サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

  • ナチュラルスピリット
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931449763

感想・レビュー・書評

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  • 癖を直す。思い込みを捨てる。簡単そうで難しいのだ。「味わい愛でる」と言うソロモンの言葉などぴんとこないのは、言語と国民性の違いがあるのかもしれないが、サラのように素直なフラットな気持ちでソロモンの言葉に耳を傾けよう。

  • 978-4-931449-76-3
    C0097\1800E
    サラとソロモン
    少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
    2005年11月11日 初版発行
    2011年4月10日 第7刷発行

    著者:エスター&ジェリー・ヒックス
    訳者:加藤三代子
    イラスト:キャロライン・S ・ガレット
    発行所:株式会社ナチュラルスピリット

    手にした理由
    スピリチュアルとか引き寄せとかとは知らずに手にしました。
    タイトルで児童書かとばかり思ってまして、NDC番号まで確認せずに図書館で予約をして受け取り、読みました。

    読み進め、本を閉じるときに「なるほどね」と思ったのは、読者の皆さんへの項で書かれていた〈「人々は教えられるよりも、楽しませてもらいたいのだ」(著名な出版業者ウィリアム・ランドルフ・ハースト )〉

    書き出しの部分は サラという少女の朝から始まる。季節は冬。
    目が覚めたサラは、暖かいベッドの中でがっかりしました。とはじまる。サラはごくごく普通の少女として描かれる。学校でのこと、町での暮らし、家族の事・・。
    彼女は特にお金持ちでもなく、優秀でもなくごくごく普通の子どもとして描かれ、読んでいる自分として気持ちが添いやすかった。
    あとがきを読んで、「引き寄せの法則」のなんちゃらってのを知り、「ふ~ん・・・」と思った次第。

    ソロモンが弟とその友達に「殺される必要」があったのかかなり疑問だった。サラの気持ちが家族から離れソロモンに偏った事を修正するにソロモンが死ぬことが必要だったとしても(ソロモンはいなくなったのではなく命が尽きたことを知る必要が有ったとしても)それを兄弟に関わらせる意味があったのか・・?
    兄弟であれば、大人になり、親が死んだ後もかかわりがある場合が少なくない。
    同じ家の中にそのような人が居て、親がその件をどのように扱うかによって不信感を抱いても不思議じゃないと思うけど、文化の違いでしょうか?

    引き寄せの法則を読んで不信に感じていた人には、ソロモンのいう事が最初は理解できず、対処できないサラが徐々に変わっていくのはなるほどと思うかもしれないけれど、結局のところ事実として何も変わらず、自分がいかに嫌なものを見聞きしても嫌なものを見たなと思わないで済む方法って事なんでしょうかね。確かに本人は不快感を持たずに済む。自分の気持ちを含め自分の面倒は自分で責任取りましょうって事なんだね。
    ドナルドがどうなったのか書かれていないのはそのせいなのかな?
    個人主義の文化を持つ人たちには受け入れやすいのかもね。

    他の人の情報によりこの作品は三部作のうちの最初の作品の様です。
    他の物では何がどう描かれていて着地点は結局のところどうなっているのか興味はあるけど、すぐに手にすることは無いかな・・・。
    ※メモあり

  • 君を喜ばせるためだけに、全ての人々が自分たちの行動を変えるようにと君は要求するつもりかい?もし仮にそれができるとして、そんなことしたいかい?

    だったら、それ以外に何ができる?どこかに隠れてしまって、人々の色々な行動を目撃することから自分を守って、この美しい世界の中で自分を牢獄に閉じ込めてしまうのかい?

    みんな別々の経験を選び、様々なことを信じ、別々の望みを持ち、行動している。君はただこの事実を認めて、そのこと全てが全体をもっと完璧なものにしているのであって、どんなことも君を脅かすことなどない、と理解すればいい。
    君を脅かさない理由は、君の現実を左右しているのが、心の扉を開くか閉じるかということだけだから。

    理解すべき重要なことは
    第一に、物理的な存在としての君の目からどんなふうに見えたとしても、すべては本当に上手くいっている。
    第二に君の心の扉が開いている時はいつでも、良いことだけが君のもとにやってくる。

    きみたちのほとんどが、自分は正しくて相手は間違っていると信じて、お互いを殺し合ってきた…みんながただ自分自身の心の扉に注意を向けている方が、全てがずっと上手く行く。人生はずっと良いものになるんだ。今すぐに。

    人に理解させることは君の役目ではないんだ。君自身が理解しているだけで十分みんなのためになるんだよ、優しいサラ。

  • 今の私に必要だった本。要は引き付けの法則ね、と一括りにすることなかれ。サラと共に練習。そんな本。

  • スピリチュアルな本。結局、まわりは変えられないから何があっても自分のこころを良い状態に保つことが、よく生きることにつながるといった感じかな。
    物語形式でわかりやすく伝えてくれる。

  • ・人生がうまくいくための鍵は自分と至福のエネルギーの流れとのつながりだけでかんじる。
    ・常にいい流れとつながっていることが大切
    ・今自分が何を感じているかに注意を向けて良い気持ちがする方を選ぶ

    他者によって自分の感情が左右されることは非常にもったいないことである。なぜならどんなにあがいても怒っても嘆いても他者を変えることはできないからだ。
    それよりも他の人のいいところに目を向けることが大切である。
    嫌だと思った地点で幸せの流れを止めてしまっていることになるため、すぐになぜそれを感じたのかそして幸せな言葉に変換することが大切であると伝えている。

    確かに周りを見ても一緒にいて幸せだと思う人は常に前向きだったり否定的なことを言わない。自分の幸せが周りに影響されるのではなく大雪なのは自分自身がどこにアンテナをはり、何を感じるかということだということを知ることができた。

  • 日々実践していくと、読み直した時また違う発見を感じられそうだった。

    主人公のサラが感じる疑問、実践した時の感想に共感しながら読み進めることができるので、エイブラハムの言う「抵抗」がどういったものなのか、どう実践していけばいいのか、よく理解できた。

  • 物語の登場人物が子供で話の設定もシンプルなので読みやすかった。
    読み進めるうちに引き寄せの考え方のコツのようなものは理解できた気がする。
    想像力が豊かな人やロマンチックな人、イメージを膨らませて物事を考えられる人が実践しやすいと思う。
    何事も自分次第なんだな。

  • 残念ですが私には受け入れがたい…。たとえその考え方の先に完璧な幸せがあるとしても、ソロモンの考え方を完璧に実践している私は私ではなくなる。

  • 難しい。

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著者プロフィール

1986年、エイブラハムと名乗る存在から受け取った言葉を親しい知人に語り始める。その言葉が自分たちだけでなく、多くの人々の役に立つと知り、エイブラハムの教えを幸せな人生を送りたいと願う人に届けようと決意。1989年以降、テキサス州サン・アントニオのカンファレンス・センターを拠点に全米50以上の都市でワークショップを開催し、エイブラハムの「引き寄せの法則」の教えを広めてきた。2011年、ジェリーは見えない世界に旅立ち、現在、エスターはこの世の友人たちと、見えない世界のエイブラハムとジェリーの助けを借りて、エイブラハムのワークショップを開催し続けている。エイブラハムに関する著書、カセットテープ、CD、ビデオ、DVDなどは700以上あり、日本では『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(SBクリエイティブ)などの引き寄せの法則シリーズがベストセラーとなっている。

「2020年 『超訳 お金と引き寄せの法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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