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- / ISBN・EAN: 4907953042698
感想・レビュー・書評
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性描写にはいやらしさは感じず、むしろひたすら悲しいというか痛々しい。
満たされない何かを埋めるための代償行為が依存症なんだよね。
兄妹は過酷な環境で(虐待されてたり)育ったのかもしれないと思った。
バッハの平均律(しかもグレン・グールド!)が印象的に流れていました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
贔屓のCarey Mulligan観たさに鑑賞。セックス依存症を扱い、予告編など見ると性的にかなり過激な作品のように思われたが、思いの外繊細で美しい映画だった。確かにセックスシーンはふんだんにあるものの、行為に溺れつつも満たされることのなり悲しさが色濃く扇情的な描写は見られない。Michael Fassbenderが発する悲しさ、Carey Mulliganが漂わせる危うさの表現が秀逸。兄妹の過去に拭いがたい傷があることは示唆されるものの、それが何であるかを明かすことなく、苦しむ2人の様子だけを描く語りすぎない演出は難解だが、主演の2人の演技がそれを作品として成立させている印象。どこまでも美しく描かれる映像が設定の生々しさを中和しているのも好感が持てる。特に、バーでCarey Mulliganが歌うシーンの美しさが印象的。
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こんなにセンスの良い部屋と
着こなしかつ、ハンサムな出立なのに
性に対する悩みを抱えるのは、
どこか滑稽。 -
お金でお姉さんを買ったり、職場のPCでアダルトサイトを見まくったり等、深刻な性依存症のおじさんのお話。
前半で奔放な歌手の妹が『ニューヨーク・ニューヨーク』を長々と歌うシーンがあるんだけど、これが上手くもなく妙に長くてそこで自分は力尽きました。
これ、それなりのビジュアルのおじさんだから「映画通」の人たちが好きそうな「奥深そうな」お話っぽくなるけれど、太った清潔感のない貧乏そうなおじさんだったら別ジャンルのお話になるからね。
依存の理由も同じようなものを過去に何回か映画やドラマで観た記憶があるし、小説にもよくある設定でした。
自分はこういった作品にお金と時間を割きたいタイプではないので低評価。
彼女がいなくて特に欲しいとも思わなくて、世間の評価は真面目でおとなしい青年だけど、自分の性衝動に心のどこかで悩んでいるような男性には刺さるのかもしれません。
by太郎 -
早稲田松竹にて
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セックス依存症の話。セックス依存症と聞くと自分には関係なさそうに思うかもしれないが、この作品を見ると結構切実だ。
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自分も経験ある
マリガン怖い
マリガンかわいい -
愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。
っていうキャッチコピーが秀悦すぎてぐうの音も出ないは苦笑。
キャリーマリガンのシャワーシーンで意外にお腹ぽっこりで親近感わいた。まぁ彼女は出産もしてるから仕方ないか。
透き通るほど白い肌に血の海が、苦しかった。
寂しくてどうしようもなくて苦しくてもどかしくて、狂っていて。。。新年にふさわしくない作品でどんより。観ていて疲れる作品だった。