SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [DVD]

監督 : スティーヴ・マックイーン 
出演 : マイケル・ファスベンダー  キャリー・マリガン  ジェームズ・バッジ・デール  ルーシー・ウォルターズ  ニコール・ビヘイリー 
  • Happinet(SB)(D)
3.26
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  • (10)
本棚登録 : 496
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042698

感想・レビュー・書評

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  • 人間の寂しさを描写した様な映画だった。
    誰にでも何かしら依存しているものはある筈。
    満たそうとして求めて、でも埋らない。
    いつかいっぱいになる時はくるのだろうか。
    絵は嫌らしくなくキレイ。

  • 「愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。」セックス依存症に苦しみ、堕落していく男の姿を描いた作品。マイケル・ファスベンダーが素晴らしい。キャリー・マリガンも身体張って頑張ってます。

  • ジャケットもそうだけど、ブルーのシーツが印象的。

    セックス依存症の男が堕落していく話。終始AVみたいな映画だった。妹役のキャリー・マリガンもなかなか体はってますね。
    性欲の解消だけを求めるか、人の愛情を求めるか、どっちにしても満たされない。

  • 2013/9/30DVD

  • 「愛なら、毎晩 ティッシュにくるんで捨てている」


    ニューヨークに暮らし、仕事もスマートでソツのない独身男ブランドン(マイケル・ファスベンダー)。
    彼は、仕事以外のすべての時間をセックスに注ぎ込んでいた。中毒といっても過言ではない。行きずりの女性やプロの女性との一夜限りの情事、シャワールームやオフィスのトイレでのマスタベーション、ネットでのポルノ動画の収集……。ありとあらゆる性欲を処理する行為によって日々をやり過ごしていた。
    ところが、こうして確立されたシングルライフを過ごすブランドンのアパートに、妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。
    他者の愛を渇望し、激情の塊となって生きるシシー。人との心の繋がりを一切求めず、感情を排して生きてきたブランドン。激しく衝突する2人の想いはすれ違い、それぞれの孤独を更に深めてゆく。
    そんなある日、ブランドンの元に衝撃的な連絡が届く……。

  • 冒頭のシーンがとにかく印象的。
    きれいなブルーのシーツのなかで横たわる男性。
    生きているの?もしかして?と思わせるが、ゆっくりと表情が動き出す。
    このときの彼の抜け殻のような様が映画のすべてを語っている気がする。
    確かに性描写は過激だけれど、自分の身体が自分の思い通りにならない、コントロールできないという苦しさは、ひしひしと伝わってきた。
    妹が現れることでそれがさらに揺さぶられて、自分のことを恐ろしくすら感じているのだろうということも。
    激流のなかを必死に泳ごうとしている主人公だけれど、
    ラストシーンではそれが容易ではないことがはっきりと示される。

    それにしてもマイケル・ファスベンダーはすごい。よくこの役を引き受けた。
    端正な顔がゆがんで、快楽と悲痛がごちゃまぜになったような表情が忘れられない。

  • 固定したカメラの使いかたや静かなピアノ曲が、主人公の心情を存分に想像させる。
    兄の表情も良かったけれど、妹の存在感も素晴らしい。

  • 都会に生きる愛を諦めた男の元に、愛を諦められない妹が転がり込んでくる。2人の過去(家庭)については回想シーンもなく、会話でもまったく触れられない分、その"何か"がより浮き彫りになってくる。"諦めた"と言ったが、一見お洒落で整頓されているように見える主人公の部屋のように、心の引き出しの奥に仕舞い込んだその"何か"は常に疼いているので、忘れるように、落ち着かせるように、仕事以外の時間はほとんどを行きずりのセックス、娼婦、ポルノに費やし、そして恋愛は一切しない。やがてそれは出来なかったんだということがわかる。逆に妹はすぐに恋に落ち、すぐに相手に依存して、空回っていしまう。そんな一般的な愛に枯渇しているふたりのコントラストを、長回しによる冷ややかな映像美と、落ち着いた音楽で切り取っている。美しくて哀しい、そんな映画だ。

    最後のシーンで終始クールを通していた主人公の感情がはじめて露わになり、それこそがタイトルである"SHAME(恥)"の意味していることなんだと思うが、同じテーマ、同じラストシーンであるウディ・アレン監督『ギター弾きの恋』 http://www.amazon.co.jp/dp/B004WZ95FU に比べると、ストーリーの起伏や、モチーフの使い方に若干物足りなさを感じた。だから★3つ…と思ったが妹役のキャリー・マリガンがオールヌードで大胆な演技に挑んでいるので、「え~い、★4つ!」としてしまった僕もまた、主人公と同じ病を抱えているのかもしれない。

  • SEXなんてしたって虚しい気持ちになるだけって分かってても、それがなくては生きていけない。そんな胸が抉られるような映画ですね。悲しいくらいにしたくなるし、したって哀しい。無限地獄です。

  • モテモテじゃねえか

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