ショーシャンクの空に [DVD]

監督 : フランク・ダラボン 
出演 : ティム・ロビンス  モーガン・フリーマン  ウィリアム・サドラー  ボブ・ガントン  ジェームズ・ホイットモア 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.49
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  • (27)
  • (4)
本棚登録 : 5148
感想 : 673
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135805799

感想・レビュー・書評

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  • 星10くらいつけたい

  • ひさしぶりの鑑賞。
    この映画は高校の時の「映画鑑賞会」の候補の作品のひとつだった。
    当時から外国映画が好きだった私は、この映画を推し、親しくなったばかりの同級生のひとりにも、推してくれるよう根回しをした。
    しかし、アンケート結果は惨敗。
    沖縄戦を描いた『ひめゆりの塔』に決定した。
    『ショーシャンクの空に』は、2票しか入らなかったそうだ。

    その後、どうしても観たかった私は、ひとりでシネコンに見に行った。
    シネコンの階段下でこの映画のポスターを眺めていたのを覚えている。

    この映画の本当の主人公は、アンディではなく、レッドなんだと思った。
    語り手をつとめているというだけでなく、観客の代理人として、映画の中にいる。
    刑務所という「世の中」のなかで、だいそれた希望を持つこともなく、自分の役割に努め、居場所を作って、生き延びている。
    そこには地獄の中の平穏があった。
    その刑務所に「異物」として入ってくるのが「妻とその愛人殺しのアンディ」。
    アンディは、外の風を刑務所に持ち込み、レッドと友人となる。

    レッドが「諦念」だとしたら、アンディは「希望」だ。

    「諦念」は、「希望」を恐れているが、何よりも欲してもいる。

    あきらめてもあきらめても、どこからか湧いてくるのが「希望」を欲する心。

    ラストの「〜だといいが」の畳み掛けがいつまでも忘れられず、頭の中をぐるぐるしていた高校生のころを思い出した。

    冒頭に書いた今は疎遠になった高校時代の同級生も、元気だったらいい。
    一つ上の、宮崎出身の、穏やかで賢くて優しい子だった。
    あのとき、根回しに乗ってくれてありがとう。
    できれば、この有名な映画も、その後機会があって観てくれてるといいな。












    • 5552さん
      yyさん

      yyさんも、この映画お好きなんですね。
      嬉しい!
      そういう、内容はあやふやだけど、心のお守りになるような好きな作品てありますよね...
      yyさん

      yyさんも、この映画お好きなんですね。
      嬉しい!
      そういう、内容はあやふやだけど、心のお守りになるような好きな作品てありますよね。
      原作も読んでみたいです。
      2024/03/02
    • しずくさん
      私もというか我が家全員(夫、息子2人)が推しの映画です。3回は観てると思いますが、最後に観たのは随分前・・・(笑)
      県外に住む大学時代の息...
      私もというか我が家全員(夫、息子2人)が推しの映画です。3回は観てると思いますが、最後に観たのは随分前・・・(笑)
      県外に住む大学時代の息子の部屋を訪れた時、『ショーシャンクの空に』のポスターが壁に貼ってある見た時は(・∀・)ニヤニヤ。

      >この映画の本当の主人公は、アンディではなく、レッドなんだと思った
      レッドが「諦念」だとしたら、アンディは「希望」だ

      観る機会があったら、その視点を参考に!

      2024/03/02
    • 5552さん
      しずくさん

      おお、しずく家全員の推し映画なんですね!
      『ショーシャンクの空に』はファンが多いと聞いてましたが、ブク友さんだけでもこんなにい...
      しずくさん

      おお、しずく家全員の推し映画なんですね!
      『ショーシャンクの空に』はファンが多いと聞いてましたが、ブク友さんだけでもこんなにいるなんて!
      大学時代の息子さんも、部屋にポスター貼って、頑張って勉強されてたんですねー。

      また、見る機会がありましたら、私のレビューの寝言など気にせず、作品を楽しんでくださいね。
      2024/03/02
  • レッドとアンディの使う言葉が詩的で綺麗。映画を見て感じたことを言葉にしたいけど、アンディの台詞以上にこの映画を表現するのは今の私には無理なようなので、良い映画だったとだけ覚えておくことにする。

  • いろんな生き方がある
    私も生きる

    希望は、いいもの

    ティムロビンス モーガンフリーマン
    スティーブンキング フランクダラボン

  • 大好きな作品

  • 素晴らしい映画だった。
    主人公のアンディは、冤罪によって有罪となりショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所の中でも、ひどい目に遭いながらも、希望を捨てずに生き抜いていく。これ以上のストーリー紹介は、ネタバレになりかねないので、やめておきたい。
    本作品は、最初、興行的には失敗だったらしいが、アカデミー賞7部門にノミネートされるに至り、興行的にも盛り返し、更には1995年には、アメリカで最もレンタルされた映画ビデオとなった。評価されるのに時間がかかった映画であるらしい。

    映画は冒頭の場面から引き込まれる。
    伏線も多く張られており、それが最後にかけて回収されていくのも楽しい。映画の最後の場面は、割と淡々としているが、感動する。
    これ以上のストーリーは話せないので、是非、ご覧になって下さい。

  • 掛け値なしの★5つ。
    始まったばかりで、もう目が離せない。
    いい映画ってそういうものだなあ。

    無実の罪で終身刑になった主人公が、
    最後に脱獄して南に逃れるまで、144分があっという間。
    構成も伏線も回収も演出もすべて見事。
    でも技術的にキレイにまとめることなく、
    あくまでドラマに徹している。
    すばらしい。

    スティーブン・キングの原作も注文してしまった。
    これ、スタンド・バイ・ミーも含んだ4連作のひとつだったんだ。

  • なるほど、これは名作
    バッドエンドなのかと勝手に思っていたけど違った 悲しい話じゃないとは言えないけど想像よりずっと明るいお話だった
    すごく有名だから心にグッサリくる系だと覚悟してたけどシンプルに面白い 隠れて取引したり、みんなで図書館作ったり楽しいね
    希望がうんぬんはあんまり私には響かなかった

  • 無実の罪で20年以上理不尽な刑務所に入れられた寡黙な元銀行マンが最後まで希望を捨てず、周囲の受刑者たちにもじわじわと希望を与える静かなお話。

    主演のティム・ロビンスが良い味を出していました。
    トム・クルーズにも主演の話があったみたいだけど、ヘタに顔が良すぎる俳優さんよりもティムのようなモブっぽい雰囲気の方で大正解だったと思う。(←褒めてる。)

    静かな話なのだけど、雫が岩を穿つように、希望を捨てずに今できることをし、その時を待つことは大事なのだな…と思いました。
    そして、いくつになっても希望はあるというラストも良かったです。

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