三国志 (1の巻) (ハルキ文庫 き 3-1 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568686

感想・レビュー・書評

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  • 夜寝れなくなります。アツすぎて。

  • 物語は一人の男が砂埃を巻き上げながら向かってくる馬群に
    向い片手を上げるシーンから始まる。
    心踊るよね、こういうの。

    なにか妙に平等に描かれていると言う印象を受けた。
    劉備が坊さんみたいに落ち着いているということも無いし
    曹操が完全超人みたいなこともないし
    孫堅が真面目で家族想いみたいなこともない。
    どいつもそれなりに人間らしく描かれている。

    ただ、随分とあっさりしているように思えた。
    もっと一つ一つのエピソードに頁を割いてもいいはずだ。

    それにしても、孫堅死ぬの早い。

  • 全13巻+別巻1冊、読了。

    1 天狼の星
    2 参旗の星
    3 玄戈の星
    4 列肆の星
    5 八魁の星
    6 陣車の星
    7 諸王の星
    8 水府の星
    9 軍市の星
    10 帝座の星
    11 鬼宿の星
    12 霹靂の星
    13 極北の星

    別巻 三国志読本

  • 吉川英治版の三国志を2巻途中で挫折し、地元の居酒屋で歴史物が好きな店主にその事を話したら、横に座っていた常連さんが、鉄人28号を書いた横山光輝が三国志を漫画で書いていて、それを読んで大体の流れを掴んでから小説を読むといいと言われた。

    でもコミックで全60巻有り、それを今更買い集めるのはいかがなものと思い、だめもとで何区かの図書館に無いか検索してみたら、豊島区の図書館にはあるらしい。

    行ってみると豊島区はあのトキワ荘があった関係からか、中央図書館には横山光輝だけでなく、藤子不二雄、手塚治虫、石森章太郎他たくさんのコミックを所蔵していた。

    また、同区内の千早図書館には鉄人28号のレプリカまで有った。

    三国志も全部所蔵していたので、全巻読み終えてから吉川英治版をもう一度読み返そうとしたが、いまいち進まない。

    で、どうしようか考えていたら、北方謙三も書いているらしい事がわかった。

    これまで北方は読んだ事が無かったので、丁度いいと読む事にした。

    コミックスで読んだとはいえ全部覚えているわけでは無いから、細かい所はわからないけど、劉備の母親が激怒し大事なお茶を捨ててしまう場面や、桃園の契りのくだり、赤壁の戦いの諸葛亮が矢を調達する話しなどでてこない。

    別に違和感は無いけれど、書く人によって解釈は色々なものだと思った。

    全13巻読んだけど本棚に入れるのは1巻のみ。

  • ある時、ハマって寝ても覚めても読んでたな。。。

  • 三国無双から入った軽い気持ちの私を三国志にはめた作品。

    熱い。とにかく熱い。
    それぞれの登場人物に正義も悪も良しも悪しもある。

    曹操と呂布の死に様がかっっっっこいい。

  • 物語の始まりを読んだ感じ。面白いかどうかもまだ解らない。でも、楽しみ。

  • 曹操、劉備、孫堅にメインを置き、董卓の傍若無人ぶりを対照的に描き、呂布の冷酷さと瑶への溺愛が絶妙なコントラストを織り成している。また、兵士がそれぞれに集まる理由も無理がないため、ん?と疑問に思うこともない。二巻はどんなストーリーが待っているのか楽しみだ。

  • 現在1巻まで読了。
    著者オリジナルらしい登場人物が出てきた。

  • 劉備の関羽、張飛との出会いから孫堅の死まで。

    1巻目から充実していて、今後の展開に期待する。
    洛陽からの脱出、虎牢関の戦いなど、ストーリーとして追っていくと分かりやすく、より入り込めた。曹操の潔さが格好いい!

    小さい周喩が出てくるのも1巻として良かった。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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