子育てハッピーアドバイス

著者 :
  • 1万年堂出版
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感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925253215

感想・レビュー・書評

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  • 子育てのヒントを書いた本。イラストがすごく可愛くて読みやすい。

    ・赤ちゃんの時期にはスキンシップ、抱っこが大切。自己肯定感が育つ。
    ・ありがとう。という言葉をどんどん使おう。
    ・甘やかす。と甘えさせる。は違う。甘えさせる。のはよいことだけど、甘えさせてはいけない。
    ・子どもにしてほしい事は親自身が子供の前でしていく。
    ・子が宝なら、母親も宝。

  • イラスト、マンガが多く、あっさり読んでしまえます
    でも中身は、いいです
    子供が育っていくのに大事なのは「自己肯定感」であり、それを育むために十分に甘えさせてあげることが大切
    叱り方も含めどのように接すればよいかが述べられています
    後半はお母さんの子育ての大変さ、3歳児神話の誤解、父親の子育てなどがあり、是非お父さんたちに読んでほしいところです

  • 何かというと肩肘張ってしまう初めての子育てに対し、もっとリラックスしてよいのだ、と説得(笑)してくれる本。

    がむしゃらに、必死に子育てに奮闘している時に、「リラックスしよう(させてあげよう)よ」「頼ってみようよ(頼らせようよ)」と自分に、家族に提案してくれている。

    子育ては時代とともに常識が移り変わり、また家族ごとにバリエーションが許されるはずなので、この本がすべて正しいとは言えない。実際に、青少年期の叱り方の例は疑問がある。しかし、母親に子どもや家庭への滅私奉公を強いることの多い、日本の子育てに一石を投じてくれている点は共感できた。

    また、大人の都合ではなく、子どもの気持ちを大切にして子育てをしようと改めて思わせてもくれた。

    漫画も効果的に使っていて、時間のない夫にも読みやすかったようだ。一緒に読みながら、自分たちの思う子育てについて意見交換もできるのも良い。
    子育て導入本として、妊娠中から夫婦で読むと、なお、よいかも。

    おすすめ。

  • 抱きしめることがもたらす良い循環や、周りの声に対しての姿勢など、「なるほど」と思えることがたくさん。
    ある意味では、当たり前のことで、実際にそれをするのは難しいことが多いけど、改めて文章で確認することは、良いことだ。

  • 子育て歴半年の私ですが、自分の子育てに信念を持ってやればいいんだ!と励まされました!

    イラスト入りで字も大きいので、1日で読めます。
    子育てに自信を持ちたい人の必読書だと思います!

  • ■2012.02 図書館⇒読了!
    エディション: 単行本
    出版社: 1万年堂出版
    出版日: 2005/12/1

    『子育て』というより
    自分の幼少期が思い出されて泣けた。。。

    フルカラーで漫画解説なので
    すんなり読めて分かりやすい
    子育て世代はもちろん
    学校の先生にもぜひ読んで欲しい本

    具体的に良い例、悪い例が載っていて
    なるほど…とは思うけれど
    目の前で怒っていたり泣き叫ばれていたら
    相手が子供でも大人であっても
    なかなか落ち着いて考えながら
    大人の(?)対応をするのは難しい。。。

    とりあえず
    まずは相手の話に耳を傾けること
    そして相手と同じ土俵に立たないで
    一歩引いて見てみること
    を心掛けたい


    ●メモ
    ・「自己評価」=自分は生きている意味がある、存在価値がある、大切な存在だ、必要とされている、という感覚のこと⇒生きていくうえでいちばん大切
    ・愛の反対は憎しみではなく無関心
    ・話を聞く⇒大きくうなずいて「そうかそうか」、相手の言葉を繰り返す
    ・「がんばれ」より「がんばってるね」と認める
    ・注意のしかた⇒まず認める、次に注意する、注意したあとにもう一度認める
    ・×境界侵入⇒他人の意見に振り回されている
    ・○境界線を引く⇒最終的には自分で判断、自分で行動を決める

