- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904863183
感想・レビュー・書評
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2015.10.3
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普通の感じがいい。こんなことを書いてくれる人が住んでいて、仙台が羨ましい。仙台には文化があるなぁ。お隣の山形にも好きなオーケストラがあって、やっぱり文化がある。それに比べてわが町は…謙遜でも隣の芝生が青く見えてるのでもなく、本当に何もない。日常生活に不便を感じるくらい何もない。文化もなく、人も悪く、最低の町だと心底思う。地震の話はなくてよかったかな。
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2015/8/7
仙台で暮らす伊坂さんのエッセイ。前半はのんびりしていて伊坂作品そのままの雰囲気。後半は震災が起きてしまいちょっと胸が苦しくなってしまったけれど「僕は、楽しい話を書きたい」と思ってくれた伊坂さんに感謝。 -
馴染みの書店が徐々に減っていくとか、野猫が庭に用足しして困る、といったある意味お気楽な日常が、3.11後は非現実的なものとなる。
3.11を境に日常と非日常が非連続的に入れ替わってしまう様子を、この本は意図せずに明らかにしている。
震災によって普通の生活がどう変わるのかを将来の人が実感するための、本書は良い道しるべとなるのではないか。 -
くすくす、にやにやしながら読みました。
面白い小説を書く人が書くエッセイはやはり面白い。なにげない日常から面白さを掬いだすのが本当に上手だと思う。 -
地震のことは避けて通れないよね。
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伊坂さんの小説は元々好きだったのですが、エッセイを読んだのは初めてでした。なんだか伊坂さんの考えていることやぼやきを読んで行くうちに不思議と親近感が湧いてきます。特にミルクコーラのエピソードはお気に入りです。図書館で借りた本なので書店で見かけた際には購入して、一冊手元に置いておきたいものです。
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伊坂さんのエッセイ(フィクションもあり)。
「多すぎる」シリーズ、伊坂さんの人となりがにじみ出ていて、おもしろかった。
震災前、震災後に書かれたものもあり、その時その時の空気が伝わってくるようだった。
震災ボランティアの短編書き下ろしも良かった。
シリアスになり過ぎず、肩肘張らずに読めました。 -
伊坂さんの人となりがわかって、和みました。
いいひとですね。
だから伊坂さんの小説で物騒な話も安心して読めるんだな〜と納得しました。
もし伊坂さんに遭遇したら、
安心して、勇気を出して、声をかけたいと思います。
あと、偶然にも今日、この本が読めて良かった。
テレビやインターネットの情報じゃなくて、この本で良かった。