ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : キャシー・ベイツ  エイドリアン・ブロディ  カーラ・ブルーニ  マリオン・コティヤール  レイチェル・マクアダムス  マイケル・シーン  オーウェン・ウィルソン 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.82
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感想 : 217
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111243003

感想・レビュー・書評

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  • 黄金時代のフランスの芸術家達がわんさか出てきたので、ふふっとなりました。みな魅力的に描かれていました。

    結局どの時代の人間も自分が生きている環境や場所に満足できず、美化された過去への郷愁を胸にしている、今を精一杯前向きに生きて行こう!というのがテーマですかね。

  • パリの街並みが素敵すぎる。それに設定もすんなり受け入れることができて良かった。少しは芸術に知識がないとと思わせられる映画でもある

  • 昔の時代に生まれたかった。
    できればパリの作家に。
    ボヘミアンアーティストを
    夢見るのは売れっ子脚本家。
    リアリストの婚約者と共に
    パリに観光やってきた。
    ある晩、
    一台の車に乗り込むと
    憧れの時代…
    1920年代のパリに
    タイムスリップしてしまう。

    出てくる作家や芸術家たちが
    とっても素敵。
    (登場する人物は下調べせず、
    鑑賞することをオススメする。
    観ながらこれは誰か、
    と推理するのも面白い)

    特に惚れ惚れするのは
    ヘミングウェイ。
    ああ、この眼差しで
    あの作品を書き、
    この指であの酒を傾けた…
    と容易に受け入れ
    想像できるほどセクシーだ。

    ウッディ・アレンの魔法で
    フワフワとした心地よい高揚感と
    ときめきで満たしてくれる
    素敵な作品。
    芸術家と作家たちにすっかり
    遊んでもらいました。

  • パリの街を堪能しながら、芸術家の生活をのそきみているような感覚に。「真実の愛は一時死の恐怖を遠ざける。小心は愛の無さゆえに起こるのだ。愛のあるものは勇敢に死に立ち向かう。」「作家の仕事は絶望に屈せず人間の存在の救いを見いだす。」イメージ通りなのは、芸術家が癖のある振る舞い、考えを持ちながら討論しているところ。そこがクスっっと笑えるのかも。

  • パリの街並みがキレイ!

  • タイムスリップしちゃう話なのに、
    全然SFっぽくなくて、
    明るく楽しく、
    少しレトロな雰囲気まで出ていて、
    楽しい!

    パリの街の雰囲気も、
    街の空気が伝わってくるような、
    素敵な映像だった

    夜、
    あたたかい紅茶とおやつと、
    気のおけない人と一緒に楽しくみたいな

  • ★★★★☆
    過去を見ながら未来に向かう動物
    【内容】
    ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。そんな彼がある夜、迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代だった! これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人が登場する。

    【感想】
    これは素晴らしい。ウディ・アレン作品の中でも至極の名作。第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞も納得です。
    (最高傑作は「マッチポイント」)

    人間は過去を美化する。それは当然のことだ。悪いことばかりを覚えていては生きていくのも苦しいからだ。
    当然、過去の偉人たちも人間なのだから、さらに過去を美化する。
    結局のところ人間というのは、過去に囚われながら未来に向かって生きる動物なのだ。

    パリの1日を数分間流しっぱなしにしたオープニングは勇気があるな、さすがだ。

    ピカソとかダリとかゴーギャン、ヘミングウェイにトゥエインといった、画家・作家が目白押しだったので、このへんの文化が詳しいとより面白いのであろう。

  • 事前情報無しで観てるから「え?まさかこの展開?」っていう感じで驚いたw

  • サラッと楽しく観れた。

    今の時代で踏ん張って生きていくけど…
    フィッツジェラルドには会ってみたいな。
    ゼルダにも!

  • 深夜のパリの街を歩いていたらふらっと1920年代に辿り着き、なんとなくで行ったり来たりするSF信者も裸足で逃げ出す文芸タイムスリップもの。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリ、ゴーギャンと当時の著名な美術家が多数登場するが、名前しかしらない自分にとってはそれらの人物である必然性が感じとれず。主題の「いつの時代でも昔の方がよく見える」も終盤唐突に主人公が直接口にしてしまい、時間遡行描写は雰囲気押しの文芸ノリのくせに、なんだか薄っぺらく見える。つーかそんなん2ちゃんのコピペで読んだわ。登場人物の誰にも好感が持てないのは言うまでもない。というわけで自分には見どころがわからなかった本作だが、何故か評価は高いらしい。芸術家に対する知識があれば、見方が変わるのだろうか…。

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著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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