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- / ISBN・EAN: 4527427653436
感想・レビュー・書評
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空気感良し。映像良し。音楽良し。
台詞は特に多くないのだけど、行動と表情で巧みに感情を表してる。出てくる人たち、みんな優しくて幸せかと思いきや不協和音が。お父さんは最高に格好良くて素敵。38歳になっても、なお胸が苦しくなるような恋をするオリヴァーがやみくもに幸せを探る姿に見てる方もぎゅーっとなりますね。特に展開はないストーリーですが、心地よく入ってきます。「you make laugh me but not funny」の言葉、すてき。
まさにいくつになっても人生はビギナーズ!
ジャックラッセルテリアが飼いたくなる!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生き生きしているおじいちゃんがかわいい! 若い彼氏と息子の前でチュッチュしちゃうけど無邪気でかわいい! 「恋しています」っていう雰囲気がものすごくかわいいなあ。ハルおじいちゃんを見ているだけで、ほんわかする。ハルが人生を謳歌している様子が、オリヴァーにとっては愛しくもあり、切なくもあり、心強くもあるんですよね。
ガン宣告された父の「ゲイ・カミングアウト」後の生き方をそばに居てで見つめることで、オリヴァーは自分と父親の関係や家族のことを考え直すことになります。
ありのままの自分をさらけ出し、明るく「余命」を過ごす父。ゲイ仲間に囲まれてパーティーをし、病室には仲間みんなが見舞いに訪れ、若い彼氏がそばにいて愛をささやき、人生を謳歌している。
そしてそんな父親の面倒を見ることが、オリヴァー自身の存在意義にもなっていくんですね。夜になったら枕元で物語を読んだり、一緒に本屋へ行って大量の本を買ったり、かいがいしいのよ。こんな息子がほしいよ。 -
所々入る静止画での語り(時代の説明)とかがおしゃれだったり
パーティで寝転んで筆談するアナが可愛いかったり
アーサーが可愛いかったり
ひたすらアーサーが可愛い映画 -
母が死んでからゲイをカミングアウトした父を亡くした喪失感。また、夫をゲイと知りながら結婚した母の感情の屈折を目にしながら育った息子は、自身の欲望や感情を押し殺してきたせいか、感情表現が不器用で、もやもやとした毎日を送っている。そんなある日、ひとりの女性と出会うのだけれど、すんなりと関係が構築できるはずもなく……
本作の良かったところ。
全編にただよう、なんというか、投げやりで空虚なユーモア(とくに母の)。
そして、樹々がとてもとても美しく撮られていること。
退屈だったところ。
カメラがあまり動かないところ。ローラースケートを履いてるシーンなんかもあるけれど、まったく魅力のない画面で笑ってしまった。
この監督は映画(動画)というより、写真やイラストなんかをカット&ペーストして漫画みたくして表現するのが得意なんじゃなかろうか。映画である必要はあまりないと思った。
とはいえ、ストーリーはあとからじわじわと心にしみてくる。その頃にはわりと疲れでぐったりしているのだが…。 -
駄作
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どういうベクトルにせよ、死ぬまで生き生きした人生を送るのは良い事だと思う。
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2017/01/01