- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839955557
感想・レビュー・書評
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主に名刺やチラシなど、商用印刷物のデザインについて、素人向けに書かれた基本の本。レイアウトはもちろん、色の使い方やフォントの使い分けなど参考になる。修正前後を比べると、修正前のこういうのは素人のデザインなんだなと納得するものもあって、世の中には意外とそういう素人臭いデザインのものもあることに気づく。ちょっとした印刷物作成など、デザイナーじゃなくてもデザインしなければならないということもあるしね。多少なりともデザインに興味がある人なら楽しんで読める本だと思います。
学生の頃のノート作りで、色ペンを使うなど、後から振り返って読んでみてわかりやすいノートの取り方、作り方と通じるところがある。ペンの色やデザインに凝り過ぎて肝心のノートの内容が頭にあまり入ってなかったこともあったなぁ、なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デザインの基本原則は、コントラスト、反復、整列、近接の4つ、これらを認識することで悪いデザインに気づけるようになる。
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分かりやすかった
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デザイナーでない人に対して、基本的なポイントを説明してくれる本だった。
この本で書いていることと、リーダブルコードで書かれていることに共通点を感じたことに少し感動きた。 -
この本は、デザインの基礎を教えてくれる本です。特に良い点は、デザインの知識がなくても楽しく読めるところと、初心者にも納得できる説明がされてるところです。
デザインの勉強経験がない人が、最初に読む本として、とても良いと思います。 -
超基本的内容。洋書の翻訳なので、活字のパートがちょっともったいなかった。
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【資料ID: 1117020607】 727-W 74
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21557043 -
学生購入希望で購入した図書(平成29年度)
【所在】3F開架
【請求記号】727||WI
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=180872
これまでに学生購入希望で購入した図書の一覧は
http://www.lib.tut.ac.jp/irai/kibo.html#konyu_kibolist
こちらで確認できます -
テキパキしたデザインの先生に指導を受けている気分になるなかなかの実践本。
会社員やっていると、資料にどこまで手をかけるか常に揺れ動いていて、あるときはパワポの表現にこだわりまくって、ブロックや矢印のデザインにすごく時間をかけたり、かといえば突如反動が来て、内容がちゃんとしていればシンプルなワード文書1枚で伝わるのだと、文章をいかに研ぎ澄ますか派になったり。
しかしこの本で、どちらのアウトプットにせよ、理解しやすく伝わりやすくするためにやるべき「基本のき」があることを教えられ、目が見開かれた。「整列・近接・反復・コントラスト」この基本原則を、口やかましくしつこく教えてくれる。最初は当たり前なこと言ってるなぁ、ちょっと退屈かなと思ったのだが、実際に翌日から資料を教わったとおりに整え始めてみると、よりどころが出来たみたいで、なんだか安心することに気づいた。
結局いくら矢印デザインにこだわっても、あるいは文章を研ぎ澄ましても、相手に伝わるかどうかというのが最も大事なことだ。この本は、読むだけではたぶん半分くらいしか価値がなくて、すぐに真似して実践してみることが必要。そして表現する、アウトプットするというのは、デザイナーの最も大切な素質の1つだと思う。
適切な空間の分量やコントラストのバランスは最終的にはセンスがものを言うのでそこは本当のデザイナーには決してかなわないと思うが、デザインという言葉があらゆるところで使われる昨今、こうしたアプローチでデザインの一端を知ることもできると思った。