方舟

  • 太田出版
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本棚登録 : 297
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872335545

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には「ジャカランダ」とならんでしりあがりマンガ傑作の一つだと思います。現代人の「死」に対する見つめ方をしりあがりさんなりによく表現していると思います。

  • 「終末」って言葉から連想してしまう(してしまった)残酷も暴力も甘い美しさもない。期待以上のしりあがり寿。この人のマンガは誰にも真似できないんじゃないの?

  • 建築家の乾久美子さんの推薦図書になっていたので読みました。絵は正直、しりあがり節なので評価しづらいのですが、その絵で、これほどまでに人間の死を前にした色々な感情、ドロドロ感を出せるのはすごい。読むべし!

  • しりあがりさんの中で一番好きです。

  • 「私が選ぶ漫画ランキング」などの企画に必ず上位につけるので読んでみました。

    漫画って力を持っているんだと思い出させてくれました。
    このおじさん。やります。

  • 世界の終わり。
    壮絶だ。壮絶なのだけれど、誇張などないような。世界の終わりを迎える私たちは、ここに書かれた登場人物のだれかになるのだろうと思った。リヤルの果て。

  • しりあがり寿は、まったく救いの無い「終末」を描ける稀有な存在だ。

  • たぶん、そう遠くはない
    未来の。
    この世の、終末。

  • 「自由だとか、夢だとか、愛だとか…希望だとか、未来だとか、人間だとか…ぜんぜんダメじゃん!」ただ静かに、透明に、たんたんと終わる世界。

  • たまたま研究室にあったので読んだ本。
    久々に怖いっていう感情が芽生えた。
    人類はただ創造力を失っている。考えさせる言葉だ。

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著者プロフィール

1958年静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻。1981年食品メーカーに入社、宣伝・商品企画に従事する一方、漫画家としても活躍。1994年専業漫画家となる。2000年『時事おやじ2000』(アスペクト)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)にて第46回文藝春秋漫画賞を受賞。2001年『弥次喜多in DEEP』(エンターブレイン)にて第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞。

「2006年 『本当は知らなかった日本のこと 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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