写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って

著者 :
  • 日本写真企画
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865620450

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  • まず知ること

  • 沈黙してしまったら世界はどうなるだろう。
    無関心は最も罪なこと。やさしさで溢れる世界になりますように

  • サンデーモーニングで紹介!
    「写真で伝える仕事」をするうえで大切にしていることから、世界各地で出会った子どもたちとの物語。

  • フォトジャーナリストの安田さんによるフォトブック。
    世界の子供達の写真やその国の状況、彼女がどうしてフォトジャーナリストになろうと思ったのか、私たちにできることは何かを子供向けに分かりやすく書いた一冊。

  • これからの世界て生きていく、若い世代の方に読んでほしい。
    世界中で起きていること知ってほしい、自分も学び、誰かの役にたてたらうれしい。

  • 薄い本だけれど、世界のこどもたちの現状がつたわる。

  • つい。テレビや新聞の向こう、遠い国での出来事だと。
    自分に関係のないものだと感じてしまっている、紛争や災害、そして貧困。

    危険な地域へ赴くジャーナリストを”自己責任”だと非難する、世間の声。
    なにも出来ないと感じる、無力感。
    そういうものとしっかり向き合う真摯なことばに、背筋の伸びる思いがしました。

  • 内容は、小中学生向けか?被写体となっている各国の子どもたちと同じ年代が読むと響くものがあるだろう。

    著者に興味を持ち、読んでみたもの。
    16歳で「国境なき子どもたち」のレポーターとしてカンボジアへ行ったことが今の彼女のスタートとなったようだが、その前に中2、中3の時に父親、兄を亡くしていることも大きいのだろう。

    ”そんな「日常」がある日突然奪われてしまったとしたら・・・・・。そのとき、私たちには一体何ができるでしょうか?”

    これは彼女の経歴から出てきた思いなのだろうか。
    彼女の行動の原動力を、少し理解できた。

  • 「厳しい現状を知ってしまったために、苦しい気持ちになるかもしれません。ただその苦しみと少しずつ向き合っていくのか、それとも知らないまま過ごし、知らず知らずのうちに誰かを追い込んでしまうのか」

    「あなたが沈黙してしまったら、世界はどうなるでしょうか?その沈黙が集まり、様々な声をないものとして扱ってきたのが、今の世界の姿なんです」

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著者プロフィール

1987年神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)他。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

「2024年 『それはわたしが外国人だから?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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