おくりびと [DVD]

監督 : 滝田洋二郎 
出演 : 本木雅弘  広末涼子  余 貴美子  吉行和子  笹野高史  山崎努  山田辰夫 
  • セディックインターナショナル
3.97
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本棚登録 : 2701
感想 : 567
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427643369

感想・レビュー・書評

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  • 久々に素直に泣ける映画だった。何にかの賞(アカデミー賞だったか?)を受賞してメディアに取り上げられていた時には一切興味がなかったが、急に見たくなった。納棺師の話だけど、きっとテーマは家族愛だと思う。「今日の妻は今まで一番綺麗でした」「とめおは、やっぱり私の息子です」「かぁちゃん、ごめんな」本人が、生きている時に、言えなかった、言っていれば良かった言葉。こんな後悔に近い言葉を聞いていると、もっと家族を大切にしたくなる。

  • 前評判が高すぎて偏見を持ちつつ観てしまったが、自分的には数ある賞を総嘗めにしたのは納得。映像美。俳優。音楽。この3つがまず秀逸でこの山形を舞台とする世界に引込まれ、設定の斬新さが興味をそそる。重たい内容に構える人を初めはユーモアを織り交ぜ、後半にかかり死というテーマにシフトするあたりがスムーズで感情移入しやすかった。一番のユーモアは広末の下着のセンス。チェロと石文がやりたい。作中名言「死とは門である。」

  • 大きな賞を取った映画でもつまらない映画はたくさんあるので期待しないで見ましたが、予想に反して素晴らしい映画でした。とにかく脚本が秀逸。暗くなりがちなテーマをユーモアを交えて上手く描いてます。山崎勉、余貴美子等の脇を固める俳優の演技も素晴らしい。効果的にチェロが使われていて、劇中で重要な役割を果たしている石の使い方も良い。終盤、話ができすぎてる感も若干あるが、それ以上に本木の境遇が自分自身と重なり完全に感情移入して、感激してしまいました。お勧めの映画です。

  • これは評判どおり良かったです!

    でも納棺師ってそんなに嫌な仕事ですかね
    そんなに忌み嫌わなくても~~

    もっくんの所作がとても綺麗です
    チェロの弾き方もグッド
    間に流れるもっくんのチェロシーンがいい味出してます
    やっぱりチェロは横顔も指も美しい人が弾かないと

    深刻な話ではなく
    けっこう笑いもあります
    不謹慎なって、感じの笑いもあるけど
    そういうのがもっくんも山崎努もうまいです

    もっくんの紙おむつ姿はレアものだ~~(大爆笑)

    すごく美しいのにこういう役もやれちゃうもっくんはすごいと思う

    でも自分が死んだら
    知らない人にこんなに顔をスリスリされるのは嫌だな(笑)
    綺麗にはしておいてほしいけど

    あと、音楽もよかったです
    おなじみ久石譲♪

    130分もあったなんて思えないぐらい
    テンポよくすすみます
    変に深刻になってないけど
    最後の「石」のシーンは泣けました
    (でもちょっと引っ張りすぎ)

    まあ納棺師の技術を見るだけでも厳粛な気持ちになって
    いいと思います

    おすすめ~

  • 陳腐

  • 2010/10/12

    第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞。

    感動的で泣ける作品でしたが、
    きれいにまとまり過ぎている気がしたので評価は低め。
    (まあ、興業を考えれば仕方ないのですが・・・)

    山崎努の存在はかなり大きいと思う。
    原作「納棺夫日記」は是非読んでみたい。

  • かなりグッとくる場面もあるのだけど、ここで泣けと言われているようなdemandingな映画だというのが素直な感想。納棺という人の死に携わる重いテーマを扱うという試みには頭が下がるし、重いテーマだけに笑いやコメディー要素を入れてエンターテイメントする辺りは良いと思うのだけど、本木雅弘と広末涼子では役不足だった感が強い。また、カメラワークがうーん映画だねと唸らせてくれるような練れたカメラワークでもないし編集でもなく、テレビのドラマみたいな作りである所も頂けない。日本の映画って最近は特にこういうテレビ的な乗りで作れてしまう所が情けないと思う。

  • 海外では評価されるだろうなって邦画。いかにもJapan!な風物とかイベントとかが盛り込まれてて。

    でも、あんまりおもしろくはなかった。題材は興味深かったけど、展開はありがち。
    音楽と白子がおいしそうなのが見所。あとは広末の下着。

  • 納棺師という仕事があると言う事を初めて知りました。
    葬儀屋さんがそれも含めてやってると思ってたので・・・(汗)

    映画の中では納棺師という職業が下に見られてるのが納得できず。
    死体を触るから?死体でお金を稼いでるから?
    汚わらしいって・・・そんな風に思うかね?
    むしろすごい仕事だと思うけどなぁ。
    ほんと誰もが必ずいつかは死ぬんだからさ。
    最後、綺麗にして欲しいと特に女性は思うよね~!

    破天荒役がよく似合う山崎努さんと実力派の余貴美子さんがいい味
    出してて笑えるところあり、泣けるところあり、いい作品です♪

  • 特に泣くこともなく、感動もそれほどせず。でも、一つ良かったのはモッくんの表情か。あれはよかった。途中途中で、いい顔してるなぁってのがいくつもあった。逆に広末涼子の演技は若干過剰に映った。原作はたしか小山薫堂。こんなことまでしてたのか、薫堂さん、とそのマルチな才能に吃驚する。いい目の付けどころ。ではあったなぁ、と思う。その主題として、納棺師っていうのは。(10/3/7)

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