ザ・タウン Blu-ray & DVD〈エクステンデッド・バージョン〉ブックレット付き(初回限定生産)
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988135859648
感想・レビュー・書評
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みんな朝起きると人生を変えようとするものだけど、結局変わらない。けど俺は変える
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計3回の強盗シーンを山場に、生まれ育った「街」に絡め取られて抜け出すことのできない主人公のチンピラ生活を描いた映画。
話自体はありがちなものだがソリッドな脚本と気の利いた演出で2時間半という長丁場を集中して観ることができた。けっこういいんじゃないだろうかこれは。
本来はまったく関連性の無いシーンでのセリフを次のシーンへの凶兆として使っていたり、背景で街の子供達を走らせることで主人公チームの少年時代を想起させたりといった、意識していないと気付かないような細かな演出やセリフ回しが凝っていた印象。捨てシーンが少なく、見ていて油断できない感じがある。
唯一にして最大の穴は、ベン・アフレック演じる主人公が良い子ちゃんすぎるところ。
目もクリクリしていて可愛らしいし、言動もまともすぎるほどまともないい奴なので、共感はできるし、その意味では主人公としても悪くないのだが、しかしあれでは主人公が銀行強盗まで身を落とした背景が感じられないし、「街に囚われてそう生きる以外に道を選べなかったチンピラ」にはまったく見えない。
また、主人公が口癖のように言う「人は殺すな」も気になった。これはわりと色んな映画で目にすることだけれども「人を殺さないから悪党じゃない」という倫理観はいかがなもんだろう。僕はあまり好きではない。
ラストもあの方向が間違っているとは思わないが、ややぬるく、「逃れられない業」という題材からすると消化不良とまではいかないが、少しパワー不足と都合の良さを感じた。
その意味で言えばジェレミー・レナーのブチギレっぷりはとてもハマっていた。
あれこそ、ザ・街の恐いお兄さん!という感じがするし、末路も納得がいく。あいつが主人公でも良かった気がする。 -
レンタルDVDで鑑賞。
渋い雰囲気でおもしろかった。監督も脚本もできちゃうベン・アフレックの多才ぶりがすごく発揮されてたと思う。なぜマット・デイモンと差がついたのか不思議。
今まであまり出会ったことのないストーリーだった。主人公を応援していいものか悩む。ラストの最期の抵抗銃撃戦が「ヒート」っぽかった。そう思うと全編が「ヒート」っぽくもあった気がする。
相手役の女優さんが綺麗だった。あんまり見ない人だけど今後もチェックだ。ベン・アフレックや他の仲間達の髪型や服もカッコ良かった。 -
面白かった。ベン・アフレック好き。ガタイがいいので制服コスプレが似合う。ホッケー選手とかすぐ想像できるし。予告観てた時は強盗のマスクが印象的だった。最後もよかった。
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銀行強盗チームが主人公。
あんま新しい展開のない映画でした。
それでも分かっちゃいるけどハラハラドキドキするあたし。
単純なものなんで。フフフ
ジェットコース―ターだって、分かっていても
ドキドキするもんね?そんな感じ~
それにしてもヒロインに華がなかったなぁ
ベンアフレックも、もうちょいな人という印象。
今後の活躍に期待しましょう!
( ・_ゝ・)<晴れた日には誰かが死ぬ -
銀行強盗してあんなに簡単に逃げられるのかは疑問ですが。。。
映画としてカーチェイスや銃撃戦は見ごたえあった。
銀行強盗が家業として受け継がれている街・・・一度陥ると抜け出せない輪廻。アメリカの負の部分なのか。 -
もっと深いのかと期待してたけど残念。でも、貧しい町で生まれて、犯罪に手を染めるのは当たり前、というアメリカ社会の影の切ない世界は垣間見れた。