ショーシャンクの空に [DVD]

監督 : フランク・ダラボン 
出演 : ティム・ロビンス  モーガン・フリーマン  ウィリアム・サドラー  ボブ・ガントン  ジェームズ・ホイットモア 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.49
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感想 : 673
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135805799

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上ぶりに観る。今の映画と比べても全く色褪せていない。
    希望を持って自分にできることを地道に行うことの大切さ。過去の積み重ねで今があって無駄なことはないんだと思える。
    今だから理解できることがあってまた時間が経ったら観たい映画。

  • 名作と名高い作品だとは聞いていて、あの雨を全身で受けるポスターの印象とあいまって、仕事をずる休みしたときの癒しにAmazonプライムで鑑賞。
    もっと昔の作品だと思っていたけどモーガン・フリーマンが出ていた。1994年だからそこまで古くないようだった。
    妻とその愛人を殺害したという冤罪によって、刑務所に投獄された銀行員の男が希望を捨てずに生き抜いていくヒューマンドラマ、らしい。落ち込んでいるときにはちょうどいいかなとは思ったけれど、そこまで希望を押し付けてくるようなごり押し感動ストーリーじゃなかったからとても受け止めやすい。
    ショーシャンクという刑務所の中で調達屋をしているのがモーガン・フリーマン演じるレッドだ。終身刑のまま、登場時点で数十年経っていた。全編通じてこのレッドからの視点で独白が挿入されるも、彼の語り口は優しく耳心地が良い。
    希望を捨てずに生き抜いてく、とは言ったものの、投獄された銀行員の男アンディが有能だから当たり前といったら当たり前だ。彼は持ち前の頭の良さと粘り強さでショーシャンクに様々な機転を起こしていく様が気持ちが良い。
    ショーシャンクという牢獄に閉じ込められ、数十年と生きている囚人たちはどこか暢気で気楽だ。確かにそこには暴力と死と荒廃が隣り合わせに存在しているものの、彼らは当たり前のように退屈な毎日を過ごしている。アンディは希望を捨てずに成果を上げていくことも、もちろん彼の忍耐と能力には驚くが、数十年も過ごせる彼らも尋常ならざるものを感じた。ただの慣れなのかもしれないけれど。
    慣れてしまえば何でも平気になってしまうのかもしれない。けれど彼らの慣れの行く先には死が待ち構えている。ブルックスがいい例だ。塀の外こそが本来の現実であっても、仮釈放は死を意味する。年老いた身で、何も知らない世界に放り出され、一生元終身刑の受刑者という烙印を押されたまま生きていかねばならない。それはとてつもなく険しい道のりで、彼らがもし活力溢れ希望に満ち満ちている人間なら可能かもしれないけれど、そんな心地は刑務所の中で擦り切れて失ってしまっていることが常だ。社会から死ねと暗に通達されるのはどのような気持ちなのだろう。想像できないほど恐ろしい。
    最後にレッドとアンディが再会できて良かった。『ショーシャンクの空に』希望を捨てずに逞しく生き抜いてく、というのは少し違うように感じた。励ましたり、力づけるというよりは、偶然に出会うことができた二人の友情の長い話のようだった。

  • 心に残った映画No1

    アンディー(ティム・ロビンス)とレッド(モーガン・フリーマン)の会話で特に印象的だったのが↓

    アンディー:「心の豊かさを失ってはならない。人には奪えない何かが心にはある。…希望がある。」
    レッド:「ここ(刑務所)では希望は持つな。現実だけを見ろ。」
    アンディー:「自殺か?」

    これがすごく印象的だった。
    「どんなときでも希望は捨てるな」って事ですよね。

  • 無実の罪を背負ったエリート銀行マン、アンディ(アンドリュー・デュフレーン)/ティム・ロビンスが、ショーシャンク刑務所という劣悪な場所で希望を捨てずに頑張って生きる話。
    レッド役のモーガン・フリーマンがいい味出してる。
    ブルックスが死んだときはとても悲しかったけど、最後はハッピーエンドだったので良かった!

