世界で一番やさしい会議の教科書(日経BP Next ICT選書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 以前Unlimited登録本だったので読了。(今は対象では無いようでした)
    会議の終了目的を決めるところなどマクロの本質的なところや、周りから反感を得ないような実際に使えるミクロな話方まで満漢全席な一冊。
    抽象論ではなく現代の会議を改善するモノがこの本にありました。出会えてよかったです。

  • 内容自体は難しくなく読みやすい。
    この手の内容は、『フレームワークにあてはめましょう』というのをよく聞く。
    けど、フレームワークってうまく当てはめるのが難しくなかなかうまくいかずに結局何も変わらないということが多かった。
    本書はそんな内容は一切出てこず、簡単に取り組めそうかつ効果が期待できそうな内容だった。
    もちろん、言うは易く行うは難しというところだろうが実践するハードルはかなり低く継続しやすい気がする。
    ただ、最近はWeb会議が多いから少し工夫が必要かもと感じた。
    特に、スクライブはホワイトボードに書く代わりにどうするかとか。
    丁度近々、自分が主の会議があるから試してみようかと仕事のモチベーションも挙がってきました。

    何はともあれ、とてもいい本だと思います。
    同僚にぜひ薦めたいと思いました。

  • 社会人、特に会社人はぜったい読んだ方が良いです。できるだけ早い段階で。そして、残業の多い職場は全員読んだ方が良い。会議にかける時間が長すぎるのではなかろうか?

  • 榊巻亮さんの著書。
    会議を有意義に進めるのにフレームワークなんて必要ない。もっと現実に沿った会議の技術を学べる一冊。

    日本企業がやりがちなぐだぐだ会議。そんな会議に人生で費やす時間は3万時間といわれている。そんな無駄で退屈な時間を少しでも減らすために会議をスムーズに進める技術がまとめられています。この会議をスムーズに進める技術をファシリテーションといいます。

    本書ではそうしたファシリテーションの技術を物語に沿って学ぶことができます。
    物語は引っ込み思案な主人公の鈴川葵がはじめてのぐだぐだ会議に失望し、それを変えるため、ファシリテーターである父の教えを受けながら成長していくというものです。物語単体で読んでも面白い内容になっています。

    本書で紹介しているファシリテーションは多くの会議の本で紹介しているフレームワークやSWOTなどの技術ではなくサラリーマンの会議の場で使うことを想定した実践的な技術になっています。解説している技術がほかの会議の本とは別物になっています。

    例えば、本書が紹介するファシリテーションの1つに「スクライブ」があります。これは発言の内容を端折って上から順番に殴り書いていくものです。
    普通の会議の本にはフレームワークに整理して書いていくとよいと書かれていますが、実際の会議ではまず使えません。
    ただ、本書のスクライブのように上から書いていくだけであれば難易度もだいぶ下がり、それでいて文字に起こすことによる頭の整理の効能も得ることができる技術です。フレームワークのようなものを作らなくても会議をわかりやすくすることができるのだと勉強になりました。

    このような実践的なファシリテーションがいくつも解説されています。ぐだぐだ会議に人生の貴重な時間を3万時間むだにしたくない方。普段のぐだぐだ会議を何とかできないかと考えている方はぜひ読んでみてください。

    本書のキーフレーズ
    退屈な三万時間からあなたが抜け出せるかどうか。あとはあなた次第だ。健闘を。

  • 会議について学んだことがなかったため手に取ってみたが、これは非常に良書。物語の中に解説を挟みながら進んでいくのだが、物語の中で具体的にテクニックを使用している例が出てくるため理解しやすい。その補足である解説パートのちょうどいい間隔で入っており理解が深まった。すべての技術を一気に使うのは難しいので、まずは「終了条件の確認」「決まったことリスト(+期限・人)」を議事録に反映させて使用するようにしたい。それができたら「資料を黙読する時間を作る」に挑戦。他にもいろいろ書きたいことがあるが足りない。まだ再読したい。

  • 小難しいことやイージー過ぎることは書かずに、実践重視。分かりやすい。

    しかし毎回毎回「やだー」でセリフを始める昭和のOL風同僚は、なんだったのか…

  • 表紙で敬遠すべきでない本だった。漫画ではない。ストーリー形式で、若手社員が、コンサルである父の指南で、裏方的な会議ファシリテーションから始めて成長していく。 網羅的なファシリテーションの教科書は圧倒されるが本書は、発言の切り出し方。会議の終了条件を決める。板書の取り方。事前準備の勘所など、まずはここから手を付けていくべしというとこに的を絞った実践的な本。新入社員とか必読じゃね? 日本ファシリテーション協会の推薦本で第7位 https://www2.faj.or.jp/facilitation/faj/

  • ファシリテーションについて学びたいと思っていたが、初学者に最適の本であった。
    技術だけでなく、使い方までフォローしてくれているのが良い

  • 2020.6.11

  • 眠くなる会議、結局何が言いたかったのかわからない会議って本当に多い。この本は若手社員がどのように会議を改革していくかのプロセスが具体的に書いてあり、実践的な内容でした。明日やります!

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著者プロフィール

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株)
1980年生まれ。ダイワハウスに入社。08年ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズに転職。以来、計画策定を行うプラニングフェーズを中心に、建築、金融、通信、運送など幅広い業種でプロジェクトに参画。

「2020年 『ファシリテーション型業務改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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