- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953042698
感想・レビュー・書評
-
人間の寂しさを描写した様な映画だった。
誰にでも何かしら依存しているものはある筈。
満たそうとして求めて、でも埋らない。
いつかいっぱいになる時はくるのだろうか。
絵は嫌らしくなくキレイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。」セックス依存症に苦しみ、堕落していく男の姿を描いた作品。マイケル・ファスベンダーが素晴らしい。キャリー・マリガンも身体張って頑張ってます。
-
ジャケットもそうだけど、ブルーのシーツが印象的。
セックス依存症の男が堕落していく話。終始AVみたいな映画だった。妹役のキャリー・マリガンもなかなか体はってますね。
性欲の解消だけを求めるか、人の愛情を求めるか、どっちにしても満たされない。 -
2013/9/30DVD
-
冒頭のシーンがとにかく印象的。
きれいなブルーのシーツのなかで横たわる男性。
生きているの?もしかして?と思わせるが、ゆっくりと表情が動き出す。
このときの彼の抜け殻のような様が映画のすべてを語っている気がする。
確かに性描写は過激だけれど、自分の身体が自分の思い通りにならない、コントロールできないという苦しさは、ひしひしと伝わってきた。
妹が現れることでそれがさらに揺さぶられて、自分のことを恐ろしくすら感じているのだろうということも。
激流のなかを必死に泳ごうとしている主人公だけれど、
ラストシーンではそれが容易ではないことがはっきりと示される。
それにしてもマイケル・ファスベンダーはすごい。よくこの役を引き受けた。
端正な顔がゆがんで、快楽と悲痛がごちゃまぜになったような表情が忘れられない。 -
固定したカメラの使いかたや静かなピアノ曲が、主人公の心情を存分に想像させる。
兄の表情も良かったけれど、妹の存在感も素晴らしい。 -
SEXなんてしたって虚しい気持ちになるだけって分かってても、それがなくては生きていけない。そんな胸が抉られるような映画ですね。悲しいくらいにしたくなるし、したって哀しい。無限地獄です。
-
モテモテじゃねえか