じつは怖い外食 ~サラリーマンランチ・ファミリー外食に潜む25の危険~ (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2014年3月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060687
作品紹介・あらすじ
良かれと思って選んだ食べものに、日常のなにげない食生活に、健康を害する危険が潜んでいたとしたら-。体にいい食べもの・食事を探求してきたフードプロデューサーである著者が「じつは怖い外食」に迫り、私たちが外食で食べているものの正体を知ってより賢い選択をするための25の話を紹介します。
感想・レビュー・書評
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実に自分自身が普段食べているものに気を使っていなかったがよく分かった。この著書が書かれてから10 年ほどが経つが、状況はその時よりも深刻になっているだろう。自分が食べるものに関して責任をもてる消費者になりたい。
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約8年前の著書ですから。
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「ファミレスやコンビニのサラダは殺菌液に漬けこんで栄養分が抜けた野菜クズ」「ソフトドリンクの赤い色は毒性のある昆虫・カイガラムシの抽出液」「100円バーガーの材料コストは28円で、中国産の病気の鶏が使われている可能性も」などなど、外食に潜む数々の危険性を訴えるのは自称・「フードプロデューサー」の南氏。「食とは人を良くすると書く」を信条とし、身体と食の関係を追求する栄養学を学んだ末の決断として、外食産業にとっては大変に目障りな本を連発する勇気と行動力が共感を呼んでいるが、一方でそのストレートな物言いには反論も多い。確かに、高級食材とされる霜降り牛肉を、「無理な肥育をしたために脂肪肝と動脈硬化を起こし、糖尿病によって目が見えなくなった牛」と言ってしまえば身もフタもなく、食欲すら湧かなくなるかも。自らの信念を貫き、巨大な敵とどこまで闘うことが出来るのか? 南氏の頑張りに注目したい。
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日本の食べ物は安全だと思いこんでいたが、その考えが打ち砕かれたような感覚。この本を読み終わってからは特に外食をすることに怖さを感じるようになってしまった。自分の体を食べ物のことなので、もう少し意識を持って生活しないといけないなと改めて感じた。
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おもには、食品添加物や発がん物質が良くないってそんな話。
そこに加えて執筆当時流行っていた偽装表示の問題に言及。
ただ、偽装表示が栄養面に孕む問題が薄い気もした。
そこが気になった。偽装表示だけで終わってる記事もあり、そこの健康被害が気になった。 -
フアストスード、ファミレス、コンビニ。
加工食品とそれに含まれる添加物の怖さを、25の項目に分けて説明。
人はまず、自分が何を食べているのかをちゃんと知る必要がある。 -
この手のものは少なくないが、どうすればよいのかは不明。こんな調子で暴いていけば、何も食べられない。全部が危険だといわんばかりだが、伝統的に食べてきたものでも、危険でないとだ誰が言えるのだろうか。何をどこまで食べれば、どのような危険がどの程度生じるのか、もう少し科学的な議論が必要。所詮はワニブックスだ。
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2017年8月5日に紹介されました!
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最初に「本書にはバイアスがかかっている」と宣言するところなんか、著者は誠実な人間であることを思わせる。
実際そうなんだろうと思うけど、内実はまあこの手の本によくあるとおり、ツッコミどころ満載で、とてもまともに向きあるような本じゃない。
批判的思考のレッスンに使えるという点では有益ではある。