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- / ISBN・EAN: 4988632503037
感想・レビュー・書評
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烏兎の庭 第七部 4.22.22
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto07/diary/d2204.html#0422詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
んー。なんだろ、少し置いてけぼり感がありました。「ん?」って思うところが多いというか。物語のもりあがりにあまりついていけなかった。
私にはあまりフィットしなかったかもしれない。 -
序盤のテンポ感がよい。検査中のレジのような音、堤真一がOJOのベルを何度も鳴らすときのリズムなどが印象的。
終盤の、大阪の喧騒がひとつの目印を機に静まりかえるコントラストが目玉。
大胆かつ壮大なフィクションなので転入転居が多いこの現代にありながら大阪が一枚岩になる不自然さも気にせず観るのがよい。
しかし終盤は間延びが気になる。補助金の規模と使途の話に対して大阪の男の家族観で返すなんて、論点がかみ合っていない。ふんわりお気持ちでまとめる日本TVドラマのお家芸だ。そして会談の終わり方は突飛すぎるしある意味ありきたりで芸がないと思った。説得で退いたはずなのに暴力で幕を引くとは何がしたいのか。
カットや画面上の配置にこだわりや隠喩が少ないように思われ、また聞いててわかりやすいがやや説明的すぎるセリフなどにTVドラマくささも若干感じる。唯一印象に残った堤真一の視界を遮るシーンはなんだったのか。人の出入りの話だけならそのくらいでは遮り切れていないし。
原作から旭と鳥居の性別をスイッチさせたのが少し気にかかる。どうしてもゆずれないキャスティングの構想があったのか。邪推かもしれないがおとぼけキャラを女性にしたがるジェンダー観を感じてしまう。綾瀬はるかの演技が少し苦手なので余計に目についたのかもしれない。
また、トランスジェンダーの子に対して半ば認めつつ男であることの責任を負わせる親の態度がどうも中途半端だ。
いやそもそもこの話は男系で進む。元が戦国時代由来とはいえ、どこまでも男の書いた男のためのロマンのお話でしかなく、それを活発な女性キャラクターとトランスジェンダーで現代っぽく偽装した、そんな印象がある。 -
大阪には脈々と守り続かれた秘密がある。会計検査院の3人がその秘密を調べていく。
社会派ではなく、ファンタジー映画としてみてほしい。事前にあらすじを把握していないと、あまりの突飛さに戸惑うかもしれない。 -
大坂夏の陣のあと、実は秀頼の子どもが生きて伸びていてその子孫が今の大阪にもいる。会計検査から顕わになる謎の扉。その扉から地下の部屋に行く、そこが頂点。そこまではとてもおもしろかった。が、それ以後ちょっとだれた。父子の絆とか街の愛着とかそこと結びついたのがまずかった。小松左京が同じネタを使って書いたらどうなったかなあ。
でも綾瀬はるかはじめ配役はどれもいいし生き生きした演技は楽しめた。同じ監督とのコンビの「本能寺ホテル」の方がずっとおもしろい。あちらは扉の向こうでだけで事が起こってたからかな。
2011日本
2019.8.9アマゾンプライム無料 -
大好きな小説が原作だからそれなりに楽しんで見れた!
買ってまでは見ないかなぁ。
テレビでやってたらまたぽやっとみたい。 -
いまいちでした…
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前にも見たことがある映画ですが、久しぶりにAmazonプレミアムで見て
だいぶストーリーの印象が変わりました。
ストーリーがぶっ飛んでいるけど、夢がある。
日本の中でこういう現実があったらと思うだけで楽しい。
歴史好きにはとっても共感できる映画だと思いました。 -
岡田将生はなぜいつも狂気を孕んだ人の役なのか。そして似合う。
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万城目学さんの「プリンセス・トヨトミ」が面白かったので、Amazon Primeで鑑賞しましたが、映画版では鳥居調査官が綾瀬はるかで、ゲーンズブール調査官が岡田将生と男女が入れ替わった配役で、鬼の松平の魅力も半減しており、キャストのアンバランス感、物語の簡素化等いろいろ残念でした。
鳥居はやっぱり、ちょっとむっちりした中年男性を、ゲーンズブール調査官はすらりとした息をのむようなスタイルの切れ者ハーフの女優さんをキャスティングして欲しかったです。