に家族や友人がいるとは限らない。いたところで助けられない状況だったり、この際だから死ぬに任せようと思う輩もいるだろう。

今死ぬか生きるかという時に、かつて読んだ売れてるビジネス書やスピリチュアル系の本を思い出して呪文のように唱えようとすることは愚かだし、やりようがないはずだ。

では、自分で対処するといっても、自分の何をどうすれば、そうできるのだろう。

『自分の呼吸を、自分で意識して、コントロールする。』

その時初めて、トラウマを思い出したパニックも、地震も、スーパーの買い占めも、職場で取り囲まれていじめに合っている状況も、満員電車の苦しさも、自分から切り離して、自由に行動できるのだ。

この本で紹介されているやり方も実にシンプル。

練習を続けているうちに、自由になった自分をイメージできるようになり、実際に自然にそうなれるだろう。

自分の欲しい結果は自分で作る。

そう言える自分になるために身につけたい。

[hirokazunさんの感想 · 2012年2月25日]

システマにおける最重要項目、ブリージングについて特化して書かれた本です。疲労回復やストレスへの耐性強化のためのブリージングの応用方法が書かれています。

[ayaさんの感想 · 2012年2月12日]

なんてことはありません。
うちの弟が出ています(^^)

システマは格闘技ではなく 哲学を内包した 生き方を追求する要素があると思います。
いうなればヨガみたいな一面があって奥深いです。

著者プロフィール

指導監修◎北川貴英　きたがわ たかひで　システマ東京代表

08年にシステマ創始者ミカエル・リャブコより公認インストラクターとして認定され、現在も毎年の海外研修で研鑽を積んでいる。『人生は楽しいかい』（夜間飛行）など著書多数。近年はYou Tubeでの活動も話題になっている。そして東京の２カ所の常設ジム（白山、原宿）を中心にシステマの指導普及に奮闘している。

指導協力◎北川文　近藤豊　吉田梨乃
撮影協力◎システマ東京白山BASE
カバー写真◎保高幸子

「2023年 『DVD　システマ東京 北川貴英 浸透する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」