君へ。: つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840110556

感想・レビュー・書評

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  • 09.01.26読了

     さらっと、さらーっと読んでしまいました。


      もどかしいと感じるのは、
      無言であることよりずっといい。

        瀬名秀明「一言が伝えられない」


  • 結構豪華な皆さんの、エッセイやショートストーリーが収録されています。著名な作家さんほど、普段の反動からかエッセイを書かれている事が多いのですが、それがなんか良かった。

  • 37話、いろいろあってそれなりですが、重松清さんの「朝日がむかっています」は、★5。好きな作家に肩入れします。

  • ダ・ヴィンチブックスシリーズの一冊。
    フィーリングで出逢う本って、とても大事な気がします。
    「コミュニケーション」をテーマに37人の作家さん達が物語を綴ります。
    豪華な作家陣の作品が一冊で読めるなんて素敵な本です☆
    藤田宜永さんが書いている「今から寝るよ」が個人的にはヒットでした。
    気が付いたた目に涙が溜まっていて、危うく電車の中で泣くところだった(汗)

  • コミュニケーションにまつわる掌編37個。さらりと読めて、すんなり受け取れる。各作家の個性が出ていて面白い。電話でしか感じ取れなかった、嗚咽、息遣い、感情の揺れ。そういうのを経験した直後だったから、余計考えさせられるものがあった。ただ一人に向けて、まっすぐに放たれる感情はいつだってとても鮮やかだ。そのただ一人に選んでもらえるという幸せ。

  • 中古書店で購入。パラパラっと見て、勝手に短編小説集だと思って買ったので、読みはじめてびっくりしました。でも全部実話なのかはよくわかんないので、エッセイと言い切っていいのかも謎。とあたしは思っている。
    田口ランディは昔『コンセント』で挫折したのですけど、もう一度読んでみようと思いました。そして女性だと思っていた。

  • 田口ランディさんのお話と江國さんのお話よかったなあ。田口さん何者!すっごいなあ。

  • 毎回様々なテーマで色んな作家が小説を書くダ・ヴィンチのシリーズモノ。今回のテーマは「コミュニケーション」。山川健一、鈴木光司の作品がぐっときた。

  • 37人の作家のコミニュケーションをテーマにしあエッセイだがそれぞれ良かった。「大事に黙っておくという伝え方もあるんだね 藤沢周」「分かち合える人がいれば喜びは倍になり、悲しみは半減する」2007/12

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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