  • 子育てに大切なポイントをマンガと文章で解説。

    小学校の1年生とのかかわるうえで、

    学校教育としても参考になることが多い。

    また親との会話の中で使えるネタも多い。

    おすすめ。

  • 《自尊心は人生の核》
    子供の頃に育まれる、自尊心。
    自尊心は人間が生きていくための核になるもの。
    それがうまく育まれなかった場合、
    その人の人生は生きづらいものになる。

  • 本書は子育てに関する不安や悩みの処方箋として書かれたものです。面白いことに、
    『不登校、引きこもり、キレる子ども、少年非行、少年犯罪など、いろいらな子どもの問題が、しつけ不足で起きているケースはむしろ少ない。逆に、しつけすぎ(体罰、厳しすぎるしつけ)から起きるケースが多いのです。』
    (14 子どものしつけ方)

    と警鐘していることです。
    しつけ不足から超過の時代になり、それらが上記の子どもの問題を引き起こしていると言っているようにも感じます。
    時代背景的に、戦後から高度成長期前後までは、全国の子育てには不足はあっても満足は無かったのではないかと思います。
    そもそもサポート体制が今と全然違っていて、質を異にしています。
    核家族がその典型例でしょう。
    また、子どもの遊び場が極端に少なくなり、替わりに習い事や塾が登場し、子どもの自発的行動が制限されている時代だと換言できます。
    大人になればいくらでも縛られるのに、束の間の子ども時代ですら監理、束縛されるとは実に嘆かわしいです…。

    サポート体制の変容によって、子育ては母親の努めというステレオタイプが形成されましたが、これは現代になってしつけの主体を母親に求めた初めてのケースであり、
    インタビューや文献調査によって『母親が子育ての主体である』と認識し、実践していた時代は確認されていません。
    これは以前のブログにも載せています(日本人のしつけは衰退したか)。
    殆んど孤立無援の状況で母親が一人で子育てに奮闘するには荷が勝ちすぎます。
    昔の時代に戻るのは難しいので、別のサポート体制を構築する必要があります。
    NPOの活躍や行政サービスの拡充等、子育てに関するインフラ整備が喫緊の課題でしょう。

    僕自身子育てに携わっています。
    少し事情が普通ではないですが…非常に苦労します。
    肉体的、精神的両面共に疲弊します。ハッキリ言って仕事の方が数倍楽です。

    愚痴はこれぐらいにして(笑)。
    本書を読み進めていると…これは子育て指南書に留まらず、大人にも当てはまるのではないかと思われる箇所がいくつもあります。
    例えば、『叱っていい子と、いけない子がいる』、『相手と自分との間に境界線を引く』(いずれも章題)等、
    実社会でも実践・応用可能なものが多く、子育てに関連しない人に限定しないで、独身者や、特に教える立場にある人にも奨めたい一冊です。
    よって、僕の評価はA―にします。

    最後に、絶対父親がやってはならない5カ条と、後書きを載せて終わります。

    「絶対父親がやってはならない5カ条」
    ①「大きな子どもがもう一人いる」状態にならない
    ②妻を責めない
    ③実母と比較しない
    ④子どもを疎まない
    ⑤暴力を振るわない

    街を歩いていて、母親が子どもの手を引いて、
    家に帰っていく後ろ姿を見ると、
    本当に、この親子の未来が、幸せなもので
    あってほしいと願わずにおれません。

    日本の子育ては、
    決して悪くなってはいません。
    子が宝なら、母親もまた宝。
    みんなで、この国の宝物を、
    応援していこうではありませんか。
    (子どもが宝なら、母親も宝)

  • イラストと優しい文章で
    分かりやすく、子育てについて書かれてあります。

    妊娠中に読んだんですが、
    まだ赤ちゃんのことがよく分からなかったので
    色々勉強になりました。

    簡単に読めるので
    本を読むのが苦手な方にも
    おすすめな育児書です!

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著者プロフィール

心療内科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザー、一般社団法人HAT代表理事。専門は精神病理学、児童思春期精神医療。全国で「認定子育てハッピーアドバイザー養成講座」を開講し、人材育成に当たる。著書は、シリーズ累計500万部を超える『子育てハッピーアドバイス』など多数。

「2022年 『読んでみない? からだのこと。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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