バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

監督 : エリック・ブレス  J・マッキー・グラバー 
出演 : アシュトン・カッチャー  エイミー・スマート  エリック・ストルツ 
  • ジェネオン エンタテインメント
4.06
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  • (69)
  • (10)
本棚登録 : 3900
感想 : 744
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102176136

感想・レビュー・書評

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  • 人間て今ある人生を素直に生きるしかないんだなと。
    普段あまり考えないようにしてることを考えさせられました。
    主人公のエヴァンが飛び飛びの記憶を取り戻すためにしたことが大事な人たちの人生にまで影響してしまう。
    エヴァンはなんとか良い方向へ持って行こうと懸命に行動しているんだけど、それがすごく切ない。こうしたい、ああなりたいってはっきり思い描いているのに、思い通りにならない。誰かと幸せにしたいと思うと別の人が不幸になってしまう。人間の無力さを感じる映画です。
    ホッとする反面どこか納得のできない悔しさと寂しさが残るラストがまた切ないですが、あーこれでよかったんだなと思える。

  • 2004年公開 アシュトン・カッチャー主演
    タイムトラベルもの。この手のものが好きな人には評価が分かれそうな映画だけどけっこうおもしろかった。主人公の心理的な葛藤や矛盾も丁寧に拾っているように見えて好感が持てた。時空移動系にありがちな、あちこち設定が変わったり急に時代が変わったりと言うシーンが非常に多いので慣れていない人は戸惑うかもしれない。
    全部で4つあると言われるラストだが、劇場公開用のラストが良いと思った。

  • 友達がネットでいいと話題な作品だから!とおすすめしてくれたので。
    ラブコメとかアクションとかしか自分で見ないので、ジャンルとしては新鮮でした。

    脚本が秀逸、と言われていますが本当によく出来てますね!
    最初はよく分からない出来事ばかりで、頭の上にクエスチョンマークでしたが、それでもグイグイ引き込まれました。自分だったら、どうするだろう……とか色々考えてしまいました。
    だんだん謎が解決していく様は見ていてとても気持ちがいいです。
    伏線の張りかたとかもお見事ですね。

    これ、原作とは微妙にラストが違うらしいですね。
    ちょっと気になります。

    別バージョンのラスト「ストーカー編」と「ハッピーシッピー?(すみません、忘れました)」見ましたが、やはり劇場で公開されたものが一番しっくりくると思います。

  • バタフライ効果とは、自然科学のような分野において無視できるものと扱われてきた小さな誤差が、最終的には大きな違いを生んでしまうことである。

    「ジュラシックパーク」でも少し紹介されていたと記憶しているがどのように説明されていたか失念。
    例としてよく挙げられるのが”北京で蝶が羽ばたいた結果、ニューヨークで嵐が起きる”ということである。

    本作では主人公が過去のある地点に戻り、ある違う選択をした際の結果を見て回る。
    それだけではバック・トゥ・ザ・フューチャーに見られるような、”自分に関係する過去や未来を改変する”というSFものになるのだけれど
    本作では”違う選択をしたことで結果が大きく変わってしまう”という現象を見て回ることになる。

    そして、ある地点から過去に遡るわけだが、ある地点の彼は遡った先にはいない。
    つまりドラゴンボールのようなパラレルワールドの(違う時間の自分が存在する)ようなわけではなく、過去の自分に戻って行動することになる。
    すなわち遡った自分の行動が引き起したバタフライ効果は、直接自分に降りかかってくるわけである。

    そして最後にはあるハッピーエンドを迎えるわけだが、バタフライ効果の説明的には無視できる誤差ではない違いを生じさせた帰結と考えていいのだろうか。

    このようなタイムパラドクスものは面白くて好きなんだけれども、考えれば考えるほど難しくなっていく傾向にあったので
    ある種のやけくそなハッピーエンドは、それはそれでありなのかもと思ってしまった。

  • お気に入りの漫画と最後がまったく同じ……。どういうこと…?

  • 過去に戻るループものだが、途中飽きることなく見れ、面白かった。
    でも主人公が彼女に近づかなかったら全て上手くいったっていうのは、繋がりがなく納得できなかった。

    主人公の子役が可愛かった。
    最初、殺人鬼の絵を描いたり、包丁持ったりしてたからサイコホラー始まるのかと思ってびびった。

  • 主人公のエヴァンは小さい頃から何か重要なときに記憶を飛ばしてしまう。この「記憶を飛ばす」が重要な伏線で、伏線回収も見事です。
    ラストがとても切ないハッピーエンド(?)愛しているからこその選択だったのかな。

  • 今過ごしている一瞬一瞬が後々の人生に大きく影響するし、普通はこんなふうにはやり直すことは出来ない。だからこそ人生は面白いと思う。長期的な視野で考えて、より良い選択を常に取っていこう、と思わせられた。

  • 見ごたえのあるストーリーとボリュームの良作。

    この手のタイムリープものではよく聞くタイトルですが
    ようやく見ました。

    タイムリープにいたるまでのネタフリも丁寧でしたし
    終盤利いてくる父親の複線もアクセントとして良かった。
    何度も繰り返すことになるタイムリープ作業も
    同類の作品ではだんだんと端折った処理をしがちだが
    今作では最後まで雑にならずにひとつひとつのエピソードを
    丁寧に描いて物語をしっかり届けたいという姿勢を感じた。
    各俳優陣の賢者と愚者の演じ分けが見ていて楽しい。

    言うまでもなくお勧めの一本です。

  • 評判が良かったので観てみたが、タイムリープ好きとしては、今まで見てなかったことを後悔するくらい良作でした。
    ただ、手放しに良いというわけではない。
    冒頭の子供時代から大学生になるまでの30分ほどは意味がわからず、ただ単にフィルムをさかのぼっているように見えるし、唐突にテロップで「〇年後」と出てシーンが飛ぶので混乱してしまう。その為意味もわからないし、ちょっとダレてしまったかな。混乱させるのが目的なのかもしれないけれど・・・。
    あと子供にタバコ吸わせるシーンとか大丈夫なのかなーと余計な心配をしてしまったヽ(´・д・`)ノ
    でも中盤以降は一気に加速し、次に何が起こるのかが想像がつかないので全編ハラハラし通し。
    特に自身の腕が〇〇〇〇てしまうルートでは背筋が寒くなった。
    冒頭の意味不明な30分もどんどん謎が解明され、視聴者の目の前がパッと明るくなるような感覚を起こさせるのは見事。一回見ただけでは意味がわからず、解説を見てようやくなるほど!と膝を打ったところも。
    私が見たEDは街角で彼女とすれ違いつつ、声を掛けずに終わるタイプでした。他のEDのことも知ってしまうと確かに矛盾が残るEDではあるけれど、これはこれでいいような気がしました。
    主人公はあの選択をすることで彼女や周りの人間を守ることに成功しましたが、あのすれ違う瞬間の切なさって今までの人生で戻りたい過去がある人なら誰しも感じたことがある気持ちだと思います。

    ぜひカップルやお友達ご夫婦で見て、あれはああいう意味だったんだ!という映画談義を交わしてほしい作品です。

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