人生はビギナーズ [DVD]

監督 : マイク・ミルズ 
出演 : ユアン・マクレガー  クリストファー・プラマー  メラニー・ロラン  ゴラン・ヴィシュニック 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.62
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  • (5)
本棚登録 : 748
感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427653436

感想・レビュー・書評

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  • 空気感良し。映像良し。音楽良し。

    台詞は特に多くないのだけど、行動と表情で巧みに感情を表してる。出てくる人たち、みんな優しくて幸せかと思いきや不協和音が。お父さんは最高に格好良くて素敵。38歳になっても、なお胸が苦しくなるような恋をするオリヴァーがやみくもに幸せを探る姿に見てる方もぎゅーっとなりますね。特に展開はないストーリーですが、心地よく入ってきます。「you make laugh me but not funny」の言葉、すてき。

    まさにいくつになっても人生はビギナーズ!
    ジャックラッセルテリアが飼いたくなる!!

  • 生き生きしているおじいちゃんがかわいい! 若い彼氏と息子の前でチュッチュしちゃうけど無邪気でかわいい! 「恋しています」っていう雰囲気がものすごくかわいいなあ。ハルおじいちゃんを見ているだけで、ほんわかする。ハルが人生を謳歌している様子が、オリヴァーにとっては愛しくもあり、切なくもあり、心強くもあるんですよね。

    ガン宣告された父の「ゲイ・カミングアウト」後の生き方をそばに居てで見つめることで、オリヴァーは自分と父親の関係や家族のことを考え直すことになります。
    ありのままの自分をさらけ出し、明るく「余命」を過ごす父。ゲイ仲間に囲まれてパーティーをし、病室には仲間みんなが見舞いに訪れ、若い彼氏がそばにいて愛をささやき、人生を謳歌している。
    そしてそんな父親の面倒を見ることが、オリヴァー自身の存在意義にもなっていくんですね。夜になったら枕元で物語を読んだり、一緒に本屋へ行って大量の本を買ったり、かいがいしいのよ。こんな息子がほしいよ。

  • 所々入る静止画での語り(時代の説明)とかがおしゃれだったり

    パーティで寝転んで筆談するアナが可愛いかったり

    アーサーが可愛いかったり

    ひたすらアーサーが可愛い映画

  • テレビで録画して観終わるまでに3年かかった。
    良い映画なんだろうけど、単に俺が苦手なだけ…

    見始めた当時は主人公も俺も38歳だったのに、気付いたら俺だけ41歳になってた…

    ユアンマクレガーの繊細な感じ、ピッタリですな。

    メラニー・ロランが収穫。

    ワンコが可愛い。

    この手の映画は気合入れて一気に見ないと逆にしんどいな。

  • 母が死んでからゲイをカミングアウトした父を亡くした喪失感。また、夫をゲイと知りながら結婚した母の感情の屈折を目にしながら育った息子は、自身の欲望や感情を押し殺してきたせいか、感情表現が不器用で、もやもやとした毎日を送っている。そんなある日、ひとりの女性と出会うのだけれど、すんなりと関係が構築できるはずもなく……

    本作の良かったところ。
    全編にただよう、なんというか、投げやりで空虚なユーモア(とくに母の)。
    そして、樹々がとてもとても美しく撮られていること。

    退屈だったところ。
    カメラがあまり動かないところ。ローラースケートを履いてるシーンなんかもあるけれど、まったく魅力のない画面で笑ってしまった。
    この監督は映画(動画)というより、写真やイラストなんかをカット&ペーストして漫画みたくして表現するのが得意なんじゃなかろうか。映画である必要はあまりないと思った。

    とはいえ、ストーリーはあとからじわじわと心にしみてくる。その頃にはわりと疲れでぐったりしているのだが…。

  • 駄作

  • どういうベクトルにせよ、死ぬまで生き生きした人生を送るのは良い事だと思う。

  • 2017/01/01

  • 人生を満喫し最期を迎える父に対して、置いてけぼり感?羨望感?があるのか、疎外感があるのか、反感が少なくともあるのか?。。。。。 アナと会う事で融解し前に踏み出して。。 ちょっぴり難しいなぁ。
    ラストは、2人でスタートだから、清々しい気持ちになった。

    ユアン・マグレガーもメラニー・ロランも絵になるなぁ!!! ほんのりしっくりで良かった。

  • 母ジョージアが死んで5年後、75歳の父ハルがゲイだとカミングアウトした。これからはなんでもやってみると、アンディという若い恋人を作り、パーティーをし、ゲイパレードや映画観賞会やカミングアウトした政治家を支持する手紙を書く会をしたり、4年間、ガンで死ぬまでゲイ仲間に囲まれ、人生を謳歌し、楽しそうに過ごした。

    息子のオリヴァーは38歳で独身、恋人が出来ても続かない。幼い頃、両親が愛し合っていると感じられず、父のカミングアウトで結婚に納得がいかないのと、父の死を乗り越えられていないからだ。

    しかし、父は愛していたし、努力した、母も治してあげるからとプロポーズしたと言う。
    フランス人女優アナと出会い、惹かれていき、うまくいかないんじゃないかと思いながらもアナも精神が不安定な父親を持っていて、共通点があり、付き合うことになって行くが、いつものようになんだかうまくいかないまま、一度は諦めかけるも、進んで行くことを選択する。

    父の残した犬のアーサーとの会話や、どこにでも付いてくる姿や、置いてかれるときに出す悲しそうな鳴き声がほっとけずついつい家に戻って連れ歩くオリヴァーも可愛い。
    ちょっと変わった母とのやりとりも素敵。
    アナも可愛い女性だし、お父さんとアンディも良いカップル。現在と、父がカミングアウト後死ぬまでや、母との思い出を描いている。

    一人が楽だし、関係性を築いて行くことはとても大変で、でも寂しい二人が自分の中で完結しそうになりながらも、諦められない感じが良かった。

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