自分の時間―――1日24時間でどう生きるか (三笠書房 電子書籍) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 忙しい日々を送っていると内省が疎かになる。
    毎朝30分と1日おきの夜の90分を使って、良書を読んで思索を深めたり、興味ある分野の研究に勤しんだりして、自分を見つめ、自らの生活信条と行動の一致を目指す生き方を勧める本。
    最初から気合いを入れず、無理なく始めるよう忠告しているところが良い。

  • 人生をより豊かにする時間の使い方を説いた本。

    イギリスを代表する作家による、自己啓発かつ時間管理の古典。

    時間の使い方ひとつで人生は大きく変化します。いかに「自分だけの時間」をつくり、その時間をどう活用するか。時間管理の原理原則が本書に書かれています。

  • いわゆる自己啓発本で、けっこう昔の本です。ぼくがこの本を読んだのも、おそらく5年以上ぶりですが、自分の生活の周辺の変化が背景となって、「1日24時間しかないんだから、そのことをちゃんと考えて、やるべきことをちゃんと考えてやれよ」というメッセージが、以前よりも深く、ぐさっと刺さりました。自分の人生をうまくコントロール出来たら、素敵ですよねえ。【2023年2月7日読了】

  • 現在の自己啓発本を読み慣れていると、癖のある表現と回りくどい言い方で、結局何が言いたいのか?と分かりにくい本だったけど、
    内容に関して言えば、昔も今も一緒であるということ。
    読んでよかったとは思える

  • 以前新書・文庫本を読み、20年ぶりにkindle版を読みました。
    古典的名作であり、最近書店で目立つところに置かれています。
    渡部氏の序文によると、1908年に雑誌に掲載されたそうです。
    時間の使い方は永遠のテーマなのだと思いました。

    渡部氏の丁寧な解説が20%ほど書かれているため、本文は短くて簡単に読めます。

    家計のやりくりの仕方を知らない者たちに対し、「あたたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりつまっている」事実を突きつけるところから始まります。
    現在では当たり前の認識となっていますが、1900年初頭の珍しい指摘だったかもしれません。
    そして、人生のすべては時間の利用の仕方次第で決まると主張しています。

    画期と情熱にあふれ、退屈きわまりない職業にさえ関心が増すようになるために薦めていることです。
    ・週に7.5時間を確保 :週6日に毎朝30分間(3時間)、週に3晩1時間半ずつ(4.5時間)
    ・思考のコントロール :朝(出勤のために)家を出たら、ひとつのことに思考を集中してみる
    ・内省 :一人で帰る通勤電車の中で、自分の生活信条と実際の行動の関係など、自分を振り返ってみる
    ・ひと晩おきの1.5時間に精神の向上になるような意義のあることを、継続してやってみる

    またポイントとして以下を説明しています。
    氏は小説で財を成したようですが、小説ではなく詩を読めというのは面白いです。
    ・原因と結果の法則 :物事の原因と結果を絶えず頭に入れておく
    ・努力して読む :思考を要する読書として小説ではなく優れた詩を読む

    さらに氏の論調も面白いです。
    私がこう言ったら、読者のあなたはこう言うだろうが。。。という展開が随所に出てきます。「あなたを念頭に置く」という、親身な説明になっています。

    簡単に読め、基本的な自己啓発書としておすすめです!
    (2023.9.17)

    ※2022.10.16購入(日替わりセール)@amazon、kindle版
     2023.9.15読書開始、2023.9.17読了

  • 【この本のお気に入り】
    ◎朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
    ↳早起きの週間はやはり素晴らしい!
    ↳早起きで生産性が3倍になった
    ↳今後も続けていきたい

    【前書き】大切な「あなただけの時間」をどうやって作り出すか?
    ◎時間は無限の富を生む、実に不思議な宝物
    ◎朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある
    【1章】この考え方が1日1日に奇跡をもたらす
    ◎時間があれば金は稼げるが、金があっても時間は買えない
    ◎あなたにはたくさんの「空白の時間」が与えられている
    【3章】1日24時間の枠を最大限に活かすには?
    ◎「もっと時間があれば…」は言い訳に過ぎない
    【4章】自分の精神/肉体を養うための「内なる1日」
    ◎頭の中に「内なる1日」をつくる
    【5章】週3の夜90分があなたの心を豊かにする
    ◎通勤時間をどう生産的に活かすか
    【6章】「情熱と活気に満ちた1週間をつくる秘訣」
    ◎毎朝の30分が自分の中に奇跡を起こす

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著者プロフィール

イギリスを代表する作家。代表作に、20世紀英国小説の最高傑作といわれる『二人の女の物語』(岩波書店)がある。

「2016年 『最強の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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