ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)

  • 静山社
3.73
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  • Amazon.co.jp ・本 (1144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915512452

感想・レビュー・書評

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  •  えーと、そもそも高柳は天邪鬼です。なんだか周りが騒いでるものには手を出す気になれません。
     で、ちょっと熱が引いた頃にハリポタ四巻を読んでみました。(偶然図書館で借りることが出来ただけ。)
     ダレン・シャン同様、こっちも前作をかなり前に読んだきりなので、主人公側の名前くらいしか覚えてませんでした。
     とりあえず、上下読んで、やっぱり売れてるだけあるな、と。
     おもしろいなぁ。
     ドキドキワクワクだけじゃなくって、笑えるポイントが入ってるあたりがいいです。
     ウィーズリー一家、最高。
     庭でテーブルのぶつけあいっこをする長男と次男。カッコイイ!(爆笑)
     変なもんを作りまくってる双子。素敵過ぎる。カナリア・クリーム。いいセンスだ!
     さすがにラストあたりになると笑っていられなくなりましたが。ジェームズとか出てくるし。パパ、かっこいいなぁ。
     なんだか、これからもっと話が大きくなりそう。今のうちに古本でハードカバーを集めるか、それとも新刊の文庫版(っていうのかな、あれ)を買うか。
     今回うけた一文。
    「ぼかぁ、あの人がまもなく君の名前を覚えると思うね」
     双子の片割れジョージが兄パーシーに言った台詞。
     これ、原文はなんて書いてあったんだろう。うまい訳し方だなぁ

    04.02.02

  • ハリポタシリーズの折り返しの4巻目。この巻から、上下の2巻構成♪

    4巻は、クイディッチ・ワールドカップから始まり、三校魔法学校対抗大会、そして、ヴォルデモートの復活劇という盛沢山な話題。

    ヴォルデモートに与していた「死喰い人」の面々が明らかになったり、魔法省との決裂といったことや、ハリーが抱く数々の疑問たち。次巻以降にだんだんと明らかになっていく謎がこの巻でもたくさんでてきた。

    また、シリウスのこれまで名付け親としてできなかったハリーへの愛情が随所でたくさん感じることができ、ますます、好きになってしまった。

    映画では、はしょられてしまっている、クイディッチ・ワールドカップや三大魔法学校対抗大会の様子などありありとした描写がなされており、イメージがわきやすく読みごたえがある部分になっている。第1の試練の前までロンがハリーに嫉妬していたところはかわいげがあり、ロンらしいかった。また、ハーマイオニーの美人ぐらいに全く気付いていなかったハリー、ロンには失望。笑

  • 凄く良かった!
    シリーズの中でも一番好きなのが、この炎のゴブレット。

    周りにどんなに冷たくされても、誤解されても頑張り続けるハリーに、とても勇気を貰えました!

    ハリー、愛してるっ!

  • めちゃ!読みやすくて面白いの一言。

  • ハグリッド(´;ω;`)

  • 「誰だ なにしにきた!」セドリックがしんでしまったことに深い悲しみをおぼえました。この巻からハリポタシリーズは緊迫感が一気に増していくと思います。

  • とにかく長いです。
    前作までも長いのは長いけど、今作からは上下巻に分かれてさらに容量が増した。
    ただ、上巻の半分近くがクィディッチワールドカップの話状態でしたが(笑)
    そのワールドカップの要所要所が後から重用になってくるのもわかるし、犯人が誰だったのかを突き止めたくなるとスピード感が増す。
    キャラクターが、成長して人間味を増す所も面白い。
    そしてハリーやハーマイオニーの恋愛も可愛らしい感じで気になる所。
    墓場でのシーンは、イライラさせられたり苦しかったり本格的に世界に浸ってしまい、途中で止められなくなった。
    ハリーポッターシリーズ初の死者が出たのも衝撃的で、闇の帝王との闘いのゴングが鳴らされ、次回作以降への期待が強くなる。

  •  長かった。が、あっという間に読み終わってしまった。
     登場人物が今まで以上に魅力的だ。少し大人になったハリーもそうだが、今回はハーマイオニーはかわいいし、ロンの気持ちすごくわかる。恋の話が出てくるってのは事前情報として聞いていたけど、そのあたりも楽しかった。ふんわかしていてね。
     最初の方に出てくるワールドカップの話、思わずニヤニヤとしてしまった。でも、まるでサービスのようにたっぷり描かれる競技場でのエピソードが、最後になってグンと生きてくる。とにかく伏線の貼り方が巧みだと思う。
     物語は、どちらかというとすっきりしていて、話の方向性がつかみやすかった。「賢者の石」の感じに戻った気がする。もちろん、最後のどんでん返しはお見事で、あっと言わされた。ややミステリ的な要素が強い小説だから(考えてみれば今までのシリーズもそうだ)、こまかくストーリーとか書けないのが残念。ただ、大詰めは迫力満点だけど、これだけの物語を支えるのにはちょっと弱かったかもしれない。
     しかし、この長い物語で、大河ドラマは次の段階にはいることになる。今までのようにある意味和やかな感じで展開していくのか、この先がとても気になってしまう。

  • もう文句なしっ! 上下巻のボリュームたっぷりなのにも関わらず、もっと読みたくて仕方がない。
    一応これは「第四巻」なんだけれど、どちらかといえば連続したひとつの物語の「第四章」という感じ。一巻から三巻までの内容を全部ふまえて、上手く繋がっている。伏線もたっぷり。そして新展開ということもあってか、今までの分と違って「次巻に続く」感がありあり。謎の部分も残されていて、続きが気になるっ!
    そしてめちゃめちゃ話題になっていた「前巻までに登場していた誰かが死ぬ」は、良くも悪くも予想外れ。だけど違和感はないかなあ。確かに「静かに受け止められる」。あまり反感も持たせないし、かなり上手い持っていき方だと思う。子供に読ませても、たぶん傷つけるような心配はないかと。考えてみれば相当可哀想なんだけれどね……。

  • ハリーには、血の繋がった家族以外にも、ハリーのことを気にかけてくれる教師達やハグリット、何よりシリウスのような存在があるから、ロンとのケンカや学園内で仲間外れにあっても、これは今だけのことと割り切れる強さみたいなものが出てきたように思う。
    魔法対抗戦では、悲しい事もあったけど、ハリーを更に成長させた。次回以降であろう、例のあの人とどういう決着をつけるのか?楽しみである。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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