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- / ISBN・EAN: 4907953026346
感想・レビュー・書評
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なんとなく、なのに何回も観てしまう映画。音楽も好き。
みるめの一途さと幼さがリアル。
ユリも自由奔放すぎて逆に魅力的に見えてしまう。
恋って本当に奥深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう小説を読んだのも随分前で、たしかあれは浪人時代だったと思うけど、主人公の名前も展開も結末も何も覚えてなくて、そういうこれと言った輪郭のない、まさに浪人時代の時間を描いたような小説という印象だけがあって、とにかく新鮮な気持ちで映画を見たけど、ある意味小説の空気感を残しているような気はする。
余白と余裕に満たされ、漠然としていて、先への期待と少しの不安が漂う10代の尊い時間。
これを見るのにはこちらにも余裕がいるし、休みの日にゆっくり見れてよかった。
たばこは吸ってもコロナの味はわからない、甘党の主人公は19歳で、おそらくこれから先も忘れられない恋を経験する話。
オトナとしての先生と、コドモとしての同級生が対照的で、先生の顔はあんまり映らないのに、蒼井優お得意の不安そうな顔が印象的だった。そういう意味で、彼女がもう一人の主人公だったんだろうなと思う。最後キスされて照れてる感じも子どもみたいで、とにかく女の子はわからない。でも小説より、女性たちが自由な感じで好きだ。
オトナの先生をあまり描かないのは、19歳にはわからない彼女特有の世界を想像させてくれた。
(だって、触ってみたかったんだもん)
ほんとは東京に行きたかったんだろうなとか、それでも猪熊さんと一緒にいるのはどうしてなのかなとか、彼をモデルに描いた絵はどこにあるのかなとか。
誰がどう思おうと、彼女なりに一生懸命生きているはずで、正解なんてない。まわりにどう振る舞おうと、どんな恋をしてセックスしようと、すべては自分次第。
永作博美の美しさと、オトナの余裕と余白を楽しみましょう、僕だってもう、子どもじゃないんですから。
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なんでこのタイトルなの。誰も笑ってないわ!
非常に間というか空白が多い映画。そういう演出が多い。せっかちな自分には少し中弛みするところもあるが、台本あるの?っていうぐらい自然な会話や雰囲気が良く出ている。
永作博美が可愛すぎる。最初のシーンとパーカー1枚のシーンが最高。そこだけ星5で。 -
永作博美がかわいすぎる。
それに尽きる。
もともと原作が好きだったんですが、
原作読後数年を経過して観たせいかなんなのか映画の趣旨なのか、
ライトな感じで失恋に変わりないんだけれどもほのぼのするのは気のせいでしょうか。 -
これはいい。
好き。
19歳のみるめ(♂)と39歳のユリの話。
ほとんどBGMが無く、空気がゆったり流れてゆく。
友達の恋愛を横から見ているときのような気持ちになって
思わず顔がほころんでしまった。
パッケージ写真のような事も数回するけれど全くいやらしさが無かった。
さほど重要では無いけれど、「油が無くなる」シーンがちょこちょこ出てきたのが印象に残った。
ストーブの石油が無くなる
バイクのガソリンが無くなる
使い捨てライターの油が無くなる……
自室のストーブが点かなくなってユリがみるめに「寒いねえ、寒いねえ」と給油をせがむシーンは、まるで寒い部屋を通して彼女の内面を見ているようだった。
いつもは旦那さんが石油をいれてくれるんだ、と言うユリ。
かといって旦那さんを愛しているようには見えなかったから
ただ(メタファーとして)燃え上がらせて暖めてくれる存在が欲しかったのかもしれない。
多分深読みしすぎなんだろうけれど。
終盤、みるめがユリから貰ったライターの油はほとんど無くなってしまう。
寒いねえ。寒いねえ。
火が点かなくなったら、一体誰が埋めてくれるんだろう。
電話したいけどしたくない。
会いたいけれど会いたくない。
器用になれたならば良いんだけれど。
蒼井優の役が一番好きだった。
二十歳の自分は完全にみるめサイドから鑑賞していたけれど
もう少し年をとってから見返したらまた違う情景が見えるのかな、と思う。 -
自然でほのぼの~。かわいいですやりとりが。
冬が訪れる前のあんな空気感が好き。もうすぐ来るね。 -
私の好きな映画に共通しているもの。それは映像から季節感、匂い、風景、温度、感情が伝わってくるものである。この映画はそれに溢れていて、寒い冬の中にあるあたたかな日差しの匂いや、恋愛の始まりの甘酸っぱい感情、それが儚く終わっていく虚しさが伝わってきてなんともくすぐったい。
フランス映画っぽい無駄な長回しもすごく良くてそこにある”温度”が伝わってくる。永作博美がとても可愛くて、小悪魔で、憎めない残酷さもまた人間らしくて良いのだ。
大好きな映画の一つ♥
冬の晴れた休日に気ままにみて欲しい作品である。 -
どこで静止しても画になる
はじめてパンフレット即買い、
DVDも迷わず注文
永作博美かわいすぎる!
あこがれ。
月桂冠つきのCMもそうだった
金曜の夜にひとり部屋で浸る用。。 -
松山ケンイチと永作博美が本当に付き合っているのでは?と思ってしまうほど演技がリアル。
えんちゃん(蒼井優)の悶々とした気持ちが伝わってきて切ない。
長回しの撮影が特徴的なので、気持ちと時間に余裕があるときに見てほしい作品です。永作博美が歌う「ANGEL」がとても良い。 -
いまいち。
キャストといい、カメラワークといい、画の感じといい、おしゃれっぽい映画をとりたかったんだな、というのは何となく伝わった。