    「希望はいいものだよ」
    「頑張って生きるか、頑張って死ぬかだ」

  • 当時住んでいた土地のレンタル店では置いてなく、買ってまでみました。一度見たきりだったので、友達との話で出てきたので、二度目に見ました。

    爽快感ありますね。でも、長い年月をかけた話だな、と。

    主人公の老け方の技術に妙に感心したりしました。

    モーガン・フリーマンは、グリーンマイルでは看守役だったよなあ、と思っていたら、原作は同じ人なんですね。

    実話か気になってました。

    また、しばらくしたら見てみたいし、子どもにも、見てほしいなあと思います。

  • 希望は捨てろ、希望は身を滅ぼす。
    全てを監視下に置かれ縛られた監獄ではきっと嫌でもそれを学び、自由を諦め受け入れてしまう。シャバで生きていた頃の自分は捨てあの塀の中で新たな人格…と言うほどではないが、生き方を確立してしまった人々の心にはきっと、燻る希望を決して離さなかったアンディーの姿が一生残るのだろう。心の自由は奪えないはずだなどという一見チープな文句も今は卑屈な私にも輝かしく見える。

    恥ずかしながら私は人は監獄に閉じ込められれば人格は奪われすり減らすだけの毎日の連続だと思っていた。収容されれば終わり、その先も償って生きなければならない人の人生を丸ごと否定していた。
    だが長い人生の半分以上をそこで過ごせばその人にとってはそこが知り得る社会となってしまうわけで、ヘイウッドの末路は私に新たな人生観を与えてくれたと思う。彼は監獄の中で閉ざされた人生を送っていたとはいえ、そこで確かに生きていたのだ。

  • 無実で服役となった男の脱獄ストーリー。完全にネタバレだが、脱獄にいたる過程は描かれているものの、一つひとつの行動が脱獄目的に行われていたことがラストで明かされるという筋の意外性にあふれた作品。

    登場する刑務所は会社と同じ、もっと言うと、一握りのハイパフォーマーとその他大勢が対比された作品だという感想を持った。主人公は、無実で服役という境遇(配置)であれ、利他の精神で仲間に貢献し、難題にも果敢に挑む。こういうタイプが受けがちな周囲の攻撃や軋轢も、キーマン(作品だと刑務官)をグリップして乗り越える。そして、脱獄により身体・精神の自由を勝ち取り、新しい人生を切り拓いていく。一方、長年服役している図書室勤務の名物爺さんは、仮出所となるもソトに出ることを恐れ、結局、仮出所後に自殺をしてしまう。長年、貢献してきたと思ってきた会社から肩たたきにあったサラリーマンさながらだ。

    「ハイパフォーマーとその他大勢を分けるものは何か」「ハイパフォーマーを定着させるために必要なことは何か」「その他大勢をハイパフォーマーにするためには」といった問いが想起され、最も重要だと思われる一つ目の問いに対して、自分のテーマがあるかどうか、と本作は答えているように思える。ラストにあった服役時代の親友レッドとの再会シーンを観ると、彼とこれから何か事業を作り出していくように思えてならないのだ。

  • 希望を持ち続けるというメッセージ性。内容的には最後はスッキリする感じ。

    レッドが仮釈放になって社会に復帰した後、住居や旅行等の制限を受けないのか疑問に思った。もし仮釈放である程度情報を追跡されるならアンディの場所もわかってしまうような気がした。

  • 面白いときいて観た!
    重苦しい雰囲気やけどなんとなくすっとするラストでよかった。
    でもほんと、内容も雰囲気も役者の演技も(表情すごすぎでリアルすぎで)これハッピーエンドやなかったらいややで…て思うくらいの暗さやった。面白かった。
    でもグリーンマイルと違ってまた観てもいいと思う。

    ブルックスとトミーだけだめやった…
    周囲の時間に翻弄されてまごつくじーさんて、日常で見かけてしまってもおうぅ…てなってしまうやろう!?そうでしょう!?ブルックス見てられない!
    トミーだって家族もいて無邪気でがんばりやなのに!!いやっそんなん今自分で書いといて気付いたこの人物設定はフラグびんびんやな。

  • ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディが入所した2年後のある時、アンディは監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく…。

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