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- / ISBN・EAN: 4988135805799
感想・レビュー・書評
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10年以上ぶりに観る。今の映画と比べても全く色褪せていない。
希望を持って自分にできることを地道に行うことの大切さ。過去の積み重ねで今があって無駄なことはないんだと思える。
今だから理解できることがあってまた時間が経ったら観たい映画。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
希望は捨てろ、希望は身を滅ぼす。
全てを監視下に置かれ縛られた監獄ではきっと嫌でもそれを学び、自由を諦め受け入れてしまう。シャバで生きていた頃の自分は捨てあの塀の中で新たな人格…と言うほどではないが、生き方を確立してしまった人々の心にはきっと、燻る希望を決して離さなかったアンディーの姿が一生残るのだろう。心の自由は奪えないはずだなどという一見チープな文句も今は卑屈な私にも輝かしく見える。
恥ずかしながら私は人は監獄に閉じ込められれば人格は奪われすり減らすだけの毎日の連続だと思っていた。収容されれば終わり、その先も償って生きなければならない人の人生を丸ごと否定していた。
だが長い人生の半分以上をそこで過ごせばその人にとってはそこが知り得る社会となってしまうわけで、ヘイウッドの末路は私に新たな人生観を与えてくれたと思う。彼は監獄の中で閉ざされた人生を送っていたとはいえ、そこで確かに生きていたのだ。 -
ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディが入所した2年後のある時、アンディは監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく…。